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Electron とは|Webの技術でデスクトップ用のアプリを作るツール

公開 2026-09-18更新 2026-09-18Electron

Electron は、JavaScript・HTML・CSS でデスクトップ用のアプリを作るための枠組みです。Chromium と Node.js を1つの実行ファイルに組み込んでいて、1つのコードから Windows・macOS・Linux 向けの実行ファイルを書き出せます。

分類
ビルド・配信・ストア提出の補助
制作の流れ
リリース
日本語対応
日本語一部対応
費用
無料(MIT ライセンス)
公式サイト
https://www.electronjs.org/確認日 2026-09-18
このページの目次
  1. Electron の概要
  2. Electron の特徴
  3. Electron の費用とライセンス
  4. 情報源

Electron の概要

Electron(エレクトロン)は、JavaScript・HTML・CSS でデスクトップ用のアプリを作るための枠組みです。公式ドキュメントは「Electron is a framework for building desktop applications using JavaScript, HTML, and CSS.(Electron は、JavaScript・HTML・CSS を使ってデスクトップ用のアプリを作るための枠組みです)」と書き、続けて、Chromium と Node.js を自らの実行ファイルに組み込むことで、1つの JavaScript のコードを保ったまま Windows・macOS・Linux で動くアプリを作れ、その土地ごとの開発の経験は要らないとしています。

公式サイトは、Electron の性質として6つを挙げています。ウェブの技術で動くこと(Chromium と Node.js を組み込んで JavaScript をデスクトップへ持ち込む)、環境をまたげること(対応するすべての機械の構成で macOS・Windows・Linux の上をそのまま動く)、誰にでも開かれていること(OpenJS Foundation の下にあるオープンソースの企画)、描画の土台が安定していること、Chromium と同じ足並みで大きな版を出すこと、npm の部品や自分で書いた土地ごとの拡張で機能を足せることです。

公式のリポジトリは、Electron が Node.js と Chromium にもとづいていて、Visual Studio Code をはじめ多くのアプリで使われていると書いています。著作権の表示は「OpenJS Foundation and Electron contributors」です。

【公式】https://www.electronjs.org/

Electron の特徴

Electron はゲームを描く機能を持ちません

Electron が受け持つのは、ウェブの画面をデスクトップのアプリとして包む部分です。公式サイトは Electron を「何も決めつけない白紙(unopinionated blank slate)」と呼び、画面の中身は作り手が好きなライブラリや枠組みを選んで組むものとしています。公式サイトが名前を挙げているのは React・Vue.js・Next.js・Tailwind CSS・Bootstrap・Three.js・Angular・TypeScript・webpack・Playwright・Testing Library・Sass です。

Electron が受け持つ機能

公式サイトは、Electron が引き受けている仕事を5つに分けて並べています。

区分 公式サイトが書いている中身
画面まわりの操作 主プロセスの API から、窓の見た目の変更・アプリのメニューの制御・ダイアログや通知の表示ができます
自動の更新 autoUpdater の部品で、macOS と Windows の利用者へ新しい版を配れます。土台には Squirrel を使います
導入用のファイル作り 共同体が支えているツールで、macOS の .dmg、Windows の .msi、Linux の .rpm を作れます
ストアでの配布 Mac App Store・Microsoft Store・Snap Store への配布に対応しています
異常の記録 crashReporter の部品で、JavaScript と土地ごとのコードの両方の異常の記録を集められます

Electron の組み立てのツール

Electron のアプリを組み立てて公開するためのツールとして、公式サイトは Electron Forge を案内しています。JavaScript のまとめ上げに最初から対応していて、拡張の部品を足せます。始めるときの命令は npm init electron-app@latest my-app です。

このほかに Electron Fiddle があります。小さな試しのコードを書いて動かすためのアプリで、開いたときに雛形が出て、動かす Electron の版を選べます。書いたものは GitHub の Gist か手元のフォルダに保存でき、GitHub に上げれば、その場所を入れるだけで誰でも試せます。

Electron が動く機械

公式のリポジトリは、版ごとに macOS・Windows・Linux の実行ファイルを出していると書いています。

機械 公式のリポジトリが書いている範囲
macOS Ventura 以降。64ビットの Intel と Apple Silicon(ARM)の両方
Windows Windows 10 以降。x64(amd64)と arm64
Linux x64(amd64)と arm64。Chromium と配布元の双方が支えている版の主な配布物(Ubuntu・Fedora・Debian など)。配る実行ファイルは Ubuntu の上で作られています

対応する機械の範囲は、おおむね Chromium に合わせているとも書かれています。

Electron の版

安定版を入れる命令は npm install --save-dev electron@latest で、そのときの中身は Electron 44.4.2・Node 24.21.0・Chromium 152.0.7977.130 です。先行して試す通り道として、prerelease と nightly の2つが用意されています。

公式ドキュメントの日本語の版(electronjs.org/ja/docs/latest/)があります。公式のリポジトリは、翻訳の置き場として Crowdin の企画を案内していて、日本語を含む8つの言語が並んでいます。

Electron の費用とライセンス

Electron は無料です。公式のリポジトリは、ライセンスを MIT ライセンスとしています。

MIT ライセンスとは

MIT ライセンス(MIT License)は、著作権の表示とライセンス文を残せば、商用も含めて自由に使ってよいとする短い決まりです。

項目 内容
費用 無料
ライセンス MIT ライセンス
配布のもと OpenJS Foundation の下にあるオープンソースの企画
入手の方法 npm から npm install electron --save-dev

公式のリポジトリは、あらかじめ作られた実行ファイルを入れる方法として npm を挙げ、アプリの開発時の依存として入れる形を勧めています。

商標については別の決まりがあります。公式のリポジトリは、Electron のロゴを使うときは OpenJS Foundation の商標の方針に従うよう書いています。公式サイトの下部にも、OpenJS Foundation が登録商標を持つこと、その一覧に無い商標とロゴはそれぞれの持ち主のものであることが記されています。

情報源

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