RenderDoc は、1フレームずつ描画の中身を調べられるグラフィックデバッガです。オープンソースで公開されていて、費用はかかりません。
RenderDoc とは何か
RenderDoc(レンダードック)は、1フレームずつ描画の中身を調べられるグラフィックデバッガです。対応するグラフィックスAPIは、Vulkan・D3D11・D3D12・OpenGL・OpenGL ESです。対応する環境は、Windows・Linux・Android・Nintendo Switchです。
RenderDoc はゲームエンジンではなく、絵や動きを作る機能は持っていません。画面に描かれるまでの手順を1コマずつ止めて、どの命令が何を描いたのかを調べるためのツールです。
MIT ライセンス(改変も再配布も商用利用も認められる、オープンソースの条件の一つ)のもとで、ソースコードも公開されています。公式サイトには、Wargaming SydneyやReady at Dawn、Foundry 42といったスタジオの利用者から寄せられた声が紹介されています。
- RenderDoc に入っているもの — 描画の中身を調べる機能がまとまっています
- フレームキャプチャ — 1フレームの描画命令をすべて記録します
- リソースインスペクタ — キャプチャに含まれるすべてのリソースを確認できます
- Pythonランタイム — キャプチャの内容をスクリプトで扱えます
- 対応API — Vulkan・D3D11・D3D12・OpenGL・OpenGL ESに対応します
- 対応環境 — Windows・Linux・Android・Nintendo Switchで動きます
RenderDoc でなにができますか
RenderDoc では、描画の1フレームを止めて、その中身を細かく調べられます。
- 描画のバグを追う — 1フレームをキャプチャし、どの命令が想定と違う結果を出しているかを調べます。
- パフォーマンスの見直し — フレームの中の処理を1つずつ確認し、無駄な描画がないかを見ます。
- エンジンへの組み込み — 公式サイトには、UnityやUnreal Engineにエンジンレベルで統合されていると書かれています。
いずれも、キャプチャしたフレームをあとから何度でも見返せる点が土台になっています。
RenderDoc の費用とライセンス
RenderDoc 本体の費用は0円です。MIT ライセンスのもとで公開されていて、商用のプロジェクトでも自由に使えます。
Nintendo Switch向けの対応だけは別扱いで、NintendoSDKの一部として、許可を受けた開発者に配布されます。それ以外のWindows・Linux・Androidでの利用は、公式サイトから直接ダウンロードできます。
| 項目 | 費用 | 条件 |
|---|---|---|
| RenderDoc 本体 | 0円 | MIT ライセンス |
| Windows・Linux・Android版 | 0円 | 公式サイトから直接ダウンロード |
| Nintendo Switch版 | 別配布 | NintendoSDKの一部として許可制 |
RenderDoc 自体にかかる費用
RenderDoc を手に入れる場所
RenderDoc は公式サイトから無料でダウンロードでき、WindowsとLinux向けのビルドが用意されています。
ソースコードはGitHubで公開されていて、Pythonランタイムを使った拡張もできます。
- RenderDoc を手に入れるhttps://renderdoc.org/
このページの情報源
- RenderDoc — 公式サイト(対応API・対応環境・利用者の声)https://renderdoc.org/確認日 2026-09-06