Unity は、2Dと3Dのゲームを1つのプロジェクトから多くの機種へ公開できるゲームエンジンです。個人や小規模な利用は無料で始められます。
Unity とは何か
Unity(ユニティ)は、2Dと3Dのゲームを1つのプロジェクトから作れるゲームエンジンです。公式サイトには、Unity が対応する書き出し先が25以上あると書かれています。
Unity 自体は無料で使い始められます。個人や小規模な利用では費用はかからず、事業の規模が一定を超えたときだけ有料のプランに変わります。詳しい条件は「Unity の費用とライセンス」で説明します。
ゲームエンジンは、絵の描画・音の再生・当たり判定・画面の切り替えといった、どのゲームにも必要になる仕組みをまとめた土台です。Unity はこれを1つのアプリケーションにまとめているので、企画から書き出しまでを1本で進められます。
- Unity に入っているもの — 追加の購入なしに、企画から書き出しまで進められます
Unity で使うプログラミング言語
Unity ではC#(シーシャープ)というプログラミング言語でスクリプトを書きます。公式マニュアルは Unity 6.6 版が最新でした。
Unity でなにが作れますか
Unity は2Dと3Dの両方を扱え、スマートフォンから大規模なPC向け作品まで、幅広い規模のゲームに使われています。公式の事例紹介に載っている作品をジャンルごとに束ねると、次の4つが目立ちます。
- サバイバル・アクションRPG — 敵と戦いながら拠点を育てていく遊びです(例:V Rising)。
- 探索と経営を組み合わせたアドベンチャー — 昼と夜で違う遊びを楽しむ作品です(例:DAVE THE DIVER)。
- 資源管理のシティビルダー — 地形と資源を読み、街を育てる遊びです(例:Timberborn)。
- 1人称・3人称のサバイバルシミュレーション — 環境そのものを相手にする遊びです(例:Cairn)。
これらの作品は、開発の規模もさまざまです。V Rising は約40人のチーム、Timberborn は13人の分散チームが作っています。Unity は少人数のチームから使えるように、既製の仕組みを組み合わせて作れる設計になっています。
Unity で作ったゲームを公開できるプラットフォーム
公式サイトには、Unity から25以上のプラットフォームに書き出せると書かれています。書き出し先には、パソコンとスマートフォンが含まれます。コンシューマー機(Nintendo Switch や PlayStation などのゲーム専用機)と Web も対象です。
コンシューマー機とは
コンシューマー機は、Nintendo Switch や PlayStation などのゲーム専用機のことです。出すには、プラットフォームホルダー(そのゲーム機を販売している会社)に開発者として登録し、承認を受ける必要があります。
Unity で作られた代表的なゲーム
Unity の公式サイトにある事例紹介に載っている作品を並べています。
| 作品 | 配信 | 作った規模 |
|---|---|---|
| V RisingStunlock Studios | Steam | 会社 |
| DAVE THE DIVER27人の開発チーム(韓国) | Steam・Switch | 会社 |
| TimberbornMechanistry | Steam | 会社 |
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V Rising Stunlock Studios
スウェーデンの約40人のチームが作った、吸血鬼になって生き延びるサバイバルアクションRPGです。500万本以上売れました。
配信Steam
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DAVE THE DIVER 27人の開発チーム(韓国)
昼は海に潜って素材を集め、夜は寿司屋を経営するアドベンチャーです。世界で200万本売れました。
配信SteamSwitch(機種の印のみ)
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Timberborn Mechanistry
ビーバーの一族が、水路とダムで荒れ地を住める土地に変えていくシティビルダーです。Steamでのレビューは約18,000件のほとんどが好評です。
配信Steam
Unityで作られた、のこりの1本
- CairnThe Game Bakers配信:Steam
出どころ:Unity — Made with Unity|確認日 2026-09-06
Unity の費用とライセンス
Unity 本体は無料から使い始められます。個人や小規模な利用は無料の Personal プランで、事業の規模が一定を超えたときだけ有料のプランへ変わります。
Personal プランが無料で使える条件は、個人と企業で違います。個人での利用は収益が$200,000未満、小規模な企業は総収益と資金調達の合計が$200,000未満のときに無料です。この条件を超えると、Pro プランへの変更が必要です。
Pro プランは月額$210(年払いなら$2,310)で、座席(使う人の数)ごとの課金です。年間の収益が$25,000,000を超える企業には、個別に条件を決める Enterprise プランが用意されています。ゲーム以外の用途で、資産が$1,000,000を超える企業向けには Industry プランもあります。
| プラン | 費用 | 対象 |
|---|---|---|
| Personal | 無料 | 個人の収益、または企業の総収益と資金調達の合計が$200,000未満 |
| Pro | 月額$210(年払い$2,310) | $200,000を超える個人・企業。座席ごとの課金 |
| Enterprise | 応相談 | 年間収益が$25,000,000を超える企業 |
| Industry | 応相談 | ゲーム以外の用途で、資産が$1,000,000を超える企業 |
Unity の料金プランと対象
作った作品の権利については、公式サイトはプランの契約とは別に利用規約で定めています。売上に対するロイヤリティ(売上の一部をエンジンの提供元に支払うお金)は、現在の料金プランには含まれていません。
プランは事業の状況で自動的に変わりません
条件を超えたら、自分でプランを変更する必要があります。公式サイトの料金ページで、自分の事業がどのプランに当たるかを確かめます。
Unity を手に入れる場所
Unity は公式サイトから無料でダウンロードでき、条件を満たす間は Personal プランのまま使い続けられます。
料金プランの詳しい条件は、公式サイトの料金ページにまとまっています。開発に使う機能の説明は、公式マニュアルにまとまっています。
- Unity を手に入れるhttps://unity.com/
- Unity|料金ページhttps://unity.com/pricing
- Unity|公式マニュアルhttps://docs.unity3d.com/Manual/index.html
このページの情報源
- Unity — Pricing(料金プランと条件)https://unity.com/pricing確認日 2026-09-06
- Unity — 公式サイト(対応プラットフォーム数)https://unity.com/確認日 2026-09-06
- Unity Manual(公式マニュアル・バージョン)https://docs.unity3d.com/Manual/index.html確認日 2026-09-06
- Unity — Case Study: Stunlock Studios & V Risinghttps://unity.com/resources/stunlock-studios-v-rising確認日 2026-09-06
- Unity — Case Study: DAVE THE DIVERhttps://unity.com/case-study/dave-diver確認日 2026-09-06
- Unity — Case Study: Timberbornhttps://unity.com/case-study/timberborn確認日 2026-09-06
- Unity — Blog: Cairn(The Game Bakers の事例)https://unity.com/blog/cairn-technical-art-rendering-gameplay-rock-materials確認日 2026-09-06
- Unity — Made with Unity(公式の事例紹介)https://unity.com/madewith確認日 2026-09-06