Meta Horizon Store とは|Meta Quest 向けの公式ストア
Meta Horizon Store は、Meta Quest などの Meta Horizon OS の機器向けにアプリを配信するストアです。配信の手順は、ビジネスの設定、アプリの準備、審査の申請、提出、公開後という順です。
- 分類
- 販売プラットフォーム
- 日本語対応
- 日本語対応
- 費用
- 記載なし
- 公式サイト
- https://developers.meta.com/horizon/確認日 2026-09-19
Meta Horizon Store の概要
Meta Horizon Store は、Meta Quest をはじめとする Meta Horizon OS の機器へアプリを配信するためのストアです。このストアへ出すまでの道筋は、開発者センターの「配布と拡大」という区画にまとまっていて、ビジネスの設定からローンチとその後までの順に並んでいます。
Meta Horizon OS 向けの開発に使えるものには、次のようなものがあります。
| 区分 | 中身 |
|---|---|
| Unity | Unity で Horizon OS 向けの MR 体験を開発できる |
| Unreal Engine | Unreal Engine で Horizon OS 向けの MR 体験を開発できる |
| ネイティブと OpenXR | OpenXR で Meta Quest 向けの独自の XR 体験を開発できる |
| Android アプリ | 既存の Android アプリを Meta Horizon OS に対応させられる |
| Meta Spatial SDK | 2D のアプリを、多くの VR の機器や MR の機器に対応させられる |
| ウェブ | Meta Quest のブラウザー向けに 2D サイト・画面ベースの 3D 体験・没入型の WebXR の内容を作れる。任意で PWA としての配布もできる |
| Immersive Web SDK | Meta Quest 用に画面ベースの没入型の 3D ウェブ体験を作り、IWER を使ってデスクトップで試せる |
MR とは
MR(複合現実)は、ユーザーの実際の物理的空間にデジタルコンテンツを融合させ、物理オブジェクトとバーチャルオブジェクトが共存してリアルタイムに相互作用する体験を作り出せるものです。MR の機能によって、アプリは物理空間にあるものを検知して使えるようになります。
OpenXR とは
OpenXR は、AR・VR の幅広い機器で動く XR アプリを作るための共通の API を示す、ライセンス料がかからないオープン標準です。OpenXR より前は、機器ごとに別々の独自のコードを用意する必要がありました。OpenXR では、1つの API でいったん作ったものを、ほかの機器へ移して最適化できます。
Meta Horizon Store で売るための条件
出すまでの手順は、次の段に分かれています。
| 段 | 内容 |
|---|---|
| ビジネスを設定する | 開発者ポリシーの概要を読み、Meta Horizon ストアのアカウントを管理する |
| アプリを準備する | データセキュリティの扱いを整え、テクニカルガイドラインを確認して審査へ申請できる形にする |
| アプリの申請と審査 | バーチャルリアリティチェック(VRC)のガイドラインを満たしているかを確かめ、パッケージングの要件に沿ってアプリをアップロードする |
| ローンチとその後 | 開発者ダッシュボードで公開前の事前公開ページを作り、公開後は分析・レビュー・見つけやすさを見る |
審査について、Meta Horizon ストア向けのアプリが配布対象として考慮されるには、少なくともバーチャルリアリティチェック(VRC)ガイドラインを満たしていなければなりません。
VRC とは
VRC(Virtual Reality Check)は、Meta が定める、VR アプリが満たすべき確認項目のことです。ストアでの配布が考慮されるための、最低限の条件です。
Meta Horizon Store の配信のしかた
ストアでの配信の形は2つあり、どちらも包括的なアプリ審査を受けます。
| 配信の形 | 中身 | 見つかる場所 |
|---|---|---|
| Meta Horizon ストア | サポートされているすべてのプラットフォームの Meta Horizon ストアの品揃えの中で見つかる。対象は VR・モバイル・ウェブ | Meta Quest |
| Link PC VR ストア | サポートされているすべてのプラットフォームの Link PC VR ストアの品揃えの中で見つかる。対象は VR・モバイル・デスクトップアプリ・ウェブ | Oculus Rift |
2024年7月31日以降、すべてのQuestアプリはMeta Horizonストアに提出することが必要です。Link PC VR ストアは旧 Rift Store にあたり、公開されたアプリは「アプリ」「ゲーム」「エンターテイメント」「先行アクセス」のいずれかの区画に入ります。
公開の配信とは別に、限られた相手にだけ配る形が3つあります。
| 限られた配り方 | 中身 |
|---|---|
| Meta Platforms Technologies キー | アプリの承認後に作れる25文字の英数字のコード。受け取った人は Meta Quest アプリの「コードを利用」にキーを入れて手に入れる。1回の申し込みで最大250個、6か月ごとに2,000個まで |
| リリースチャネル | 開発中のアプリを配るための形。Production・ALPHA・BETA・RC のチャネルにビルドを上げ、Production 以外のチャネルではテストする人のメールアドレスを登録して配る。既定の上限は200人で、チャネルの設定で2,500人まで増やせる |
| サイドローディング | ストアの外で配る形。遊ぶ側が Meta Horizon アプリの設定で「提供元不明」を有効にする必要がある。Oculus プラットフォームからの更新は届かず、Quest のホームライブラリにも出ない |
サイドローディングとは
サイドローディングは、ストアを通さずにアプリを機器へ入れる配り方のことです。この形で配ったアプリには更新が届かず、ホームライブラリにも出ません。
Production のチャネルは、アプリを審査に提出するときにだけ使用する特別なチャネルです。
Meta Horizon Store へ申請する手順
アップロードは4つの段に分かれています。
| 段 | 内容 |
|---|---|
| アプリを作る | アプリの置き場所が要るので、開発者ダッシュボードでアプリを作る |
| アプリに署名する | 審査を申請する前に、Android 証明書でリリース版に署名する |
| ビルドを上げる | アプリマニフェストを持ち、署名されたビルドをプラットフォームへ上げる |
| リリースチャネルを作る(任意) | テスト用のビルドを特定の人たちへ配るときに使う |
申請そのものは、開発者ダッシュボードでアプリを選び、アプリ詳細と料金の詳細を埋めてから「審査を申請」を押す形です。料金の詳細では、無料か有料かを選び、有料なら希望価格と現地の価格を確かめます。
公開の日取りには、2つの形があります。スケジュールリリースでは、承認されるまでリリース日を決められず、承認の通知が届いてからすぐ出すか日取りを決めるかを選びます。管理リリースでは、ダッシュボードから日取りを選べず、リリースの計画を変えるときはアカウントマネージャに連絡します。承認からリリースまでの間、遊ぶ側はアプリをウィッシュリストに入れられます。
Meta Horizon Store で使える機能
開発者が使える仕組みには、次のものがあります。
| 機能 | 中身 |
|---|---|
| 開発者ダッシュボード | 公開前の事前公開ページを作り、公開後のアプリを分析・監視する |
| 事前公開ページ | 公開前からアプリの告知を始め、コミュニティを作るために使う |
| 分析・レビュー・見つけやすさ | リリース後のアプリの状態を開発者ダッシュボードで確かめる |
| Meta Quest 開発者ハブ | 機器の管理や性能の分析ができるデスクトップの補助アプリ。ダウンロードして使う |
開発者センターには成功事例の区画もあり、さまざまな開発者の事例を読んで、最新の機能やオプション、ツールの活用方法を確認できます。
Meta Horizon Store での2Dアプリの扱い
既にある2Dアプリを Meta Horizon ストアへ出す道もあります。2Dアプリと没入型のアプリは同じ手順で扱われますが、3つの違いがあります。
| 違い | 内容 |
|---|---|
| VRC の範囲 | 2DアプリのVRCは、バーチャルリアリティチェック(VRC)の一部である |
| 使えない権限 | 現在、Quest の機器では、正確な位置情報や電話機能など、スマートフォンでは一般的な機能の一部に対応していない。アプリがこれらの権限を求めると、外すまで自動的に拒否される |
| 広告 | アプリ内広告があるときは、公開の前にアプリ内広告の自己認証を済ませる。広告があると示すと、ストアのアプリ情報ページに「広告が含まれています」の札が出る |
申請に出す画像には、開発者ダッシュボードの3つの仕組みがあります。寸法に合わない画像を切り抜く「トリミングツール」、前に上げた画像を別の用途で使い回す「アセットライブラリ」、足りない寸法を埋めるように画像を広げる「AIで拡張する」の3つです。AIで拡張した結果が、開発者自身の品質基準に適合し、アプリを正確に表現しているかを確かめるのは、開発者です。
情報源
- Meta Horizon開発者センター(開発に使えるもの・成功事例)https://developers.meta.com/vr/確認日 2026-10-16
- アプリの配布 — Meta Horizon OS Developers(配信の手順・VRC・開発者ダッシュボード・開発者ハブ)https://developers.meta.com/vr/distribute/確認日 2026-10-08
- 配信オプション — Meta Horizon OS Developers(2つのストア・キー・リリースチャネル・サイドローディング)https://developers.meta.com/vr/policy/distribution-options/確認日 2026-10-08
- アプリの申請 — Meta Horizon OS Developers(アップロードの段・料金の詳細・公開の日取り・2Dアプリ・画像の仕組み)https://developers.meta.com/vr/resources/publish-submit/確認日 2026-10-08
- Meta Quest VRCチェックのガイドライン — Meta Horizon OS Developers(配布対象として考慮される条件)https://developers.meta.com/vr/resources/publish-quest-req/確認日 2026-10-08
- 発見しよう 複合現実(MR)とは — Meta Horizon OS Developers(MR の説明)https://developers.meta.com/vr/discover/mixed-reality-intro/確認日 2026-10-08
- OpenXR — Khronos Group(OpenXR の説明)https://www.khronos.org/openxr/確認日 2026-10-08