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AI で作った素材の権利|画像・3D・音の生成ツール8つの利用規約の表

公開 2026-09-25更新 2026-09-25

画像・3D・音を作る AI のツール8つについて、作ったものの持ち主・商用に使えるか・再配布の条件を、無料の段階と有料の段階に分けて、各社の利用規約の条件で並べます。

このページの目次
  1. 費用の段階
  2. 作ったものの持ち主
  3. 商用の条件
  4. 再配布
  5. 情報源

費用の段階

作ったものの扱いは、無料の段階か有料の段階かで分かれるツールが多くあります。まず、それぞれの無料の段階と有料の段階の名前を並べます。

ツール 作るもの 無料の段階 有料の段階
Midjourney 画像・動画 ありません Basic・Standard・Pro・Mega
Scenario 画像・動画・3D・音声 1日50クレジット Starter・Pro・Max・Enterprise
Meshy 3Dモデル 月100クレジット 複数の段階
Tripo AI 3Dモデル Free Pro・Max・Team
Suno 曲 1日50クレジット Pro・Premier
SOUNDRAW 曲 無料プラン Creator・Artist・Enterprise・Academic
ElevenLabs 音声 月10,000クレジット Starter から Business まで
Stability AI 画像・動画・3D・音声のモデル 年間収益100万米ドル未満は Community License で無料 年間収益100万米ドルを超えると Enterprise

どのツールも、条件は各社の利用規約が決めていて、改定されることがあります。自分の使い方に当てはまるかは、各社や専門家に確かめてください。

作ったものの持ち主

作ったものの持ち主ごとに、ツールを並べます。

持ち主 無料の段階で作ったもの 有料の段階で作ったもの
利用者 Scenario・ElevenLabs・Stability AI Midjourney・Scenario・Meshy・Tripo AI・Suno・ElevenLabs
ツールの提供元 Meshy・Tripo AI —
提供元が原盤の権利を持ち、利用者はプランの範囲で使う許諾を受ける SOUNDRAW SOUNDRAW

Suno の無料と Basic の段階で作った曲と、Stability AI の Enterprise の契約で作ったものの持ち主は、この表では扱いません。Scenario と ElevenLabs は、持ち主を段階で分けていません。

Midjourney・Meshy・Tripo AI・Suno・SOUNDRAW・Stability AI の持ち主の条件

Midjourney・Meshy の有料の段階・Stability AI で作ったものが利用者のものになるのは、法律が認める範囲でのことです。 Midjourney では、年間の収益が100万米ドルを超える会社と、その会社の従業員は、Pro か Mega の契約をしていないと、作ったものの持ち主になれません。ほかの人の画像を拡大(アップスケール)したものは、元の作者のものです。契約の段階を下げたり解約したりしても、それまでに作ったものの持ち主のままです。

Tripo AI の有料の利用者は、作ったものについて、使う・複製する・改変する・配布する・収益を得る権利を持ちます。

Suno の Pro と Premier の段階で作った曲は、Suno が持つ権利が利用者に移ります。移ったあとも、利用規約の商用の制限はかかります。

SOUNDRAW で運営会社が持つのは、曲の中で使われている音源の原盤の権利(レコード製作者の権利)です。

Midjourney・Scenario・Tripo AI・ElevenLabs の許諾と専用のモデル

Midjourney は、利用者が入力したものと作ったものを、複製・改変・公開・配布できる許諾を受けます。この許諾は取り消せず、期限もありません。

Scenario で利用者が学習させた専用のモデル(Custom Models)も、利用者のものです。ただし、土台になっているモデルと仕組みは Scenario のものです。

Tripo AI は、サービスを提供するのに要る範囲で、有料の利用者が入力したものと作ったものを使う許諾を受けます。有料の利用者が入力したものと作ったものは、AI の学習には使われません。

ElevenLabs は、利用者が入力したものと作ったものを、サービスの提供と改善、新しいサービスの開発に使う許諾を受けます。

商用の条件

ツール 無料の段階で作ったもの 有料の段階で作ったもの
Midjourney — 使えます
Scenario 使えます(段階で分けていません) 使えます(段階で分けていません)
Meshy CC BY 4.0(作った者の名前を示せば商用を含めて使える条件)で使えます。Meshy の名前の表示が要ります 使えます
Tripo AI — 使えます
Suno 使えません。個人の非商用の目的だけです Pro と Premier で作った曲は使えます(条件は下の段落)
SOUNDRAW 利用者の個人の利用だけです Creator は BGM としての商用、Artist は編曲した曲の配信・CD・ダウンロード販売を含む商用、Enterprise と Academic は個別の相談です
ElevenLabs 使えません。非商用の目的だけです 使えます
Stability AI 使えます。Stability AI への登録が要ります —

「—」の欄は、無料の段階が無いか、この表では扱わないものです。

用語は、CC BYと商用利用可のページで説明しています。

Scenario・Suno・SOUNDRAW・ElevenLabs・Stability AI の商用の決まり

Scenario では、プランの料金のほかに、Scenario への支払いはかかりません。

Suno で商用に使えるのは、段階ごとのダウンロードの枠の中で、Suno の用意した方法でダウンロードした曲だけです。リミックスの機能で作った曲は、どの段階でも、個人の非商用の目的だけに使えます。

SOUNDRAW の BGM としての利用には、ゲームの BGM が入ります。音楽のリズムゲームは、別の相談が要ります。Artist で曲を配信するときは、少なくとも6割を新しく編曲する必要があります。

ElevenLabs では、どの段階でも、作った音声の使い方は禁止事項の決まり(Prohibited Use Policy)に従います。

Stability AI の Community License の許諾は、年間収益が100万米ドルを超えた日に終わります。収益は、モデルから生じたものかどうかを問いません。

再配布

Midjourney・Scenario・Meshy の公開と配布

Midjourney で作ったものを非公開にする Stealth Mode は、Pro と Mega にだけあります。

Scenario で作ったものは、使う・直す・配る・売る・ほかの人に許諾を出すことができます。専用のモデルの重みを取り出したり、ダウンロードしたりはできません。

Meshy のコミュニティのページに載せた生成物(3Dモデルを含む)は、CC0(権利を主張しない条件)で、ほかの利用者と一般に公開されます。有料プランでは、作ったものを非公開にできます。

Tripo AI・Suno・SOUNDRAW・Stability AI の配布の制限

Tripo AI では、どの利用者も、作ったものを使って Tripo AI と競うモデルやサービスを作ることはできません。

Suno で作った曲を、録音などの方法で写すことはできません。

SOUNDRAW の曲を使う許諾は独占ではなく、ほかの人に譲ったり、さらに許諾を出したりはできません。作った曲そのものを、運営会社の同意なしに売る・無料で配る・ほかの人に許諾を出すことはできません。その曲を使って作った動画などは、この制限に入りません。作った曲を YouTube などの Content ID(動画の中の曲を見つけて権利者に知らせる仕組み)に登録することはできません。

Stability AI のモデルや、モデルを手直ししたものをほかの人に渡すときは、契約の写しと、決まった表示の文を付けます。モデルで作ったものを使って、土台になる生成 AI のモデルを作ったり改良したりすることはできません。

情報源

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