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レベル:実践

ゲームのプライバシーポリシー|法律とストアが求める項目

公開 2026-10-22更新 2026-10-22

Google Play は、すべてのアプリに、Google Play Console 内でプライバシー ポリシーへのリンクを設定し、アプリ内からもアクセスできるようにするよう求めています。App Store Connect では、プライバシーポリシーへのリンクがすべてのアプリで必須です。

このページの目次
  1. 法とストアが求めること
  2. 準備から申告までの手順
  3. 集めるデータから法とストアの申告へ
  4. 期限や審査の注意
  5. 次に読む
  6. 情報源

法とストアが求めること

行き先 求められること 入力や公表の場所 出典のページ
個人情報保護委員会のガイドライン(通則編) 個人情報取扱事業者は、個人情報を取得したら、あらかじめ利用目的を公表している場合を除き、速やかに利用目的を本人に通知するか公表しなければなりません。利用目的は、できる限り具体的に特定しなければならず、「事業活動に用いるため」は具体的に特定していない事例に挙がっています。契約書や懸賞応募はがきなどの書面への記載、ユーザー入力画面への打ち込みなどの電磁的記録によって、本人から直接個人情報を取得する場合は、あらかじめ本人に利用目的を明示しなければなりません。ただし、人の生命、身体または財産の保護のために緊急に必要がある場合は、この限りではありません。利用目的を通知か公表すると本人または第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合など、法第21条第4項に挙がる場合は、通知・公表・明示の規定は適用されません。 公表に該当する事例には、たとえば、自社のホームページのトップページから1回程度の操作でたどり着ける場所への掲載があります。利用目的の明示に該当する事例には、ネットワーク上で、本人がアクセスした自社のホームページ上に利用目的を明示するか、本人の端末装置上に表示する場合があります。 個人情報保護委員会 — ガイドライン(通則編)
Google Play のプライバシー ポリシー すべてのアプリで、Google Play Console 内の所定の欄にプライバシー ポリシーのリンクを載せ、アプリ内にもリンクかテキストを載せる必要があります。ユーザーの個人情報や機密情報にアクセスしないアプリも、プライバシー ポリシーが必要です。アプリ内の開示と合わせて、データ セーフティ セクションで開示するデータに限らず、ユーザーデータにどうアクセスし、どう収集、使用、共有するかを、プライバシー ポリシーで包括的に開示する必要があります。含める情報には、たとえば、デベロッパー情報とプライバシーに関する連絡先または問い合わせを行う方法・アプリがアクセス、収集、使用、共有する個人情報や機密情報の種類と共有先・それらを安全に処理するための手順・データ保持ポリシーとデータ削除ポリシー・プライバシー ポリシーと明瞭にわかるラベル付けがあります。ユーザーデータのポリシーの「すべきこと」には、有効なプライバシー ポリシーを、アプリのストアの掲載情報とアプリ内の両方に載せることが挙がっています。 Google Play Console 内の所定の欄(リンク)と、アプリ内(リンクかテキスト)。URL は、どの国からも開けるよう、制限なく一般に公開された有効なものにし(PDF は不可)、編集できない状態にします。 Play Console ヘルプ — ユーザーデータ
Google Play のデータ セーフティ フォーム Google Play でアプリを公開するデベロッパーは全員、データ セーフティ フォームに記入する必要があります。クローズド テスト、オープンテスト、製品版テストの各トラックのアプリも対象で、内部テストトラックでのみアクティブなアプリは記入する必要がありません。ユーザーデータをどう収集、処理するかを申告し、暗号化などのセキュリティ保護対策でそのデータをどう保護するかの詳細も示す必要があります。アプリが使うサードパーティのライブラリまたは SDK を通じて収集、処理されるデータも、これに含まれます。ユーザーデータを収集しないアプリのデベロッパーも、フォームへの記入とプライバシー ポリシーのリンクの提供が必要です。 Play Console の「アプリのコンテンツ」ページにあるデータ セーフティ フォーム。入力して送信した情報は、アプリの審査プロセスの一環として Google Play が審査してから、アプリのストア掲載情報に表示されます。 Play Console ヘルプ — Google Play のデータ セーフティ セクションの情報を提供する
App Store のプライバシーポリシー プライバシーポリシーの URL は、すべてのアプリで必須です。プライバシー選択の URL は任意です。プライバシーポリシーの URL は、一般に公開されている URL です。iOS と macOS のプラットフォームには URL を、tvOS のプラットフォームにはプライバシーポリシーのテキストを入力します。URL とテキストは、アプリを提供しているすべての言語でローカライズできます。 App Store Connect の対象のアプリの App Privacy(アプリのプライバシー)にある Privacy Policy(プライバシーポリシー)の横の Edit(編集)。tvOS を含むアプリは Apple TV Privacy Policy(Apple TV のプライバシーポリシー)欄にテキストを入力します。 App Store Connect ヘルプ — Manage app privacy・Apple Developer — App Privacy Details
App Store の App プライバシーの回答 App Store で配布するアプリは、データの取り扱いを App Store Connect で説明する必要があります。自分と、アプリにコードを組み込んでいるサードパーティのパートナーの両方について、プライバシーの取り扱いの情報を含める必要があります。この情報は、新しいアプリとアプリのアップデートを App Store に提出するために必要です。 App Store Connect の対象のアプリの App Privacy。入力した内容は、App Store の製品ページに掲載されます。 App Store Connect ヘルプ — Manage app privacy・Apple Developer — App Privacy Details

準備から申告までの手順

  1. ゲームが集めるデータを書き出します。ゲーム本体が集めるデータに加えて、広告・解析などの SDK が集めるデータも含めます。Google Play では、アプリに組み込んだサードパーティのコード(サードパーティのライブラリや SDK など)がユーザーデータをどう収集、共有しているかも調べる必要があり、その状況を、データ セーフティ フォームに反映させる必要があります。App Store では、アプリにコードを組み込んでいるサードパーティのパートナーのプライバシーの取り扱いの情報も含める必要があります。Google Play の「収集」は、ユーザーのデバイス外にアプリからデータを送信することです。App Store の「collect」は、データをデバイスの外へ送信し、送信されたリクエストにリアルタイムで対応するために必要な期間より長く、開発者とサードパーティのパートナーの一方または両方がアクセスできる形にすることです。
  2. 書き出したデータを、Google のカテゴリと Apple のデータの種類に当てはめます。Google のデータ セーフティ フォームには、「位置情報」「個人情報」「財務情報」「アプリのアクティビティ」「アプリの情報、パフォーマンス」「デバイスまたはその他の ID」などのカテゴリがあります。Apple のデータの種類には、Contact Info(連絡先の情報)・Location(位置情報)・Identifiers(識別子)・Usage Data(使用状況のデータ)・Diagnostics(診断)などがあります。当てはめの例は、手順の下の表にあります。
  3. プライバシーポリシー(言葉の意味は用語辞典)を、公開の URL に置きます。Google Play のプライバシー ポリシーの URL は、制限なく一般に公開された有効なものにし(PDF は不可)、編集できない状態にします。ガイドラインの公表の事例には、自社のホームページのトップページから1回程度の操作でたどり着ける場所への掲載があります。
  4. 各ストアの画面に入力します。各ストアの仕組みの紹介は、Google Play Console と Apple Developer Program にあります。
    • Google Play:Play Console の「アプリのコンテンツ」ページで、「データ セーフティ」の「開始」を選択します。「データの収集とセキュリティ」で、開示する必要がある必須のユーザーデータの種類をアプリが収集または共有する場合は「はい」を、該当しない場合は「いいえ」を選択します。「はい」を選択した場合は、収集されたすべてのユーザーデータが転送時に暗号化されるかどうかと、データの削除をリクエストする方法をユーザーに提供しているかどうかにも、「はい」か「いいえ」で答えます。「データの種類」で、収集または共有するユーザーデータの種類をすべて選択し、「データの使用と処理」で、選んだ種類ごとに使い方と処理方法の質問に答えます。「ストアの掲載情報のプレビュー」で表示を確かめてから、「送信」を選択します。
    • App Store:対象のアプリの App Privacy で Get Started をクリックし、自分かサードパーティのパートナーがアプリからデータを集めるかどうかを答えます。集めない場合は、このアプリからデータを集めないという選択肢を選んで Save をクリックすると、以降の質問に答える必要はありません。集める場合は、データを集めるという選択肢を選び、集めるデータをすべて選んで Save をクリックし、Data Types の節で各データの種類をクリックして続きの質問に答えます。右上の Publish をクリックすると、回答が App Store の製品ページに公開されます。製品ページがまだ公開されていない場合は、公開された時点で回答も公開されます。
  5. アプリのデータの取り扱い方法が変わったら、申告を直します。
    • Google Play:アプリのデータ取り扱い方法を変更したときは、データ セーフティ セクションを更新する必要があります。
    • App Store:取り扱いが変わったら、App Store Connect で回答を更新します。回答を変えるために、アプリのアップデートを提出する必要はありません。

手順2で当てはめるときの例には、たとえば次のようなものがあります。

集めるデータの例 Google Play のデータ セーフティ App Store の App プライバシー
広告 ID 「デバイスまたはその他の ID」(Firebase インストール ID、広告 ID など) Identifiers の Device ID(デバイスの広告識別子など)
クラッシュのログ 「アプリの情報、パフォーマンス」の「クラッシュログ」(クラッシュした回数、スタック トレースなど) Diagnostics の Crash Data(クラッシュログなど)
タップやスクロールの情報 「アプリのアクティビティ」の「アプリ インタラクション」(ページへのアクセス数、撮影したスクリーンショットの数、タップした項目など) Usage Data の Product Interaction(アプリの起動、タップ、クリック、スクロールの情報、ゲームの中の保存した場所など)

集めるデータから法とストアの申告へ

集めるデータから法とストアの申告へ進む流れ

集めるデータから法とストアの申告へ進む流れ1集めるデータゲームと、組み込んだ SDK が集めるデータを書き出す2個人情報保護委員会のガイドライン個人情報を取得したら、利用目的を本人に通知するか公表する3Google Playプライバシー ポリシーのリンクと、データ セーフティ フォーム4App Storeプライバシーポリシーの URL と、App プライバシーの回答
図1

期限や審査の注意

  • Google Play:ユーザーデータを収集しないアプリのデベロッパーも、データ セーフティ フォームに記入し、プライバシー ポリシーのリンクを提供する必要があります。この場合、フォームの記入とリンクの提供で、ユーザーデータが収集、共有されないことを示せます。
  • Google Play:申告とアプリの動作が食い違っていると分かった場合、Google が違反措置などの措置を取ることがあります。フォームに書く情報をすべて持っているのは、デベロッパーだけです。
  • Google Play:データ セーフティ セクションの内容は、該当する範囲で、プライバシー ポリシーの記述と合っている必要があります。
  • Google Play:アプリで開いた WebView から集まるユーザーデータは、その WebView で配信されるコードや動作をアプリが制御している場合に、収集の対象になります。ユーザーがオープンウェブ上を WebView で移動している間のデータ収集は、申告する必要はありません。
  • App Store:App Privacy の回答は、新しいアプリとアプリのアップデートを App Store に提出するために必要です。Publish をクリックすると、回答が正確であること、App Review Guidelines と適用される法律に準拠していること、データの取り扱いが変わったら速やかに回答を更新することに同意する旨を確認するダイアログが表示されます。
  • App Store:アプリにゲームのセーブ、マルチプレイのマッチング、またはゲームプレイのロジックがある場合は、Gameplay Content を申告します。アプリに Web ビューがある場合、Web のトラフィックで集めたデータは、ユーザーがオープンなウェブを移動できるようにしている場合を除き、申告します。
  • App Store:URL とテキストは、アプリが編集可能なアプリのステータスにある場合に更新できます。URL の変更は、次のアプリのバージョンとともにリリースされます。App Privacy の質問に答えるには Account Holder・Admin・App Manager のいずれか、プライバシーポリシーの情報を入力するには Account Holder・Admin・App Manager・Marketing のいずれかの役割が必要です。

次に読む

ストアへの登録からビルドの提出、審査までの手順はスマホにゲームを出す手順にあります。

情報源

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