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レベル:入門

Bevy とは|Rust 言語で2Dと3Dのゲームを作れる無料のゲームエンジン

公開 2026-09-06更新 2026-10-18Bevy

Bevy は、Rust言語で書く2D・3D対応のゲームエンジンです。完全無料で、契約料・ライセンス料もかかりません。

分類
ゲームエンジン・フレームワーク
日本語対応
日本語非対応
費用
無料
公式サイト
https://bevy.org/確認日 2026-09-05
このページの目次
  1. Bevy の概要
  2. Bevy の特徴
  3. Bevy の費用とライセンス
  4. 情報源

Bevy の概要

Bevy は、Rust言語で書く2D・3D対応のゲームエンジンです。

完全無料で、契約料・ライセンス料もかかりません。

Bevy の特徴

エンジンとゲームのロジックはすべて、ECSによるデータ駆動の設計の上で動きます。

Bevy が扱う 2D と 3D

2Dのレンダラーと3Dのレンダラーは別々に用意されています。2D 側はスプライトシート・動的テクスチャアトラス・カメラ・テクスチャ・マテリアルを、3D 側はライト・影・カメラ・メッシュ・テクスチャ・マテリアル・glTF の読み込みを扱います。どちらも Render Graph(描画の流れをグラフの形で組み立てる仕組み)という同じ土台の上にあり、シェーダー・マテリアル・描画の流れを自分で差し替えられます。

Bevy の使用言語

Rust です。エンジン本体もゲームのコードも Rust で書きます。Bevy は Rust のクレート(部品)の1つで、Cargo(Rust の構築のツール)から依存として足します。対応する Rust の版(MSRV)は「最新の安定版」です。

Bevy の対応プラットフォーム

対応しているプラットフォームは次のとおりです。

対応プラットフォーム
Windows
macOS
Linux
Web
iOS
Android

Bevy に標準で入っている機能

機能 内容
Bevy ECS エンジンとゲームのロジックをすべて担う独自の ECS。クエリ、グローバル/ローカルの資源、変更の検知、ロックを使わない並列のスケジューラーを持ちます
2Dレンダラー スプライトシート・動的テクスチャアトラス・カメラ・テクスチャ・マテリアル
3Dレンダラー ライト・影・カメラ・メッシュ・テクスチャ・マテリアル・glTF の読み込み
Render Graph 描画の流れをグラフの形で組み立てる。特定の描画 API に縛られません
アニメーション ECS の関節 API で動かすスケルタルアニメ。複数のアニメーションを混ぜて同時に流せます。ブレンドシェイプ(モーフターゲット)で頂点を直接動かせます
Bevy UI ECS・レンダラー・シーンの上に作られた UI の枠組み。コードでも Bevy Scene の書式でも組めます。flex box の考え方で配置します
シーン ECS の世界を作って保存し、読み込めます。読み込みではエンティティの ID を保つので、セーブデータに役立ちます
音 音声ファイルを Asset として読み込み、Audio のエンティティで鳴らします
ホットリロード 走らせたまま、素材の変更をその場で反映します。現時点で入れ替えられるのはシーン・テクスチャ・メッシュです

Bevy が読み込める形式

3Dのモデルと、そこに付いたアニメーションは glTF から読み込みます。音は音声ファイルを Asset として読み込み、必要なときに鳴らします。テクスチャは EXR と HDR の読み込みに対応しています。EXR の読み込みは exr の機能を有効にしたときだけ使えます。KTX2 形式のデータを Image に変換する関数は ktx2 の機能を有効にしたときだけ使え、テクスチャのファイルを圧縮する保存の仕組みもあります。これらのテクスチャの機能は、どれも bevy_image の機能を有効にしたときだけ使えます。

Bevy の動作環境

Rust の最新の安定版が入っていることが前提です。そのうえで、OS ごとに別に入れるものがあります。

OS 別に要るもの
Windows Visual Studio C++ Build Tools。インストーラーで Desktop development with C++(C++ によるデスクトップ開発)のワークロードを選ぶか、最小の構成として、お使いの機種と Windows の版に合う最新の MSVC・お使いの Windows の版に合う最新の Windows SDK・C++ CMake tools for Windows を選びます
macOS Xcode のコマンドラインツール(xcode-select --install)、または Xcode 本体
Linux 「Linux Dependencies」(Linux の依存)の手順に従って入れる

Bevy の拡張と外部アセット

Bevy の Assets(アセット)のページに、コミュニティが作った第三者のアセット・プラグイン・学習資料・アプリが、分類ごとに並んでいます。1件ごとに名前と短い説明が付き、対応する Bevy の版とライセンスが付くものもあります。

Bevy の費用とライセンス

Bevy 本体の費用は0円です。100%無料で配布されています。

MITかApache 2.0のどちらかのライセンスで公開されており、契約もライセンス料も、売上からの取り分もありません。寄付を受け付けるページ(Donate)はありますが、Bevyを使うこと自体に費用はかかりません。

項目 費用 条件
Bevy 本体 0円 MITまたはApache 2.0
商用利用 0円 契約・ライセンス料・売上の取り分なし

Bevy は crates.io で配布されている Rust のライブラリで、cargo add bevy でプロジェクトに足せます。

ソースコードはオープンソースで公開されています。

情報源

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