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レベル:実践

GOG とは|コピー制限なし(DRMフリー)のPCストア

公開 2026-09-07更新 2026-09-18GOG

GOG は、DRM(コピー制限の技術)を使わずにPCゲームを配信するデジタル配信プラットフォームです。

分類
販売プラットフォーム
日本語対応
日本語一部対応
費用
手数料30%
公式サイト
https://www.gog.com確認日 2026-09-18
このページの目次
  1. GOG の概要
  2. GOG で売るための条件
  3. GOG に出すまでの流れ
  4. GOG の Developer Portal でできること
  5. GOG の開発中の版(Early Access)の扱い
  6. GOG で使える機能
  7. 情報源

GOG の概要

GOG(ジーオージー)は、ポーランドのGOG sp. z o.o.が運営する、PC向けのデジタル配信プラットフォームです。公式サイトには、選び抜いたゲームを扱う店であること、購入した物は自分の所有物であるべきという考えを大事にしていることが書かれています。

販売する作品はDRM(コピー制限の技術)を使わずに配信され、オプションのクライアントアプリ「GOG Galaxy」も用意されています。開発者はゲームを提出して申請できます。

開発者向けドキュメントは、GOG GALAXY のクライアントを、GOG.com の店と自分の持っているゲームの棚を見るためのデスクトップのアプリとしています。2.0 の版からは、開発者が何もしなくても、ほかの配信の場で買ったゲームの棚をまとめて1つの画面で扱えるようになりました。友だち・実績・記録も1つのアプリにまとまります。

GOG で売るための条件

GOG で作品を出すには、公式サイトからゲームを提出して申請します。開発者向けドキュメントは、始めるときに要るものとして次の5つを挙げています。

要るもの 内容
GOG のアカウント GOG.com で作ります
GOG GALAXY のクライアント GOG GALAXY のページから入れます
GOG Developer Portal への参加 まだ契約していない場合は、ゲームを審査に出します。すでに契約がある場合は、担当者に参加を頼みます
ゲームのライセンス Developer Portal にログインすると、その口座に割り当てられたゲームとDLCのライセンスが渡されます
Build Creator または Pipeline Builder ビルドを作って上げるためのツールです

Developer Portal への参加が認められると招待のメールが届き、その中のリンクを開くと GOG のアカウントが会社の口座に結び付きます。

手数料や入金の条件は、GOGの公式サイトでご確認ください。

GOG に出すまでの流れ

開発者向けドキュメントは、公開までを4つの段、公開のあとを2つの段に分けています。

段 何をするか
1 Essentials Checklist で準備を整えます
2 GOG GALAXY SDK を組み込みます(C# の見本、Steam からの移植の案内、SDK Wrapper の案内があります)
3 Build Creator または Pipeline Builder でビルドを作ります
4 ビルドを届け(Build Delivery)、試します(Quality Assurance)。Linux 向けは別の進め方になります
5(公開のあと) 更新・DLC・追加の配布物を扱います
6(公開のあと) 自分のサイトや交流の場に GOG へのリンクを置きます(GOG Store Widget が用意されています)

ビルドを届けるときは、まず自分で試した版(Release Candidate)を Staging などの公開前の枝へ上げ、GOG 側の確認に出します。公式ドキュメントは、公開の3〜5日前までに出すことを求めています。

GOG の確認(Quality Assurance)で見られること

上げたビルドは、GOG の確認の担当が試します。公式ドキュメントは、見るところを2つ挙げています。大きな不具合や強制終了が無いことと、DRM が入っていないことです。GOG のゲームは、すべて、つながっていない状態でも GALAXY のクライアントなしでも遊べなければならない、と書かれています。

出したものが Release Candidate でない場合(試しの版や先行の版のとき)は、基本の確認だけが行われます。細かい確認は Release Candidate に対して行われます。見つかったことは担当から知らされ、確認の所見と記録が添えられます。

公式ドキュメントは、よく起きることとして次の2つを挙げています。

よく起きること 決まり
ほかの店への言及やリンク GOG へ上げるもの(本編・体験版・追加の販売物)には、ほかの店への言及もリンクも入れてはいけません。作り手自身の公式サイトや交流の場へのリンクは歓迎されます
コピー制限 SDK を入れていても、何も入れていない版でも、DRM が無いことが必須です。入れる・写す・使い始めるときに技術的な制限がかからず、1人で遊ぶ部分は GOG GALAXY を使わない人でも動くことを指します

GOG の離線用の導入ファイル

つながっていない状態で入れるための導入ファイル(控えの導入ファイル)は、Master の枝へビルドを公開したあとに GOG 側で自動で作られます。作って配るまでに順番待ちがあるため、公開から棚に並ぶまでに数時間かかることがあります。

これは、発売したあとに更新したビルドの話です。発売の日については、Release Candidate を確認のために受け取った時点で作り始めるので、Master の枝への公開と同時に離線用の導入ファイルも並ぶとされています。

GOG の Developer Portal でできること

公式ドキュメントは、GOG Developer Portal を、Windows・macOS・Linux 向けのビルドと更新を管理し、SDK の機能を組み込むための司令室としています。

画面 できること
News Developer Portal そのものの変更(新しい機能・改良・修正)の知らせ
GOG GALAXY Components Build Creator・見本のゲーム・ゲーム内の重ね表示・Pipeline Builder・SDK・Unreal Engine 4 向けの拡張の案内と配布
Games その口座にあるすべての製品と製品の番号。ランキング・実績・記録・SDK の合い言葉・追加の販売物・ビルドと枝・利用者の権限を管理します
Support 資料を読み、問い合わせを出します
Users 利用者の管理、招待、ライセンスの割り当て

Master の枝へビルドと更新を公開できるのは、この Developer Portal の Builds & branches の画面だけです。Build Creator からは公開できません。自分の枝(Beta など)を作るのも、この画面です。

1つの利用者の口座が複数の会社の口座に結び付いている場合は、利用者の名前の隣で切り替えられます。

GOG の開発中の版(Early Access)の扱い

公式ドキュメントは、GOG の Early Access を、まだ完成していないが出せる状態のゲームとしています。ふつうの製品と大きくは変わりませんが、違いがいくつかあります。

違い 内容
画面の表示 店のページに橙色の帯が付き、利用者の棚のカードに「Early Access」の札が出ます
情報を伝える場 副掲示板に「Early Access FAQ」の話題が固定され、作り手はそこで中身とこれからの予定を伝えられます
返金 購入から30日のあいだ、理由を問わず返金できます
そのほか 店のページに要る素材と情報、ビルドの作り方、確認の進め方は、完成した製品と同じです

開発中の版を出したい場合は、GOG の事業開発の担当に連絡します。まだ契約していない場合は、ふつうの始め方と同じ手順になります。

GOG で使える機能

GOG では、DRMフリーでの配信のほか、オプションのクライアントアプリ「GOG Galaxy」、旧作を遊べる状態で残す「GOG Preservation Program」といった取り組みがあります。

開発者向けには GOG GALAXY SDK が用意されています。公式ドキュメントが挙げている機能は次のとおりです。

機能 何ができるか
認証 GOG の利用者を、ほかのサービスと結び付けて認証します(OpenID にも対応します)
統計と実績 数値の記録と実績を扱います。Steam の VDF ファイルから実績を取り込めます
ランキング 順位の表を作ります
マルチプレイ 友だち・チャット・クロスプレイ・部屋(ロビー)・通信を扱います
ストレージ データを預けます
DLC の検出 追加の販売物を見つけます

ビルドを上げるツールは2つあります。画面で操作する Build Creator と、自動のビルドの流れに組み込むための Pipeline Builder(コマンドライン)です。

情報源

GOG の仕組みを詳しく1本

GOG のページに出た言葉

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