INDIE INDEX

レベル:入門

GDevelop とは|ノーコードで2Dのゲームを作れるエンジン

公開 2026-09-06更新 2026-10-15GDevelop

GDevelop は、ノーコードで2Dのゲームを作れるオープンソースのエンジンです。エンジン本体は無料で、AIや素材ストアの利用量に応じた有料プランもあります。

分類
ゲームエンジン・フレームワーク
日本語対応
日本語対応
費用
本体無料。クラウドビルド等の有料プランあり
公式サイト
https://gdevelop.io/確認日 2026-09-05
このページの目次
  1. GDevelop の概要
  2. GDevelop の特徴
  3. GDevelop の費用とライセンス
  4. GDevelop のゲーム採用実績
  5. 情報源

GDevelop の概要

GDevelop は、ノーコードで2Dと3Dのゲームを作れるオープンソースのエンジンです。ノーコードのイベントシステムと、ドラッグ&ドロップの画面で、見たままにゲームを作れます。

最初のゲームは100%無料で作れます。エンジン本体とエディターは、オープンソースで、無料で使えます。

GDevelop の特徴

物に付けて使う既製のふるまい(ビヘイビア)があり、マルチプレイヤーのロビー・物と変数の同期・リーダーボード・プレイヤーのアカウントも組み込まれています。AI が組み込まれていて、ゲームの機能を作らせる、質問に答えさせる、ゲームを一から作り始めさせることを頼めます。拡張(エクステンション)や JavaScript で、エンジンでできることを広げられます。

GDevelop が扱う 2D と 3D

どちらも扱えます。置ける物(オブジェクト)には、2D の Sprite・Tiled Sprite・Panel Sprite(9パッチ)・Tilemap・Light・Text のほかに、3D Box・3D Model・3D Light などがあります。物のふるまい(ビヘイビア)にも、2D の物理エンジンと3Dの物理エンジンの両方があります。

GDevelop の使用言語

基本的にプログラム言語は使いません。イベントシステムに条件と動作を並べて処理を組みます。

コードを書く道も用意されています。イベントには JavaScript Code の項目があり、拡張(エクステンション)の中でも JavaScript を書けます。

GDevelop の対応プラットフォーム

書き出しは、GDevelop の画面の Share(共有)を押して行います。

書き出せる先 中身
gd.games GDevelop が運営する、GDevelop 製のゲームのための場。掲載は無料です
Web フォルダに書き出して自分で置きます。Poki・Crazy Games・Newgrounds・Game Jolt・itch.io などに向きます
モバイル(Android・iOS) 組み上げたあと、Google Play・App Store・Amazon アプリストアに出せます
デスクトップ Windows・macOS・Linux のアプリにまとめます
Facebook Instant Games Messenger で遊べる形にします

手で組み立てる道もあります。モバイルは Cordova のプロジェクトとして、デスクトップは Electron のプロジェクトとして書き出し、それぞれのコマンドラインのツールで組み上げます。

GDevelop に標準で入っている機能

次のような区分があります。

区分 中身
置ける物 Sprite・Tilemap・Text・BBText・Bitmap Text・Button・Slider・Text input・Toggle switch・Video・Shape painter・Particles emitter・Multitouch joystick・Spine・3D Box・3D Model・3D Light ほか
ふるまい 固定(Anchor)・画面外で消す・引いて動かす・升目の経路探索・NavMesh の経路探索・2D 物理・3D 物理・プラットフォーマー・見下ろしの移動・Tween ほか
出来事の組み立て 条件と動作、Else・繰り返し・While・オブジェクトごとの繰り返し・関数・非同期の出来事・JavaScript Code ほか
音 効果音と音楽、位置に応じて聞こえ方が変わる音
入力 キーボード・マウスとタッチ・端末のセンサー
画面 レイヤーとカメラ、レイヤーの効果、物の効果
保存 Storage、Save State、持ち物(Inventories)
会話 Dialogue Tree
広告 AdMob
検証 デバッガー、動作の計測、遊びの試験

GDevelop が読み込める形式

タイルマップは、外部の Tiled・LDtk にも対応しています。骨組みのアニメーションを扱う Spine の物は、experimental(実験的)の扱いです。Custom Objects(Prefabs とも表記されるもの)もあります。

GDevelop の費用とライセンス

GDevelop 本体は無料で、フル機能のオープンソースのゲームエンジンとして使えます。Android・デスクトップへの書き出しも、1日1回まで無料でできます。

Silver・Gold・Proという有料プランがあり、AIアシストやアセットストアで使えるクレジット、クラウドに保存できるプロジェクト数、書き出しの回数などが増えていきます。所属する会社(または仕事を受けている相手の会社)の直近12か月の売上または調達した資金が5万ドル(USD)を超える場合、GDevelop のアカウントを使うには Pro プランへの加入が必要です。

支払いには、ほとんどのクレジットカード(Stripe を使用)と PayPal を使えます。Apple App Store・Google Play のモバイルアプリからも会員になれます。いつでも解約でき、契約は支払い済みの期間の終わりに終了します。

プラン 費用 主な違い
Free 無料 フル機能のエンジン。書き出しは1日1回まで
Silver・Gold・Pro 有料(金額は料金ページで確認) AI・アセットのクレジット増加、書き出し回数の緩和など
直近12か月の売上または調達資金が5万ドル超の会社での利用 Pro プランが必要 アカウントを使う場合の条件

GDevelop のプラン構成

プラン費用の目安主な違い
Free無料書き出しは1日1回まで
Silver・Gold・Pro有料クレジット・書き出し回数が増えます
表1

GDevelop のプランごとに書かれている内容

各プランの内容には、次のような項目があります。金額は月払いと年払いで変わり、年払いにすると最大40%安くなります。

項目 Free Silver Gold Pro
AI のクレジット 月40(無料分) 週200 週1000 週3000
AI・アセットストア用のクレジット — 月100 月300 月1000
クラウドに置けるゲームの数 3本 50本まで 100本まで 無制限
書き出せる先 Android・デスクトップ(1日1回) Google Play・デスクトップ・Web iOS も加わる 同左
マルチプレイヤーのロビー 1つ 無制限 無制限 無制限
リーダーボード ゲームごとに1つ ゲームごとに1つ 無制限 無制限
Discord の専用のチャンネル — — あり プロ向けのサポート用の専用チャンネル
プロジェクトの変更の履歴 — 2日 5日 無制限
仲間とプロジェクトを共有する機能 — — — あり
有料の素材のパックかテンプレートを無料で受け取れる数 — — 月1つ 月1つ
講座 — GDevelop Essentials の講座に無制限にアクセスできる GDevelop Essentials の講座に無制限にアクセスできる GDevelop Essentials の講座に無制限にアクセスできる

教育向けには別のプランがあり、生徒用の完全に匿名のアカウント、NDPA または個別のプライバシー契約、教員向けのカリキュラム・ポスター・試験・専用の資料、生徒のプロジェクトへのアクセスが含まれます。

GDevelop は公式サイトから無料で使い始められます。ウェブ版のほか、インストールして使う版とモバイルアプリがあります。

料金プランの詳しい条件は、公式の料金ページにまとまっています。

GDevelop のゲーム採用実績

次の作品が、公式サイトの Published games(公開されたゲーム)の欄に載っています。

GDevelopで作られた、ほかのゲーム

  • SPECTRUM個人・グループ
  • Vai Juliette!個人・グループ
  • Stranded on a Raft個人・グループ
  • Bullet Bunny個人・グループ

出典:GDevelop — Published games|確認日 2026-09-06

情報源

GDevelop のページに出た言葉

GDevelop と同じ分類のほかのツールゲームエンジン・フレームワーク 全62件

ゲームエンジン・フレームワークの一覧を見る

このページの内容の誤りは、問い合わせの窓口で受け付けています。