Node.js とは|ブラウザの外で JavaScript を動かすソフト
Node.js は、ブラウザの外で JavaScript を動かすための実行環境です。サーバー・Web のアプリ・命令行のツール・小さなプログラムを、JavaScript だけで書いて動かせます。
- 分類
- プログラミング補助
- 制作の流れ
- 制作
- 日本語対応
- 日本語一部対応
- 費用
- 無料(MIT ライセンス)
- 公式サイト
- https://nodejs.org/確認日 2026-09-18
Node.js の概要
Node.js(ノード・ジェイエス)は、ブラウザの外で JavaScript を動かすための実行環境です。公式サイトは「Node.js® is a free, open-source, cross-platform JavaScript runtime environment that lets developers create servers, web apps, command line tools and scripts.(Node.js は、無料でオープンソースの、環境をまたぐ JavaScript の実行環境です。開発者はこれで、サーバー・Web のアプリ・命令行のツール・小さなプログラムを作れます)」と書いています。
公式サイトの日本語の版は、同じ一文を「Node.js®はクロスプラットフォームに対応したフリーでオープンソースのJavaScript実行環境です。開発者にサーバー、ウェブアプリ、コマンドラインツール、スクリプトなどを開発する環境を提供します。」としています。
公式のリポジトリは、Node.js が開かれた運び方の仕組みを採っていること、OpenJS Foundation が支えていることを書いています。
Node.js の特徴
Node.js はゲームを描く機能を持ちません
Node.js が受け持つのは、JavaScript をブラウザの外で動かす部分です。絵を描き、音を鳴らす機能は持ちません。ゲームで使う場面は、開発のツールを動かすとき、組み立ての仕組みを動かすとき、そして多人数プレイのサーバーを書くときです。
Node.js の動き方
Node.js は、出来事に応じて動く形の JavaScript の実行環境です。公式ドキュメントは、規模を広げられる通信のアプリを作るために設計されたとしています。
つなぎ目がいくつもあっても同時に扱えて、つながりのたびに呼び出しが起きます。することが無ければ、Node.js は眠ります。処理の流れ(スレッド)を並べる形と比べて、行き詰まり(デッドロック)を心配しなくてよいとされています。錠(ロック)が無いためです。
Node.js の関数はほとんど、入出力そのものを直には行いません。そのため、標準のライブラリの同期の呼び出しを使ったときを除いて、処理が止まりません。
公式ドキュメントは、この設計が Ruby の Event Machine や Python の Twisted に似ていて、それらから影響を受けたとしています。違いは、出来事の繰り返し(イベントループ)を、ライブラリではなく実行環境そのものの作りとして持っている点です。ほかの仕組みでは、最後に EventMachine::run() のような、止まったまま待つ呼び出しで繰り返しを始めます。Node.js にはその呼び出しが無く、渡されたプログラムを実行したあとに繰り返しへ入り、呼び出す先が無くなると抜けます。これはブラウザの JavaScript と同じ形です。
HTTP は Node.js の中で一段上の扱いを受けていて、流れるような受け渡しと待ち時間の短さを考えて設計されています。
Node.js の版の区分
公式のリポジトリは、版を3つに分けています。
| 区分 | 中身 |
|---|---|
| Current | 活発に手が入っている版です。大きな版は半年ごと(毎年4月と10月)に出て、互いに合わなくなる変更が入ります。10月に出た版は8か月支えられ、4月に出た版はその年の10月に LTS へ移ります |
| LTS | 長く支えられる版です。偶数の大きな版がこれになります。活発に支える期間が12か月、その後の保守の期間が18か月です。互いに合わなくなる変更も機能の追加も、特別な場合を除いて入りません。名前は v4 の Argon から始まる、アルファベット順の符号です |
| Nightly | Current の枝から、変更があったときに24時間ごとに作られる版です。公式のリポジトリは、気をつけて使うよう書いています |
Current と LTS は、意味を持たせた版の番号の付け方に従います。どちらも、公開を担うチームの誰かが署名します。
2026年9月18日の時点で公式サイトが表示している番号は、いちばん新しい LTS が v24.21.0、いちばん新しい版が v26.9.0 です。
Node.js の資料と配布
API の資料は、いちばん新しい Current の版の分が nodejs.org/api/ にあります。版ごとの資料は、それぞれの配布物の中に入っています。
実行ファイル・導入用のファイル・ソースの書庫は nodejs.org/en/download/ から配られます。Current と LTS の配布物は nodejs.org/download/release/ に置かれ、latest はいちばん新しい Current、latest-<符号名> はその LTS の系統でいちばん新しい版を指します。
Node.js の日本語の公式サイト
公式サイトには日本語の版(nodejs.org/ja)があります。掲げる一文と案内の欄が日本語になっています。
Node.js の費用とライセンス
Node.js は無料です。公式のリポジトリは、ライセンスを MIT ライセンスとしています。
MIT ライセンスとは
MIT ライセンス(MIT License)は、著作権の表示とライセンス文を残せば、商用も含めて自由に使ってよいとする短い決まりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 無料 |
| ライセンス | MIT ライセンス |
| 外部の部品 | 別のオープンソースのライセンスを使うものがあります。全部の一覧は LICENSE のファイルにあります |
| 支えているところ | OpenJS Foundation |
| 版 | v24.21.0(LTS)/v26.9.0 |
商標については別の決まりがあります。公式サイトの下部は、OpenJS Foundation が登録商標を持つこと、その一覧に無い商標とロゴはそれぞれの持ち主のものであり、使ったからといって関わりや推薦を意味しないことを記しています。
- Node.js|公式サイトhttps://nodejs.org/
情報源
- Node.js — 公式サイト(掲げている一文・いちばん新しい LTS と版の番号・商標の扱い・著作権の表示)https://nodejs.org/en確認日 2026-09-18
- About Node.js® — Node.js 公式ドキュメント(出来事に応じて動く設計・処理が止まらない理由・影響を受けた仕組みとの違い・HTTP の扱い)https://nodejs.org/en/about確認日 2026-09-18
- nodejs/node — 公式リポジトリ(運び方の仕組み・版の3つの区分と支える期間・配布の置き場・API の資料・ライセンスと外部の部品)https://github.com/nodejs/node確認日 2026-09-18
- Node.js — 公式サイトの日本語の版(日本語で掲げている一文・日本語の案内の欄)https://nodejs.org/ja確認日 2026-09-18