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レベル:入門

Freesound とは|効果音や環境音を無料で探せるサイト

公開 2026-09-06更新 2026-10-15Freesound

Freesound は、2026年10月15日の時点で737,801点の音を無料で探せるデータベースです。音ごとにクリエイティブ・コモンズのライセンスが決まっていて、できること・できないことはライセンスによって違います。

分類
音楽・効果音
日本語対応
日本語非対応
費用
無料
公式サイト
https://freesound.org/確認日 2026-09-06
このページの目次
  1. Freesound の概要
  2. Freesound の特徴
  3. Freesound の費用とライセンス
  4. 情報源

Freesound の概要

Freesound(フリーサウンド)は、効果音や環境音を探して無料でダウンロードできるデータベースです。737,801点の音が集まった協働のコレクションです(2026-10-15時点)。

音は、サイトの利用者が投稿したもので構成されています。タグや地図、ランダム再生など、複数の方法で目的の音を探せます。

Freesound は2005年に、スペイン・バルセロナの公立大学であるポンペウ・ファブラ大学の Music Technology Group で始まりました。いまも、同じ研究グループの現在と過去の研究者と学生からなる Freesound チームが、開発と運用を続けています。Phonos Foundation と大学、そして音を投稿し寄付をする利用者が支えています。音の研究機関の多くが正しいライセンスの音源を探すのに苦労していることから、研究にも使える開かれた音のデータベースを作ることも目的の1つです。

Freesound の特徴

Freesound には、効果音・環境音・録音・サンプル・電子音などの音が集まっています。Freesound は、曲そのものを共有する場ではありません。

音楽に近いものでも、ステム(曲を楽器ごとに分けた音)・ループ・リフ・アカペラの歌声・旋律・単独の楽器の演奏・許可を得たオリジナルの街頭の演奏などは置けます。その場合は、BPM・キー・コード進行などの音楽の情報を説明とタグに書きます。

投稿できる音にも決まりがあります。自分で録った音でも、市販の曲やラジオ・テレビの放送を録ったものは置けません。ゲーム・動画・アプリなどから取り出した音も、ほとんどの場合は置けません。シンセサイザーの音は、アナログ機の音ならおそらく問題ありませんが、デジタルの ROM のシンセサイザーから録ると、本体に記憶されたサンプルを録っていることがあり、それは置けません。

Freesound の使い方

音は、タグ・キーワード・似た音をたどる探し方・録音された場所の地図などから探せます。ダウンロードするには、登録して作られた自分の枠で入ったうえで、音の説明のページを開き、右側のボタンを押します。

ファイルの形式は4つです。

形式 中身
mp3 MPEG 2 の Layer III
FLAC 音を落とさずに容量を平均で半分にできる、オープンソースの圧縮の方式
Ogg Vorbis 容量を節約するために音をいくらか落とす、オープンソースの方式
AIFF・WAV 圧縮していない形式。多くの場合は変換の手順が要らず扱いやすいと考える人もいるが、容量はずっと大きい

この4つとも Audacity で開けます。

Freesound は音を大きな分類に振り分ける Broad Sound Taxonomy(BST)という体系を2025年4月に入れました。5つの上位の区分とその下の下位の区分からなり、探すとき・見て回るとき・絞り込むときに見つけやすくするためのものです。

Freesound の費用とライセンス

Freesound は、ライセンスの条件を守れば無料で利用できます。音ごとに、クリエイティブ・コモンズ(作った人の権利を保ちながら再利用を認める仕組み)のライセンスが決まっています。

運営のまとめでは、CC0(著作権を放棄した条件)の音は、商用利用も含めてほぼ自由に使え、作った人の表示も不要です。ただし、自分が作者だと名乗ることはできません。CC BY(クレジット表記を条件に自由な利用を認める条件)の音は、商用利用できますが、作った人の表示が要ります。CC BY-NC(クレジット表記を条件に非商用の利用だけを認める条件)の音は、その音を使って作ったものでお金を得ることができません。

ライセンス 商用利用 クレジット表記
CC0 できます 不要
CC BY できます 必要
CC BY-NC できません 必要

古い Freesound には Sampling+ という4つめのライセンスがありました。運営の読み方では、この音で自動車を売るような広告は作れません。クリエイティブ・コモンズがすすめるのをやめた条件ですが、音の権利は投稿した人のものなので運営が一括で変えることはできず、その人が入り直したときに新しい条件へ移してもらう形をとっています。

Freesound の音のライセンスと商用利用

ライセンス商用利用クレジット
CC0できます不要
CC BYできます必要
CC BY-NCできません必要
表1

CC BY-NCの音は商用の作品に使えません

CC BY-NC の音で、お金を得る作品を作ることはできません。

Freesound のクレジット表記

クレジットは、音の題・投稿した人の名前・ライセンスの名前に、音のページの URL を添える形で書けます。同じ人の音を複数まとめて載せるときは、その人のページの URL を添える形でも書けます。

使う音がとても多いとき、またはクレジットを載せる場所がとても少ないときは、「この作品は Freesound の多くの音を使っています。一覧はこちら」と書いて、一覧を置いたページへの URL を添える形でも書けます。自分が落とした音の一覧は、登録した枠の中の attribution list(ダウンロードした音の一覧のページ)で見られます。

Freesound の音に手を入れて新しい音として出すときは、もとの音のライセンスによって、付けられるライセンスが決まります。

もとの音 CC0 で出す CC BY で出す CC BY-NC で出す
CC0 できます できます できます
CC BY できません できます(もとの人の表示が要ります) できます(もとの人の表示が要ります)
CC BY-NC できません できません できます(もとの人の表示が要ります)

Freesound と生成AIの学習

Freesound は、生成AIの学習に使う場合の扱いを整理するため、2026年7月に、音を投稿する人が「生成AIの学習への希望」を選べる画面を入れました。その人の音すべてに、その希望が当たります。

選べる希望 中身
追加の希望なし クリエイティブ・コモンズの条件だけが当たります
オープンソースのモデルのみ クリエイティブ・コモンズの条件を守り、学習させたモデルをオープンソースのモデルとして誰でも使える形で公開する場合に限ります
非商用のオープンソースのモデルのみ 上に加えて、商用の場では学習させず、商用にも使わない場合に限ります
生成AIには使わない どの種類の生成AIの学習にも使わない、という希望です

これとは別に、人の声の録音のための印も選べます。印を付けると、その人の音のうち BST の Speech > Solo speech(1人の声が話している録音。歌は除く)の区分に入った音には、全体の希望に代わって「生成AIには使わない」が当たります。実在の人へのなりすましに悪用されうる音声を作るモデルの学習に使われないよう、希望を示すための印です。

Freesound は、ウェブクローラーによるサイトの負荷を減らし、新しい研究を進めやすくするため、AI の学習用の Data Packs(音とメタデータをまとめたデータ)を機関に提供しています。対象の機関には、大学・研究チーム・会社などが入ります。Data Packs は Freesound Data Packs Portal から落とせます。

情報源

Freesound の条件を一覧で見る

音楽・効果音の一覧に、Freesound の費用・商用利用・クレジット表記・利用報告の条件が並んでいます。

音楽・効果音

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