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Steam のタグは何本まで効き、トレーラーはどんな形式で上げるのか

公開 2026-09-09更新 2026-09-09Steam(Steamworks Partner Program / Steam Direct

タグは発売前に5つ以上付ける決まりで、Steamworks は20まで付けることを勧めています。利用者に見え、露出に効くのは上位20です。トレーラーは1920×1080まで、30か60フレーム毎秒、5,000Kbps以上で上げます。

タグとトレーラーの決まり のページの中身
  1. タグは何本付けるのか
  2. タグを付ける人と、付ける場所
  3. タグの順番と重み
  4. タグが推薦と「このゲームに似ているゲーム」に効く形
  5. トレーラーの4つの区分
  6. トレーラーの仕様と、自動で作られる画像
  7. このページの情報源

タグは何本付けるのか

Valve は、発売の前にタグを5つ以上付けることを求めています。そのうえで、20まで付けることを勧めています。

タグは、遊ぶ人がそのゲームを手早く知るためだけのものではなく、そのゲームを Steam のどこに出すかを Steam が決めるためにも使われます。Steamworks は、タグが効く場所として、ジャンルと分類をたどる画面、タグを使った検索、タグにもとづく推薦の欄、ライブラリの中でタグから自動でまとまる収集を挙げています。

タグを付ける人と、付ける場所

タグは、開発者と、制限のかかっていないアカウントを持つ利用者と、Steam の管理者が、それぞれ付けられます。

開発者が付けるときは、Steamworks のタグの案内画面(Tag Wizard)を使います。ゲームの Store Presence の Edit Store Page の Basic Info の欄の、Tags の下にあります。この画面を使うには、そのゲームについて Edit App Metadata と Publish App Changes to Steam の権限が要ります。

案内画面は、いくつかの画面をたどりながらタグの組み合わせを作ります。扱う軸として、ジャンル(もっとも細かい下位ジャンルまで)、次元(2D・2.5D・3D)や視点(三人称・一人称・見下ろし・クォータービュー・横視点など)や作風(ドット絵・写実・抽象・アニメ調・かわいい・様式的・最小限など)、題材(SF・ファンタジー・宇宙・ゾンビ・吸血鬼など)と雰囲気(くつろぐ・笑える・雰囲気重視など)、そして機能(選択が結果を変える・資源管理・取引などの仕組み、物理・手続き的生成などの設計の材料、航海・採掘・ハッキングなどの行動)が挙がっています。

タグの公開は、ストアページの公開とは別の手続きです。案内画面から行うタグの公開は、保留になっているストアページの変更に影響しません。

合っていないタグが付いた場合、開発者はそのタグを外せます。案内画面をもう一度たどって外す方法と、ストアページのスクリーンショットの右にあるタグの一覧の横の「+」を押し、外したいタグに合わせて出る旗の印を押す方法があります。

タグの順番と重み

タグには重みがあり、重みの大きいタグのほうが、そのゲームの出る場所を強く決めます。

タグは、案内画面で自分が並べた順を出発点として、重みの大きい順にゲームのページに並びます。この並びは、利用者がタグを付けるにつれて変わっていきます。Steamworks は、上位5つのタグでそのゲームの姿がだいたい伝わる状態にすることと、ストアの絞り込みの一部が上位15を優先することを挙げています。

多くのタグを付けられますが、利用者に見え、ストアでの露出に使われるのは上位20です。タグのページや、似た作品をたどる画面に出るかどうかも、上位20で決まります。

案内画面には、並べ方の候補を出す機能があります。Steamworks は、これを下位ジャンルのような情報量の多いタグを上に、「indie」や「singleplayer」のような重なりの多い情報量の少ないタグを下に動かすだけの単純なものだと説明し、そのゲームが実際にどんなものかは分からないため正確とは限らないとしたうえで、出発点として使い、自分の判断で書き換えてよいと書いています。

タグが推薦と「このゲームに似ているゲーム」に効く形

Steam が利用者に作品を差し出す仕組みのいくつかは、作品どうしの近さを測る軸としてタグを使います。

ここで使われるのも上位20のタグです。Steamworks は、この場面では順番よりも、複数のタグがどれだけ重なっているかのほうが効くと説明しています。「オープンワールド」と「ファンタジー」が付いているゲームは、その2つのタグが付いたゲームを遊んだことのある人に、より出やすくなります。重なるタグが多いほど、結び付きも強くなります。

Steam の推薦の計算の一部は、付いているゲームの少ないタグを、多くのゲームに付いているタグより重く見ます。Steamworks は、「Action」のように多くのゲームに付いているタグは推薦にほとんど効かず、「Party-Based RPG」のようなタグのほうが、似た作品と結び付ける力が強いと書いています。

「このゲームに似ているゲーム」の欄も、上位20のタグを見て決まります。自分のページにどのゲームが出るか、そして自分のゲームがどのページに出るかが、ここで決まります。

タグは言語ごとに翻訳されます。英語で「RPG」のタグは、デンマーク語では「Rollespil」と表示されます。並びは変わらず、言葉だけが利用者の言語に合わせて変わります。

タグの案内画面は、Steam のゲームと DLC に使えます。体験版は、元のゲームのタグを引き継ぎます。アプリケーション・サウンドトラック・音楽・ツール・映像といったほかの種類にも、ストアページのタグの画面からタグを付けられます。

トレーラーの4つの区分

トレーラーは、ストアページの上部に出ます。

トレーラーごとに区分を選べます。区分は、ゲームのページの再生画面に、自分が付けた題名と並んで表示されます。

Steam のトレーラーで選べる4つの区分

区分Steamworks の説明
General / Cinematic多くのトレーラーがここに入る。事前に描画した映像・ロゴ・題名の画面・受賞と、限られた量のゲームプレイの組み合わせ
Teaser短い映像。作品を初めて知らせるときに出すことが多く、中身よりも題名や世界観を予告する
Gameplayほとんどがゲームプレイで、遊ぶ人の視点から、遊ぶとどうなるかを見せるもの
Interview / Dev Diary作り話ではない、対談か記録の映像
表1

トレーラーの並びは、管理の画面でつかんで動かして変えられます。有効なトレーラーのうち先頭の2本が、スクリーンショットより前に出ます。残りは、スクリーンショットの一覧のうしろに出ます。

Valve は、Steam の利用者の多くがゲームプレイを見たがっていることを挙げ、ストアページの1本目を主にゲームプレイのトレーラーにすることを強く勧めています。

トレーラーの仕様と、自動で作られる画像

トレーラーは、Store Page Admin の Trailers のタブから上げます。

手元にある中でいちばん高い解像度で、1920×1080まで、30/29.97 か 60/59.94 フレーム毎秒、高いビットレート(5,000Kbps以上)で、.mov・.wmv・.mp4 のいずれかに入れて上げます。映像は H.264、音声は AAC が優先されますが、多くの形式から変換できます。画面比は16対9が優先され、4対3も受け付けられます。音声は、変換のときに通常のステレオに落とされます。

変換に失敗する原因として最も多いのは映像の解像度です。Steamworks は、1920×1080 や 1280×720 のようによくある解像度を使うよう案内しています。次に多いのは対応していない音声の標本化周波数で、44kHz か 48kHz を使うよう書かれています。

トレーラーが変換されているあいだは、ゲームを発売できません。変換の処理は先に出した順に進みます。前に多くのトレーラーが並んでいると、終わるまでに数時間かかることがあります。並びの位置は Trailers のタブに出ます。消して出し直すと、列の最後尾に回ります。

上げたトレーラーからは、2つの画像が自動で作られます。読み込みが終わるまで再生画面に出る600×380の画像と、ストアページでそのトレーラーを表す232×130の画像です。自動で作られた画像を差し替えたい場合は、その映像の中の1コマを、1920×1080 の .jpg か .png で上げます。

言語ごとにトレーラーを分けたい場合と、特定の国だけに見せたい場合は、詳細の設定を使います。複数の言語のトレーラーがある場合、基本の映像には英語のものを設定します。国を絞るときは ISO 3166-1 alpha-2 の国コードを使います。

ストアのあちこちで使われる6秒の繰り返し映像(マイクロトレーラー)は、ストアページのいちばん最初に見える映像から Steam が自動で作ります。作り方は、映像のいくつかの場所から1秒ずつ6つの断片を取り、つなぎ合わせるというものです。この映像を自分で作り替えることはできません。

画像の寸法はSteam のストアページに必要な画像と、その寸法の一覧にまとめています。

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