TypeScript とは|JavaScript に型の書き方を足して誤りを知らせるツール
TypeScript は、JavaScript に型の書き方を足したプログラミング言語です。書いたものは JavaScript に変換され、ブラウザ・Node.js・Deno・Bun など、JavaScript の動くところで動きます。
- 分類
- プログラミング補助
- 制作の流れ
- 制作
- 日本語対応
- 日本語非対応
- 費用
- 無料(Apache-2.0)
- 公式サイト
- https://www.typescriptlang.org/確認日 2026-09-18
TypeScript の概要
TypeScript(タイプスクリプト)は、JavaScript に型の書き方を足したプログラミング言語です。公式サイトは「TypeScript is JavaScript with syntax for types.(TypeScript は、型のための書き方を持つ JavaScript です)」を掲げ、JavaScript の上に作られた強い型を持つ言語で、規模の大小によらず編集の助けが良くなるとしています。
公式のリポジトリは、TypeScript を、アプリの規模で JavaScript を書くための言語と呼び、どのブラウザ・どの土台・どの基本ソフトでも動く大きな JavaScript のアプリのために、任意で付けられる型を JavaScript に足すものだとしています。変換の結果は、人が読める、標準に沿った JavaScript です。
作っているのは Microsoft です。公式サイトは 2026年9月18日の時点で TypeScript 7.0 を案内しています。
TypeScript の特徴
TypeScript はゲームを描く機能を持ちません
TypeScript が受け持つのは、コードに型を書けるようにし、書いている最中に誤りを見つける部分です。絵や音を扱う機能は持ちません。ゲームの中身は、変換された JavaScript が動く場所で、作り手が組んだものが動きます。
TypeScript が挙げている3つの点
公式サイトは、TypeScript が何であるかを3つに分けて書いています。
| 点 | 中身 |
|---|---|
| JavaScript に足すもの | 編集のツールとより深くつながるための書き方を JavaScript に足します。誤りは、書いている最中に編集のツールが知らせます |
| 結果を信じられること | TypeScript のコードは JavaScript に変換され、ブラウザ・Node.js・Deno・Bun・自分のアプリなど、JavaScript の動くところならどこでも動きます |
| 規模が大きくても安全なこと | TypeScript は JavaScript を理解し、型の推し量りによって、書き足さなくても編集の助けを出します |
TypeScript を少しずつ取り入れる道
公式サイトは、いまある JavaScript の企画に型を少しずつ当てていく形を、4つの段階で示しています。
| 段階 | 書き方 | 何が起きるか |
|---|---|---|
| 1 | ふつうの JavaScript | 編集のツールは何も知らせません |
| 2 | ファイルの先頭に // @ts-check を書く |
編集のツールが誤りを知らせます |
| 3 | JSDoc の書き方で型を添える | 型にもとづいた誤りも知らせます |
| 4 | TypeScript のファイルにする | 型を書くための書き方をそのまま使えます |
公式サイトは、型の書き方を消すだけで JavaScript に戻ることも、コードの見比べで示しています。
TypeScript の資料
公式の資料の中心は Handbook です。目次には、基本、日々使う型、絞り込み、関数、対象の型、型から型を作る操作(keyof・typeof・添字による取り出し・条件つきの型・写し取る型・雛形の文字列の型)、総称、クラス、モジュールが並びます。
このほかに、補助の型・早見表・修飾子・宣言の統合・列挙・反復と生成・JSX・混ぜ込み・名前空間・記号・3本の斜線の指示・型の互換・型の推し量り・変数の宣言の頁があります。設定については tsconfig.json の説明、コンパイラの指定の一覧、tsc の指定、企画どうしの参照、組み立てのツールとの組み合わせ、監視の設定が置かれています。
版ごとの変更点は、1.1 から 6.0 まで個別の頁に分かれています。
TypeScript の言語の切り替え
公式サイトの上部には言語を切り替える欄があり、www.typescriptlang.org/ja/ の道も開きます。ただし、そこに出る本文は英語のままです。
TypeScript の費用とライセンス
TypeScript は無料です。公式のリポジトリは、ライセンスを Apache-2.0 としています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 無料 |
| ライセンス | Apache-2.0 |
| 作っているところ | Microsoft |
| 入手の方法 | 安定した版は npm install -D typescript、毎晩の版は npm install -D typescript@next |
| 版 | TypeScript 7.0 |
公式サイトには、入れずにブラウザの上で試せる Playground があります。公式のリポジトリには、これから先の予定を書いた頁への案内もあります。
- TypeScript|公式サイトhttps://www.typescriptlang.org/
情報源
- TypeScript — 公式サイト(掲げている一文・3つの点・少しずつ取り入れる4段階・型の書き方を消したときの見比べ・版の案内)https://www.typescriptlang.org/確認日 2026-09-18
- microsoft/TypeScript — 公式リポジトリ(言語の位置づけ・変換の結果・ライセンス・入れ方2通り・これから先の予定)https://github.com/microsoft/TypeScript確認日 2026-09-18
- The TypeScript Handbook — 公式ドキュメント(資料の目次・設定の頁・版ごとの変更点の並び)https://www.typescriptlang.org/docs/handbook/intro.html確認日 2026-09-18