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レベル:実践

Unity 公式の AI プラグインを Claude Code で使う|入れ方とできること

公開 2026-10-09更新 2026-10-17Claude Code

Unity の公式プラグインは、Claude Code の中でマーケットプレイスを追加してから unity@unity-agent-plugin を入れて使います。対象は Unity 6.0 以降です。

このページの目次
  1. 用意するもの
  2. 1. Unity の公式プラグインを Claude Code に入れる
  3. 2. 動いている Editor を操作するために Unity CLI を入れる
  4. 3. 入れたあと Claude Code からできること
  5. 4. Unity のエディタの中から Claude Code を使う(AI gateway)
  6. 5. 以前の MCP サーバーは非推奨になっている
  7. 6. 費用と状態
  8. 情報源

用意するもの

Unity が出している、Claude Code とつなぐ公式のものには、次があります。Unity の公式プラグインは、Claude Code のほかに、Codex と Grok にも対応しています。

  • Unity の公式プラグイン:Unity のスキル(作業ごとの手引き)を Claude Code に足します。Unity のアセットストアのプラグインやパッケージではなく、Package Manager からは入れられません。
  • Unity CLI:ターミナルから Unity を操作するコマンドです。Unity Pipeline パッケージを入れると、開いている Editor を動かせます。
  • AI gateway:Unity のエディタ内の Assistant の画面から、Claude Code などを呼び出します。

Unity は、エディタ内の AI アシスタント・AI gateway・MCP サーバー・公式プラグイン・CLI をまとめて「Unity's AI tools」と呼び、以前の「Unity AI」という名前はやめました。

Claude Code には、プラグインを入れるための /plugin のコマンドが要ります。Unity は 6.0 以降が対象で、Unity CLI で動いている Editor を操作するときも Unity 6.0 LTS 以降が条件です。Unity CLI は、Windows 10 21H1 以降、macOS 14 以降、Linux(RHEL 9 と Ubuntu 22.04 以降で glibc 2.34 以降)に対応しています。Unity Hub を使っていれば、Hub が Unity CLI を自動で入れます。Editor の操作には Unity のアカウントでのサインインも要ります。Claude Code は Claude Code、Unity は Unity のページに説明があります。

Unity CLI は実験的な段階のツールで、1.0.0-beta.13 は 2026年10月7日に公開された版です。Unity の AI tools はベータ版です。

1. Unity の公式プラグインを Claude Code に入れる

Claude Code の中で、次の2つを順に入力します。

/plugin marketplace add Unity-Technologies/unity-agent-plugin
/plugin install unity@unity-agent-plugin

入れるときに、Claude Code が範囲(スコープ)を聞きます。User scope は自分のすべてのプロジェクトで、Project scope はそのリポジトリで作業する全員で、Local scope は自分だけがそのリポジトリの中でだけ、プラグインを使う範囲です。

ターミナルから入れると範囲の質問は出ず、指定しなければ User scope になります。範囲を指定するときは、次のようにします。

claude plugin marketplace add Unity-Technologies/unity-agent-plugin
claude plugin install unity@unity-agent-plugin --scope local

ターミナルで入れたプラグインは、次に Claude Code を起動したときか、開いているセッションで /reload-plugins を実行したときに読み込まれます。

Claude のデスクトップアプリから入れるには、次のように進みます。

  1. Claude のデスクトップアプリを開きます。
  2. Plugins の項目で Browse を選びます。
  3. Unity を検索します。
  4. 見つからないときは、Add、Add marketplace の順に選び、https://github.com/Unity-Technologies/unity-agent-plugin を入れて Sync を選びます。
  5. Install(+)を選びます。

入っているかを確かめるには、/unity: と入力します。Unity のプラグインのスキルがスラッシュメニューに並びます。/plugin を実行すると、unity が入っていて有効になっていることが分かります。

更新は、セッションの開始後に Claude Code が背景で行い、更新があると /reload-plugins を実行するように案内が出ます。自動更新は、Anthropic の公式のマーケットプレイスでは既定でオン、サードパーティのマーケットプレイスでは既定でオフです。今すぐ更新するには、次を実行します。

/plugin marketplace update unity-agent-plugin

/plugin が認識されないときは、Claude Code の版が古いか、環境で /plugin が使えません。ターミナルで次のコマンドを実行して版を確かめ、Claude Code を更新し、ターミナルを開き直して claude を実行します。

claude --version

VS Code の Claude の拡張機能では /plugin のコマンドは使えず、/plugins でプラグインの管理の画面を開いて、そこから入れます。入れたあとにスキルが出ないときは、プラグインのキャッシュ(~/.claude/plugins/cache)を消し、Claude Code を再起動して入れ直します。デスクトップアプリで「marketplace not found」と出るときは、先にマーケットプレイスを追加してから入れ直します。

Grok に同じプラグインを入れる

同じプラグインは Grok にも入れられます。ターミナルで次を実行します。

grok plugin install Unity-Technologies/unity-agent-plugin --trust

Grok は、リポジトリから何かを入れる前に、明示的な信頼の確認を求めます。コマンドの末尾の指定が、入れることに同意する印です。Grok Build では、/marketplace を開いて Unity を検索し、i を押す入れ方もあります。

入っているかは、次の方法で確かめます。

  • / を入力すると、スキルがスラッシュメニューに並びます。Grok はふだんスキルの名前だけを使い、ほかに入れたスキルと名前が重なるときに、/unity:ui-uitk のようにプラグイン名を付けた形に切り替えます。
  • grok plugin list を実行すると、unity が入っていて有効になっていることが分かります。
  • grok plugin details unity を実行すると、プラグインが何を提供するかが出ます。

更新と削除は、次のコマンドです。

grok plugin update unity
grok plugin remove unity

Grok に入れた場合の、スキルが扱う分野と頼み方は第3節にあります。

2. 動いている Editor を操作するために Unity CLI を入れる

プラグインのスキルの多くは、開いている Unity の Editor を Unity CLI 経由で直接操作します。ゲームオブジェクトを作る、インポートの設定を変える、Editor の中で C# を実行して結果を確かめる、といった作業です。作業に Unity CLI が要るときは、エージェントが Unity CLI が入っているかを確かめ、Unity CLI と、Editor と通信するための小さな Unity のパッケージを入れることができます。

自分で入れるときは、ターミナルで次を実行します。Windows では PowerShell を使います。

curl -fsSL https://unity.com/install.sh | bash
irm https://unity.com/install.ps1 | iex

上が macOS と Linux、下が Windows(PowerShell)です。入ったことは、次のコマンドで版が出れば分かります。コマンドが見つからないときは、入れた場所を PATH に加えるか、ターミナルを開き直します。

unity --version

macOS と Linux の Homebrew、Windows の winget でも入れられます。

brew install --cask unity-cli
winget install Unity.CLI

続けて、Editor とつなぐための Unity Pipeline パッケージを入れます。

  1. Unity CLI を入れたあとにターミナルを開き直し、Editor でプロジェクトを開きます。
  2. ターミナル(macOS)か PowerShell(Windows)で unity auth login を実行してサインインします。
  3. unity pipeline install を実行します。既定では、カレントディレクトリか、動いている Editor が対象です。
  4. Editor に戻り、プロジェクトが新しいパッケージで再コンパイルされるのを待ちます。
  5. unity pipeline list を実行し、Pipeline: Installed と出ることを確かめます。

Editor を複数開いているときは、つなぐプロジェクトを指定します。

unity command --project-path=<プロジェクトのフォルダ>

プラグインを Unity CLI から入れることもできます。unity setup claude は、Claude Code 用のプラグインを、マーケットプレイスの追加から入れるところまで1つの手順で行い、プラグインの版とスキルを読める場所を表示します。すでに入っていれば、入れ直さずにその旨を表示します。このコマンドは、1.0.0-beta.12 で追加されました。Grok Build 用には unity setup grok があり、同じプラグインを1つの手順で入れて、プラグインの版とスキルを読める場所を表示します。このコマンドは 1.0.0-beta.13 で追加されました。

3. 入れたあと Claude Code からできること

スキルが手引きになる作業

プラグインのスキルが扱う分野は、Unity の使い始めとツール、UI(UI Toolkit・uGUI・IMGUI・TextMeshPro)、2D とスプライト、グラフィックスとレンダリング(URP・Shader Graph)、音(Vivox を含む)、シーンとゲームの動き(AI Navigation・3D の物理)、収益化と運用(アプリ内課金・LevelPlay・ライブサービスのバックエンド)、マルチプレイヤー、対応機種とローカライズです。

Claude Code には普通の言葉で頼みます。頼んだ内容に合うスキルが読み込まれます。スラッシュメニューからスキルを選んで呼ぶこともできます。頼み方の例には、「アプリ内課金を足して、プレイヤーがコインのパックを買えるようにしたい」「設定画面を作りたい」「ドット絵がぼやけて、カメラが動くとがたつく」「リワード動画広告を出して、プレイヤーがコインをもらえるようにしたい」「自分のレベル用に、六角形のタイルパレットを作りたい」「TextMeshPro のラベルで、漢字が四角の枠になる」「ScriptableRendererFeature に Render Graph の問題がないか見てほしい」があります。

プラグインを入れると、Claude Code は変更を始める前に質問をします。この質問は、自動で動かす流れを止めることがあります。スキルが自動で呼ばれないときは、スキルの名前を頼みの中に書くと呼べます。UI の頼みでは、UI Toolkit か uGUI のどちらを使うかを頼みの先頭に書きます。結果がおかしいときは、スキルの references/ フォルダの資料を読ませてからやり直させます。

簡単な uGUI の作業では、プラグインを入れても手でやる場合との差は小さいです。Sonnet 5 は、プラグインが無くても Unity の機能の多くを作れますが、古いやり方を既定にします。Sonnet 5 では、プラグインは主に正しさを補います。

Unity CLI を通した Editor の操作

シェルのコマンドを実行できる Claude Code は、unity command と unity eval で Editor を直接動かせます。unity eval '<式>' は、つないだ Editor に対して C# の式を評価します。unity recompile は動いている Editor のスクリプトを再コンパイルしてコンパイルエラーを報告し、unity test は Edit Mode と Play Mode のテストを走らせます。

シェルのコマンドを実行できないエージェントや、コマンドを組み立てるのが苦手なモデルのために、MCP(Model Context Protocol)のモードも用意されています。unity mcp は、Unity CLI に組み込まれた MCP サーバーを起動し、つないだ Editor のコマンドを MCP のツールとして出します。MCP のクライアントは、標準入出力でつないでツールを一覧し、実行します。ツールには、ゲームビューやシーンビューの画面を撮るもの、再コンパイルをするもの、テストを走らせるものがあります。unity list を実行すると、つないだ Editor が登録しているツールとその引数が一覧で出ます。MCP の言葉はMCPのページにあります。

Claude Code に MCP サーバーを登録するには、次を実行します。

unity mcp configure claude-code

対応しているクライアントと設定の状態の一覧は、次のコマンドで出ます。

unity mcp configure --list

Claude Code のプラグインがすでに同じプロジェクト向けに unity mcp を動かす MCP サーバーを提供しているときは、unity mcp configure claude-code が警告を出し、確認を求めます。確認しない(確認を省く指定を付けない)限り、自分の claude mcp add による登録は飛ばします。

変更の扱い

プラグインのスキルは、Claude Code にプロジェクトを直接変更させます。スクリプト・シーン・アセットを編集し、Unity CLI が使えるときは開いている Editor の中で C# を実行します。変更のすべてが記録されるわけではなく、すべてを Editor から元に戻せるわけでもありません。プロジェクトをバージョン管理の下に置き、大きな変更を頼む前にコミットしておきます。Claude Code の変更を確かめて元に戻す手順は、Claude Codeの変更をgitで確かめ、戻すにあります。

4. Unity のエディタの中から Claude Code を使う(AI gateway)

Unity のエディタ内の Assistant(com.unity.ai.assistant パッケージ)には、サードパーティのコーディングエージェントを動かす AI gateway があります。対応するコマンドライン型のエージェントには、Claude Code・Cursor CLI・Gemini CLI などがあります。エージェントは自分のパソコンで、自分の認証情報を使って動きます。Assistant の画面にエージェントの選択欄が加わり、プロンプトは選んだエージェントに送られ、返事は同じ会話に出ます。契約と設定によって、エージェントは Unity の MCP ツールを通して、会話、コードの生成、Editor の中での作業ができます。AI gateway から Claude Code を使っても、Unity のクレジットは使いません。

使えるようにする条件は、次のとおりです。Unity は 6000.0.76f1 か、Unity 6.3(6000.3)以降です。Assistant を入れる前に、Unity のエディタの AI のメニューの規約に同意します。Unity の組織に AI gateway か MCP のアクセスを含む対応の契約があり、管理者から席(seat)が割り当てられている必要があります。席は、Unity ダッシュボードの Administration、Subscriptions で該当する AI・Unity Pro・Enterprise・Industry の契約を選び、Assign Seats で利用者を選んで割り当てます。プロジェクトは、席が割り当てられた組織と同じ組織に紐づけます。席の割り当てが要るのは AI gateway と MCP のアクセスで(Assistant のパッケージで AI gateway を設定するときの条件)、エディタ内の AI アシスタントのクレジットには席の割り当ては要りません。Unity CLI の unity mcp で動かす MCP サーバーには、AI tools の購読もクレジットの購入も要りません(第6節)。Claude Code は 2.1.45 以降で、Windows では Git Bash が要ります。Claude Code の API キーも用意します。

進め方は次のとおりです。

  1. エディタのツールバーに AI のメニューがあるときは、AI を選び、規約に同意して Agree and install Unity AI を選びます。AI のメニューがツールバーに無いときは、Package Manager の+から Install package by technical name を選び、com.unity.ai.assistant を入れます。
  2. Window、AI、Assistant で Assistant の画面を開きます。
  3. エージェントの選択欄から Claude Code を選びます。見つからないときは、帯にインストールへのリンクが出ます。
  4. 認証情報が足りないときは、帯のリンクか Project Settings の AI、Gateway を開きます。Agent Type で Claude Code を選び、CLI Path が空なら Browse で実行ファイルを選びます。Environment Variables を開き、Add Variable で ANTHROPIC_API_KEY を加えます。
  5. 保存すると、Assistant が Claude Code を読み込み直し、新しいプロンプトは Claude Code に送られます。

エージェントの選択欄の既定のエージェントは Unity です。スラッシュ(/)のボタンから、Claude Code が出すモデルの選択と、/review や /init などのコマンドを使えます。使えるモデルとコマンドはエージェントによって違います。設定のあとで AI gateway や MCP の機能が使えないときは、組織の契約に AI gateway か MCP のアクセスが含まれているか、Unity のアカウントに席が割り当てられているか、プロジェクトが正しい組織に紐づいているかを確かめます。

5. 以前の MCP サーバーは非推奨になっている

Assistant のパッケージ(com.unity.ai.assistant)に入っていた MCP サーバーは、非推奨になりました。Edit、Project Settings、AI、Unity MCP Server の画面でブリッジを動かし、~/.unity/relay/ に入るリレーのプログラムを Claude Code などに登録する方法です。この MCP サーバーは Unity CLI の unity mcp に置き換えられています。unity mcp の MCP のモードは非推奨の対象に入っておらず、引き続き使えます。

古い MCP サーバーから移るには、次の順に進みます。

  1. Unity CLI を入れます。
  2. unity pipeline install を実行します。
  3. unity mcp configure claude のように、使うクライアントの名前を付けて実行します。クライアントの設定ファイルが、Unity CLI の MCP サーバーを指すように書き換わります。
  4. unity skill install <エージェントの名前> で、エージェントに Unity のスキルを入れます。

GitHub から入れたサードパーティの MCP パッケージは、非推奨の影響を受けません。Assistant のパッケージを使っているプロジェクトは、Unity CLI との衝突を直した 2.13 以降の版に更新します。

6. 費用と状態

Unity の公式プラグイン・Unity CLI・Unity CLI で動かす MCP サーバー(unity mcp)は無料で、同時に使える数の上限はありません。Unity AI のクレジットを買う必要もありません。AI gateway で Claude Code などのサードパーティのエージェントを使っても、Unity のクレジットは減りません。ただし、AI gateway を使うには、第4節の契約と席の割り当てが要ります。Unity のエディタ内の Assistant に Unity 自身のエージェントを使うときは、クレジットが要ります。Pro・Enterprise・Industry の契約には含まれ、Personal は無料の試用に申し込めます。試用は月10ドルの購読に切り替わります。

Unity は、Claude Code の開発・所有・運営のどれもしていません。Claude Code の利用には、Claude Code の側の利用規約だけが適用されます。Claude Code の契約は Claude Code のページにあります。Unity は、Grok の開発・所有・運営のどれもしていません。Grok の利用には、Grok の側の利用規約だけが適用されます。

Unity CLI は実験的な段階で、機能や文書が次の版で変わることがあります。Assistant のパッケージは 2.20.0-pre.2 のように、先行版の版番号で出ています。

情報源

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