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レベル:実践

Windowsの警告|SmartScreenとSmart App Controlの違い

公開 2026-10-23更新 2026-10-23

SmartScreen は、ダウンロードされたファイルを、広く知られていて頻繁にダウンロードされるファイルのリストと突き合わせ、リストに載っていないファイルには警告を出して注意を促します。Smart App Control は、アプリの実行を制御する機能で、強制モードでは、アプリ インテリジェンス サービスに認識されるか、信頼された証明書で署名されていない限り、アプリは実行できません。

このページの目次
  1. SmartScreen と Smart App Control が調べるものを表で見る
  2. Smart App Control の評価モード・強制モード・オフ
  3. 自分の PC で Smart App Control の状態を見る
  4. アプリに署名する方法
  5. 誤検出と思うときにファイルを送る
  6. 各ページの最終更新日
  7. 次に読む
  8. 情報源

SmartScreen と Smart App Control が調べるものを表で見る

SmartScreen と Smart App Control の違い

項目SmartScreenSmart App Control
何を調べるか開いた Web ページを分析して、疑わしい動作の兆候を探します。サイトは、フィッシング詐欺サイトと悪意のあるソフトウェア サイトとして報告されているものの動的な一覧と突き合わせます。ダウンロードしたファイルは、報告されている悪意のあるソフトウェア サイトと既知の安全でないプログラムの一覧と突き合わせるほか、広く知られていて頻繁にダウンロードされるファイルの一覧とも突き合わせますWindows のコード整合性の機能に、Microsoft のアプリ インテリジェンス サービスを組み合わせ、信頼されていないコードや潜在的に危険なコードから守ります。アプリとバイナリは、安全な可能性が高い場合にのみ選択的に実行されます
評価が無いときの動き頻繁にダウンロードされるよく知られたファイルの一覧にファイルが載っていなければ、警告を出して注意を促します。評価が無い項目は、リスクの高い項目としてマークされ、警告が出ますアプリ インテリジェンス サービスが予測できない場合でも、信頼されたルート プログラムの証明機関 (CA) が発行した証明書で署名されていれば、アプリの実行を許します。マルウェア、望ましくない可能性のあるアプリ (PUA)、不明で署名の無いコードは、既定でブロックされます
署名の扱いアプリについては、ダウンロードされたプログラムと、署名に使われたデジタル署名も調べます。評価が確立している URL・ファイル・アプリ・証明書には、警告は出ません信頼されたデジタル証明書で署名されたアプリを、保護されたデバイスで実行できます。コード署名証明書は、RSA と楕円曲線暗号化 (ECC) の両方がサポートされています
表1

SmartScreen の適用対象は、Windows 11・Windows 10・Microsoft Edge です。Windows 10 のオペレーティング システムに統合された SmartScreen は、サードパーティのブラウザやメール クライアントを含むアプリが、ダウンロードして実行しようとするファイルをチェックします。ただし、保護するのはインターネット由来の悪意のあるファイルで、UNC パスや SMB/CIFS 共有を使った共有フォルダーなど、内部の場所やネットワーク共有にある悪意のあるファイルは保護しません。

ダウンロードの場面と実行の場面

ダウンロードの場面と実行の場面1ファイルをダウンロードするSmartScreen が、ダウンロードしたファイルを、頻繁にダウンロードされるよく知られたファイルの一覧と突き合わせます2アプリを実行する強制モードの Smart App Control が実行を認めるのは、アプリ インテリジェンス サービスに認識されたアプリか、信頼された証明書で署名されたアプリです
図1

Smart App Control の評価モード・強制モード・オフ

Smart App Control には、評価モードと強制モードがあります。設定の画面では、[評価] が評価モード、[オン] が強制モード、[オフ] が Smart App Control の実行されていない状態です。

Smart App Control のモードと設定の画面の表示

モード設定の画面の表示動き
評価モード[評価]Smart App Control の保護機能にデバイスが適しているかを評価します。企業ユーザーや開発者などの日常の正当な作業には、Smart App Control が動いていると相性が良くないものもあります。そのようなユーザーと判断された場合は、作業の邪魔を最小限にするため、自動的に無効にします
強制モード[オン]アプリ インテリジェンス サービスに認識されず、信頼された証明書での署名も無いアプリは、実行できません。信頼されたルート プログラムの CA が発行した証明書でコード署名されていない限り、アプリ インテリジェンス サービスが安全でないと識別したアプリとバイナリ ファイルはブロックされます
オフ[オフ]このデバイスでは動いていません
表2

自分の PC で Smart App Control の状態を見る

  1. 設定 > Windows セキュリティ > アプリとブラウザー コントロール に移動します。
  2. スマート アプリ コントロールがシステムにインストールされていれば、Smart App Control というセクションが表示されます。
  3. [オン] が選択されていれば強制モード、[評価] が選択されていれば評価モードで実行されています。[オフ] が選択されていれば、このデバイスでは実行されていません。
  4. 強制モードになると、トースト通知が表示されます。

アプリに署名する方法

アプリをビルドしたあと、Smart App Control のコンプライアンスのために署名するときは、開発者は、アプリが、信頼できるプロバイダーの発行した有効なコード署名証明書で署名されていることを確認する必要があります。署名の方法には、次のようなものがあります。

  1. 信頼されたプロバイダーからコード署名証明書を入手します。署名自体は任意の証明書でできますが、Smart App Control が考慮するのは、信頼できるプロバイダーが発行した証明書のみです。
  2. アーティファクト署名でアプリに署名します。
  3. signtool.exe でアプリに署名します。signtool.exe は、デジタル証明書でアプリに署名できるアプリで、Visual Studio に含まれています。

誤検出と思うときにファイルを送る

SmartScreen の警告またはブロックがファイルまたはアプリケーションに誤って出た疑いがある場合、または検出されないファイルにマルウェアの疑いがある場合は、分析のために、そのファイルを Microsoft に送れます。マルウェアの疑いがあるファイルや、誤って検出されたファイルは、サンプル送信ポータルで送信できます。ファイルを見つけたときに何をしていたかと、使っていた製品を詳しく伝えると、簡単な分析を完了できます。

  1. メールでは送れません。提出を受け付けるのは、サンプル提出ポータルだけです。
  2. SmartScreen の件で送るときは、[製品] のメニューで必ず [Microsoft Defender SmartScreen] を選びます。
  3. プログラムの検出に異議を唱えるときは、問題のファイルをソフトウェア開発者として送信します。
  4. 提出が最終的に決まるまで待ちます。
  5. 決定に満足できないときは、提出結果にある開発者連絡先フォームを使って Microsoft にアクセスします。Microsoft は、必要に応じて、提供された情報を使ってさらに調査します。

サインインせずにサンプルを送ることはできません。エンタープライズ顧客は、提出の優先順位を適切に設定できるよう、サインインする必要があります。サインインすると、申請を追跡できます。送信したファイルの状態は、申請履歴のページで見られます。状態は、次のいずれかで表示されます。

  • 送信済み:ファイルが受信された状態
  • 進行中:アナリストがファイルのチェックを始めた状態
  • 終了:アナリストが最終的な決定を出した状態

各ページの最終更新日

SmartScreen の概要の最終更新は 2026-04-23、Smart App Control の概要は 2026-10-08、アプリへの署名のページは 2026-09-25、ファイル送信のページは 2026-09-11 です。

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