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レベル:実践

Steam のコミュニティハブを管理する手順|掲示板・通報・モデレーター

公開 2026-10-21更新 2026-10-21Steam(Steamworks Partner Program / Steam Direct)

Steam コミュニティハブには、アートワークや掲示板などのセクションがあります。報告された問題は Steam モデレーターが解決しますが、開発側でもキュレーションやより細かなモデレーションを実施できます。

このページの目次
  1. コミュニティハブとモデレーションの担い手
  2. プレイヤーからの通報
  3. 掲示板のモデレーションツール
  4. スクリーンショット・動画・ワークショップアイテムのモデレーション
  5. レビューへのフラグ付けと返答
  6. モデレーターを足す
  7. イベントとお知らせのレビュー
  8. 情報源

コミュニティハブとモデレーションの担い手

Steam コミュニティハブには、ファンやプレイヤーが作成したコンテンツが集まっています。アートワークや掲示板など、各ハブにはさまざまなセクションが用意されています。Steam モデレーターは、コンテンツハブ内で報告された問題を解決しますが、開発側でキュレーションやより細かなモデレーションを実施できます。

Steam コミュニティ内のさまざまなエリアは、Valve の公式スタッフ、コミュニティモデレーター、ゲーム開発者やパブリッシャーの代表者が共同で管理しています。

プレイヤーからの通報

コミュニティのメンバーは、製品の Steam 掲示板の荒らしやスパムを特定できるように、問題のある投稿とスレッドを通報できます。掲示板ハブの右側にはサブ掲示板があり、その中に「通報された投稿」というスレッドがあります。このセクションには、通報されたすべての投稿が、プレイヤーが入力した通報理由と合わせて表示されます。

デフォルトでは、通報されたコンテンツは Valve のモデレーションスタッフがルールとガイドラインに基づいて審査し、問題を解決します。何度もルールに違反したプレイヤーは、コミュニティへの参加が一時的に制限されます。

Valve によるモデレーションを使わずに自分で運営したい場合は、Steamworks のアプリの設定からオプトアウトします。設定のページは partner.steamgames.com/apps/community/<appID> で、<appID> の箇所にアプリの appID を入れます。

通報された投稿を表示すると、右側の列に「解決済みとマークする」のリンクがあります。投稿に対して何らかの行動をとった場合や、通報内容が妥当ではないと判断した場合に、通報のステータスを解決済みにすると、モデレーターや管理者に問題が処理済みであることを知らせられます。

掲示板のモデレーションツール

投稿にマウスを合わせると、その投稿に関するオプションが表示されます。ページの右側にある「モデレーターツールパネル」には、スレッド全体を管理する幅広いオプションがあります。

サブフォーラムの設定

コミュニティハブの公開に伴い、デフォルトで3つのフォーラムが作成されます。

  • 総合掲示板:掲示板ハブのランディングページであり、メインのフォーラムです。
  • トレード:プレイヤーがメインのフォーラムを荒らすことなく、トレードオファーとリクエストに関して投稿できる専用フォーラムです。
  • 通報された投稿:モデレーターと開発者が、コミュニティより通報のあったコンテンツをレビューするための非公開フォーラムです。

サブフォーラムの追加・削除と、既存のサブフォーラムのカスタマイズができます。カスタマイズできるのは、次のオプションです。

  • 名前:サブフォーラムの名前
  • 公開設定:各サブフォーラムとその中のコンテンツの公開範囲の管理
  • 投稿権限:既存のスレッドへの投稿や新規スレッドの作成を行う権限の管理

このセクションを編集するには、アカウント上に該当アプリの「アプリのメタデータ編集」権限が必要です。

スレッドや投稿の削除・ロック・統合

ハブの掲示板で特定のスレッドや投稿を直接クリックすると、ピン留め、削除、ロック、別の掲示板への移動などができます。

スレッドを統合すると、同じテーマに関する複数の議論を1つにまとめられます。同じバグを報告するスレッドが複数ある場合や、同じ質問が別々のスレッドで行われている場合には、統合することで、プレイヤーに一括で返答できるほか、よく似た経験をしているプレイヤー同士が議論を深められます。統合のオプションには、次のようなものがあります。

  • メガスレッドを作成:1つのトピックに関してスレッドの新規作成が極端に多いときのオプションです。「メガスレッド-フィードバック/バグ/トピックなど」のようなタイトルの新しいスレッドをチームで作成し、スレッドの説明で、関連トピックはそのスレッド内に投稿してほしいという旨と、そのトピックに関する他のスレッドは閉じられるという旨をプレイヤーに伝えます。
  • 既存のスレッドに統合:1つのトピックに関するスレッドが少ないときのオプションです。

スレッドにピン留めをすると、そのスレッドは常に掲示板の上部に表示されます。開発チームがスレッドを持ち、掲示板に入ってくるプレイヤー全員の目に留めたい情報を共有するときに使えます。プレイヤーが作ったスレッドもピン留めできます。ピン留めしたスレッドの目的によって、ピン留め後にもプレイヤーからのコメントを受け付けるか、コメント不可にするかを決められます。

スレッドに回答済みマークを付けると、選択した投稿が青色に強調表示されて、スレッドの最上部に貼り付けられます。青色は、投稿者の元のトピックに対する回答であることを示します。スレッドがロックされていない場合は、スレッドの作成者もこのオプションを利用できます。

モデレーターツールパネルを開くと、複数のアクションを複数のスレッドに同時に適用する一括アクションを使えます。スレッドを移動したりまとめたりするときに使えます。

警告・禁止・メッセージ

コミュニティに有害な投稿や行動をするプレイヤーに対して、モデレーターにはいくつかのオプションが用意されています。オプションは、投稿やスレッド内のプレイヤー名の横にあるドロップダウンメニューから利用できます。

  • プライベートメッセージ(PM):掲示板ハブでプレイヤーとコミュニケーションをとるためのツールです。
  • 警告:警告理由は、事前に用意されたメッセージの中から選択できます。既存のメッセージは自動的にプレイヤーの Steam 設定言語に翻訳されます。警告理由はカスタマイズできますが、その場合は自動翻訳されません。
  • 禁止:禁止の理由の説明は、当該プレイヤーとモデレーターに公開されます。禁止されたアカウントは、製品のコミュニティハブでの交流ができなくなります。これには新規スレッドの作成と既存スレッドへの投稿が含まれます。禁止アカウントからは、スクリーンショットやアートワーク、ガイド、ワークショップアイテムなどのユーザー生成コンテンツをハブにアップロードすることもできません。

スクリーンショット・動画・ワークショップアイテムのモデレーション

適切な権限のある管理者とモデレーターのために、スクリーンショット、動画、ワークショップアイテムのモデレーション用ツールが用意されています。

  • 適合性なしとして非表示にする:ゲームハブとコンテンツの関連付けを解除するときのオプションです。所有者のアップロード権限やコンテンツに影響することなく、ハブ/ゲームからコンテンツを削除します。ワークショップアイテムを除いて、この行動はプレイヤーに通知されません。ワークショップアイテムでは、ハブとアイテムの関連性が解除され、ゲームで利用できなくなったことが所有者に通知されます。
  • 不適切として非表示にする:極端な暴力や性的コンテンツを見たくないと設定中のプレイヤーに対して、コンテンツを非表示にします。プレビューにぼかしをかけ、年齢ゲート認証なしでプレイヤーにコンテンツを見せることはありません。
  • アイテムの禁止:Steam 利用規約に違反するアイテムに適用します。たとえば、人を不快にさせるコンテンツ(人種差別など)・ポルノ・盗まれたワークショップアイテムなどです。該当するプレイヤーには、アイテムが禁止され本人以外には見えなくなった旨を伝えるメールが送付されます。
  • 通報のクリア:「適合性なしとして非表示にする」「不適切として非表示にする」「アイテムの禁止」のどれにもあてはまらない通報に対する操作です。検索キャッシュの更新時に、リストから対象アイテムが削除されます。

アイテム(スクリーンショット、動画、アートワークなど)を禁止するには、コミュニティハブでアイテムを閲覧中に、アイテムのモーダル(ポップアップ)ビューや詳細ページからアクションを実行します。ワークショップアイテムの詳細ページの右側の列には「管理」セクションがあり、特定のワークショップアイテムを管理するためのユーティリティ(禁止、レポートの閲覧、タグのアップデート、統計データの表示など)が用意されています。

レビューへのフラグ付けと返答

レビューのフラグ付けと、「開発元として返答する」は、レビューの「おすすめ」または「おすすめしません」と書かれた見出し部分をクリックして詳細を開き、右の列にあるオレンジ色の「モデレーター管理」セクションから行います。詳しくはSteam のレビューの決まりにあります。

モデレーターを足す

Steamworks パートナーは、コミュニティハブに投稿されたコメントや掲示板、ユーザー生成コンテンツのモデレーションを行うために、コミュニティメンバーを昇格し、開発チームのメンバーを追加できます。Steam コミュニティ内のコンテンツに対するモデレーション権限があるアカウントには、ゲームやソフトウェアの Steam コミュニティハブ画面の一番右に「管理」タブが表示されます。

ユーザーに付与された権限が Steam コミュニティ内で適用されるまで、1時間程度かかることがあります。

コミュニティメンバーをモデレーターにする

アプリケーションのコミュニティ内の信頼できるメンバーには、「モデレーター」や「上級メンバー」というステータスを付与して、コンテンツのモデレーションに協力してもらえます。2つのレベルには、steamcommunity.com/ogg/<appID>/permissionsEdit にアクセスすることで、異なる権限を付与できます。<appID> の箇所に App ID を入れます。

昇格の手順は次のとおりです。

  1. 対象ユーザーに、ストアページからゲームをフォローして公式ゲームハブに参加してもらいます。
  2. 参加ユーザーの名前の横に表示される星をクリックして、「モデレーター」や「上級メンバー」のレベルに昇格させます。

レベルに応じて、「モデレーター」と「上級メンバー」には、コミュニティハブ内で異なる権限が付与されます。その内容は、グループ権限ページにおける設定に基づきます。「上級メンバー」レベルのユーザーは、スクリーンショット、動画、ワークショップ提出物などのアイテムを禁止できます。

ハブ内では、「モデレーター」のステータスを持つコミュニティメンバーの名前はオレンジ色で表示され、名前の横に銀色の星マークが付きます。「上級メンバー」のステータスを持つコミュニティメンバーの名前は金色で表示され、名前の横に金色の星マークが付きます。

開発チームのメンバーを足す

開発チームのメンバーは、Steamworks のパートナーアカウントに追加して、コンテンツのモデレーション権限を付与できます。

  1. 「ユーザーおよび権限の管理」ページから、ユーザーをパートナーアカウントに追加します。
  2. モデレーション権限を付与したいアプリケーションが含まれるグループに、そのユーザーを追加します。

追加されたユーザーには、「アプリのメタデータの編集」「アプリのマーケティングデータの編集」などの権限レベルが最低でも1つ必要です。すべての権限は、ユーザーにコミュニティ内の「上級」レベル権限を付与します。また、「アプリのメタデータ編集」権限は、コミュニティのグループプロフィール、メンバーリスト、禁止、グループ権限を管理する権限も付与します。ユーザーをパートナーアカウントに追加してグループに入れる操作は、Steamworks のパートナーアカウントの既存の管理者であれば誰でも実行できます。管理者の権限があるユーザーには、Steamworks のホームの上部のナビゲーションに「ユーザーおよび権限」というメニューアイテムが表示されます。

Steamworks のユーザーとグループの権限の全体は、Steamworks にチームの人を招く手順にあります。

ユーザーをパートナーアカウントの一員にしたあと、「グループの管理」で権限を編集すると、アプリまたはグループの「エコノミー/ワークショップサポート」権限を付与できます。このレベルのユーザーは、基本的なコメントのモデレーションに加えて、スクリーンショット、動画、アートワーク、ワークショップファイルなどのアイテムに「禁止」や「不適合」などのマークを付けられます。共有ファイルのタグの編集もできます。

ハブ内の掲示板やコメントでは、開発者の名前が緑色で表示され、黄色い「開発者」タグが付きます。

グローバルモデレーター

Valve は、信頼できるコミュニティメンバーを、Steam コミュニティ全体の「グローバルモデレーター」に昇格させることがあります。グローバルモデレーターは、掲示板やコメントでオレンジ色で表示され、銀色の星が付きます。

イベントとお知らせのレビュー

イベントやお知らせの初投稿時や更新時には、Valve モデレーターによる定型的な簡易レビューが行われます。レビュー完了が確認されるまで、投稿は Steam ライブラリ(ライブラリのホームページやゲームのライブラリ詳細ページなど)には表示されません。

レビューにかかる時間は通常1時間程度で、多くの投稿は30分以内に完了します。Valve モデレーターは、レビューで、イベントの分類の妥当性や、必要な大人向けコンテンツ設定が正しく適用されていることを確認します。

投稿内容を編集すると、再びモデレーションキューに入ります。イベントとお知らせの書き方と出る場所は、開発日記(devlog)の書き方と、出す場所にあります。

情報源

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