Paint.NET とは|レイヤーと効果を持つ Windows 向けの画像編集ソフト
Paint.NET は、Windows 向けの画像編集ソフトです。レイヤー・回数の上限のない取り消し・効果・プラグインを持ち、PNG・JPEG・WebP・DDS・TGA など多くの形式を開けます。公式サイトから配布されている版は無料で、商用でも使えます。Microsoft Store 版は有料で、更新が自動になります。
- 分類
- 2Dグラフィック
- 日本語対応
- 日本語非対応
- 費用
- 無料と有料
- 公式サイト
- https://www.getpaint.net/確認日 2026-09-17
Paint.NET の概要
Paint.NET(ペイントドットネット)は、Windows で動くパソコン向けの画像・写真の編集ソフトです。レイヤー・回数の上限のない取り消し・効果・多くのツールを持ちます。
もとは大学の卒業制作として Microsoft の指導のもとで始まり、いまは Rick Brewster が保守と開発を続けています。はじめは Windows に付属する Microsoft ペイントの代わりになる無料のソフトとして作られました。
公式のドキュメント(2025-08-23 版)によれば、Paint.NET 5 は Windows だけで動き、Windows 10 以降が要ります。公式サイトが配っている版は 5.1.12 で、2026-03-08 に公開されました。日本語を含む37の言語に対応しています。
Paint.NET の特徴
公式サイトが挙げている機能は次のとおりです。
| 機能 | 公式の説明 |
|---|---|
| 画面の作り | 複数の画像をタブで開きます。タブには文字ではなく、その画像の縮小版が出ます。タブは引いて並べ替えられます |
| レイヤー | 複数の画像を重ねて1枚を組み立てます。重ね方の種類・透明度・並べ替えに対応します |
| ペンとペンタブレット | Wacom・UGEE・Microsoft などのペンとタブレットで、筆圧を使えます |
| 色の管理 | 埋め込まれた色の情報をそのまま扱い、Display P3 のような色の範囲を画面いっぱいに使えます |
| 効果 | ぼかし・輪郭の強調・赤目の除去・ゆがみ・ノイズ・浮き彫りのほか、立体的に回して遠近を付ける効果があります |
| 調整 | 明るさ・コントラスト・色合い・彩度・トーンカーブ・レベルを変えられます。白黒やセピアにもできます |
| ツール | 図形・曲線(スプラインとベジェ)・グラデーション・選択・自動選択・スタンプ・文字・拡大・色の置き換えを持ちます |
| 履歴 | すべての操作が履歴に残り、取り消しとやり直しができます。残る回数は空き容量の範囲です |
| プラグイン | 掲示板で配られているプラグインで、機能と対応する形式を足せます |
Paint.NET が開ける形式
公式のドキュメントが挙げている形式は次のとおりです。
| 形式 | 拡張子 |
|---|---|
| Paint.NET | .pdn |
| PNG | .png |
| JPEG | .jpg/.jpeg/.jpe/.jfif/.exif |
| JPEG XL | .jxl |
| JPEG XR | .jxr/.wdp/.wmp |
| BMP | .bmp/.dib/.rle |
| GIF | .gif |
| TGA | .tga |
| DDS | .dds |
| TIFF | .tif/.tiff |
| HEIC | .heic/.heif/.hif(Microsoft HEVC ビデオ拡張機能が要ります) |
| WebP | .webp |
| AVIF | .avif |
.pdn は Paint.NET 独自の形式で、レイヤーの構造を保ったまま、劣化なく保存します。レイヤーが複数ある画像を保存するときの既定の形式です。レイヤーが1枚だけの場合は .png が既定になります。
Paint.NET の動作環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10 以降 |
| 版 | 5.1.12(2026-03-08 公開) |
| 言語 | 日本語を含む37の言語 |
Paint.NET の費用とライセンス
配布は2とおりあり、費用が異なります。
| 版 | 入手先 | 費用 | 更新 |
|---|---|---|---|
| Classic | 公式サイト | 無料 | 2回の操作で入れられます |
| Store | Microsoft Store | 有料 | 使っていない間に自動で入ります |
機能はどちらも同じです。公式のライセンスのFAQは、利用の範囲を次のように書いています。
| 項目 | 公式の説明 |
|---|---|
| 使える場面 | 個人・学校・官公庁・企業・商用のいずれでも使えます。入れる台数に制限はありません |
| 禁じていること | ソフトそのものを改変すること(名前を変える・機能を足し引きする・DLL や EXE を書き換える)と、改変した複製を配ることです |
| 再配布 | Classic 版は、無料で入手できる形であれば再配布できます。プラグインは作者の許可が要ります |
| ライブラリの利用 | Paint.NET の DLL を自分のソフトに組み込むことは認められていません。許諾はアプリケーションとしての利用に限られます |
ライセンス本文(2019-02-22 最終更新)は、個人・学術・商用・官公庁・営利・非営利を問わず無料だと定めています。複製・公開・配布は認められ、改変・翻案・貸与・販売・派生物の作成は認められていません。
- Paint.NET の公式サイトhttps://www.getpaint.net/
情報源
- Paint.NET — 公式サイト(何をするソフトか・配布している版・対応する言語)https://www.getpaint.net/確認日 2026-09-17
- Paint.NET — Features(機能の一覧)https://www.getpaint.net/features.html確認日 2026-09-17
- Paint.NET — Licensing and FAQ(2019-02-22 版のライセンス本文と、利用の範囲のFAQ)https://www.getpaint.net/license.html確認日 2026-09-17
- Paint.NET documentation — Overview/Features(2025-08-23 版。動作環境・開ける形式)https://www.getpaint.net/doc/latest/確認日 2026-09-17