Git とは|ファイルの変更履歴を記録できる無料のバージョン管理システム
Git は、ファイルの変更履歴を記録できる無料のバージョン管理システムです。オープンソースで、小規模から大規模なプロジェクトまで高速に扱えます。
- 分類
- バージョン管理・プロジェクト管理
- 日本語対応
- 日本語対応
- 費用
- 無料
- 公式サイト
- https://git-scm.com確認日 2026-09-05
このページの目次
Git の概要
Git(ギット)は、ファイルの変更履歴を記録できる分散型のバージョン管理システムです。小規模なプロジェクトから非常に大規模なプロジェクトまで、速度と効率よく扱えるよう設計されています。
Gitはゲームエンジンではなく、絵や動きを作る機能は持っていません。誰がいつどのファイルのどこを変えたかを記録し、必要ならいつでも前の状態に戻すためのツールです。
GUI(画面で操作するツール)やホスティングサービス、コマンドラインツールなど、大きなエコシステムを持っています。最新の安定版は2.55.0です(2026-06-29リリース)。GitHub をはじめとする多くのホスティングサービスの基盤として、幅広いゲーム開発の現場で使われています。
Git の特徴
Git の方式
Git は分散型のバージョン管理システムです。手元の環境に履歴のコピーがまるごと残るため、ネットワークにつながっていなくても、これまでの変更履歴の確認や記録を続けられます。変更のたびにコミットという単位で記録を残し、ブランチを分ければ別の変更を同時に進められます。記録した履歴からは、いつでも前の状態に戻せます。
| 機能 | 中身 |
|---|---|
| 変更履歴の記録 | 誰がいつどこを変えたかを、コミットの単位で残せます |
| 並行作業 | ブランチを分ければ、別の変更を同時に進められます |
| 前の状態への復元 | 記録した履歴から、いつでも前の状態に戻せます |
Git で大きなファイルを扱う
Git 本体は、画像・音・3Dモデルのような大きなファイルの扱いには向いていません。Git LFS(Large File Storage)という拡張を使うと、大きなファイルの中身をリモートのサーバーに置き、Git の管理下にはテキストのポインタだけを残せます。これにより、リポジトリの容量を抑え、クローンや取得の速度を保てます。導入すると、ふだんの git add・git commit・git push の手順はそのまま変わりません。
Git と組み合わせるサービス
Git 本体はコマンドラインのツールですが、GitHub・GitLab・Bitbucket のようなホスティングサービスと組み合わせて使われます。多くのゲームエンジンやツールも Git 連携を備えています。
Git を動かす場所
Git はインターネット接続がなくても、手元の環境で使えます。GitHub などのホスティングサービスを使うときだけ、クラウド上のサーバーとのやり取りが発生します。
Git の費用とライセンス
Git 本体の費用は0円で、GNU General Public License version 2.0(GPLv2)のもとで公開されています。オープンソースなので、商用の作品にも使えます。
開発はSoftware Freedom Conservancy(オープンソースプロジェクトを支援する非営利団体)のもとで進められています。「Git」という名前とロゴの利用には、商標の方針にもとづく制限があります。
| 項目 | 費用 | 条件 |
|---|---|---|
| Git 本体 | 0円 | GPLv2(オープンソース) |
| 商用利用 | 0円 | 制限はありません |
| Git LFS | 0円 | オープンソースの拡張 |
Git は公式サイトから無料でダウンロードでき、主要なOSすべてに対応しています。
- Git を手に入れるhttps://git-scm.com
情報源
- Git — 公式サイト(最新版・ダウンロード)https://git-scm.com/downloads確認日 2026-09-20
- Git — About Git(速さ・利用の広さ・ライセンス)https://git-scm.com/about確認日 2026-09-20
- Git Large File Storage(Git LFS の仕組みと導入手順)https://git-lfs.com確認日 2026-09-20