Androidデベロッパーの確認|Play以外で配るAPKの登録と期限
Google Play 以外でのみ配信する場合は、Android Developer Console のアカウントに登録します。フル配信は本人確認が必要で料金は 25 ドル、限定配信は無料で本人確認が不要、共有は最大 20 台のデバイスまでです。
このページの目次
時期・場所・対象を表で見る
Android デベロッパーの確認の時期
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年8月 | デベロッパー API・限定配信アカウント・パワーユーザー向けの高度なフローのリリース。(2026年10月23日に公式サイトで確認) |
| 2026年9月30日 | ブラジル・インドネシア・シンガポール・タイで、Android 7 以降が動く認定済みデバイスを使い、対象ストアからアプリを入れるすべてのユーザーに、保護機能が有効になります。(2026年10月23日に公式サイトで確認) |
| 2027年以降 | 確認機能は、2027年に、認定済み Android デバイスのすべてのアプリへ、世界規模で拡大される予定です。(2026年10月23日に公式サイトで確認) |
この4か国に日本は含まれていません。この4か国で確認が行われるのは、Google(Google Play)・Honor(HONOR App Market)・OPlus(OPPO App Market)・Samsung(Galaxy Store)・Transsion(Palm Store)・vivo(V-Appstore)・Xiaomi(GetApps)のアプリ ストアからインストールするときで、確認はシステムが行います。
上のリストに無いストアを使う場合、初期フェーズのあいだは、新しいデベロッパーの確認要件がアプリに適用されることはありません。他のストアで配るアプリと、ユーザーが直接サイドローディングするアプリにも、この新しい確認要件はまだ適用されません。2026年9月30日の要件の対象は、選ばれた地域における、モバイルとタブレットのフォーム ファクタに限られます。
配る先と配り方を表で並べる
アプリを配る場所によって、使うコンソールが分かれます。
配る場所と次のステップ
| アプリを配布する場合 | 次のステップ |
|---|---|
| Google Play 限定 | いま使っている Google Play Console のアカウントを、そのまま使います。 |
| Google Play のオンとオフの両方 | いま使っている Google Play Console のアカウントを、そのまま使います。Google Play の外でアプリとキーを登録する機能が、このアカウントに新しく加わります。 |
| Google Play 以外のみ | Android Developer Console で、新しくアカウントを作ります。 |
Google Play 以外のみの場合の Android Developer Console のアカウントは、フル配信と限定配信に分かれます。行き先を図にまとめます。
配る場所ごとの登録先
フル配信、限定配信、未登録のアプリをサイドローディングする、の違いは次の表のとおりです。
フル配信・限定配信・未登録のサイドローディング
| 項目 | フル配信 | 限定配信 | 未登録のアプリをサイドローディングする |
|---|---|---|---|
| 用途 | 幅広い配信を行う組織やプロの開発者 | 学生、趣味、その他の個人使用 | 確認されていないデベロッパー |
| 身元確認 | 必要 | 必要ありません | 必要ありません |
| 配布先 | 会社のウェブサイトなど、任意のアプリストアやチャネルで配信する | 最大 20 台のデバイスに配る | 選んだ任意のチャネルで配信する(検証が必要なアプリストアは除く) |
| 利用者の体験 | 今のエクスペリエンスから変わらない | 信頼できるデベロッパーからのインストールの招待を承諾する | 高度なフローで、登録されていないアプリをサイドローディングする |
アプリのサイドローディングは今後も行えますが、選んだ配り方によって、ユーザーの体験が異なる場合があります。ADB を使う流れと操作性は、これまでと同じです。
フル配信アカウントの費用は 25 ドルです(Android Developer Console のアカウント)。デベロッパーが限定配信アカウントの要件を満たしていれば、料金はかかりません。フル配信アカウントには、アプリの数にもインストールの数にも、制限がありません。
Google Play 以外のみで配る:フル配信の登録の手順
組織とプロフェッショナル デベロッパーが、広範囲に配信するために確認を受けるアカウントです。
- Google Play 以外でのみ配信する場合は、Google アカウントを使って、Android Developer Console にアカウントを登録します。
- 本人確認を進めます。公的機関が発行した書類を出す必要があり、何を出すかは、個人として登録するか組織として登録するかで変わります。
- 本人確認が終わったら、「パッケージ」ページで、一意のパッケージ名と、アプリの署名鍵ペアの SHA-256 証明書フィンガープリントを入力します。入力すると、ステータスが「審査中」になります。
- 既存のパッケージ名の場合は、秘密鍵で署名した APK をアップロードする必要があります。このチャレンジのために、Android Developer Console が、APK のアセット フォルダへ追加するスニペットを用意しています。
- 登録が完了すると、メールで通知が届き、コンソールでそのパッケージ名のステータスが「登録済み」に変わります。ステータスが「登録済み」になっているかを見て確かめます。
本人確認の補足です。個人として登録するときは、写真付きの身分証明書(政府機関が発行したもの)と住所証明書類を出す必要があります。連絡先には、公開されないメールアドレスと電話番号を登録し、ワンタイム パスワード(OTP)で確認する必要があります。出す身元確認書類は、デベロッパーの地理的位置によって変わります。必要な情報がすべて揃っている場合、通常 10 分程度で完了します。
パッケージ名を登録できないデベロッパーは、所有していることの証明と、その名前を使う正当な理由を示し、再審査請求に近い手続きで、共有をリクエストできます。
組織として登録するときは、追加で、D-U-N-S ナンバー・確認済みのウェブサイト・組織の公的機関発行の書類が要ります。D-U-N-S ナンバーは、Dun & Bradstreet が出す、組織ごとに固有の 9 桁の識別子で、組織としての登録には必須です。持っていない場合は、Dun & Bradstreet のウェブサイトから無料で取得できますが、手続きに最長 28 日ほどかかることがあります。組織のウェブサイトの確認には、Google Search Console を使う必要があります。米国の組織が出す書類には、IRS が発行した文書または IRS の押印がある文書、会社設立証書、直近の SEC 提出書類、ビジネス信用報告書などがあります。お住まいの地域によって、必要な書類が変わる場合があります。
限定配信の手順
学生や、趣味で開発している人が、アプリを届ける相手をごく一部のユーザーに絞りたい場合のための、無料のアカウントです。限定配信アカウントは、すべてのユーザーが使えます。
- 限定配信アカウントの要件を用意します。種類にかかわらず、Android Developer Console のアカウントは Google アカウントを使って作ります。ログインに使う Google アカウントには、2 段階認証プロセスの有効化と、Google お支払いプロファイルのリンクが必要です。お支払いプロファイルには、正式な名称や住所を登録して管理できます。連絡先メールアドレスは、必要に応じて Google が連絡を取る場合にのみ使われ、一般に公開されません。
- 限定配信アカウントには、これ以外の確認要件がありません。たとえば、政府機関発行の身分証明書は出さなくて済みます。
- アプリを登録します。アプリを共有できるのは、エンドユーザーが明示的に承認した、最大 20 台のデバイスまでです。
- 限られた数のデバイスにアプリを共有するときは、安全なハンドシェイクを使います。この流れには、QR コードまたはリンクを使うこと、ユーザーがデバイス上で同意すること、Android Developer Console に登録することが含まれます。
Google Play でも配るとき
Google Play で配るアプリのパッケージ名は、Google Play Console で管理します。Google Play 以外で配るアプリも、Google Play Console に登録しておくと、認定済みの Android デバイスで引き続きインストールを許可できるようになります。Google Play Console の使い方は、Google Play Console にあります。
大半の Google Play デベロッパーは、身元確認で新たにすることがありません。すでに確認が済んだ身元情報は、Google Play のデベロッパー確認要件などを含め、今回の要件を満たしています。アカウント情報の現状は、「設定」ページの「デベロッパー アカウント」(Google Play Console)で確認できます。ただし、Google Play のデベロッパーも、アプリのパッケージ名の登録が必要で、そのパッケージに使う秘密署名鍵を所有している証明が、含まれる場合があります。
アプリを Google Play Console で作成した時点で、Google Play がパッケージ名を自動で登録し、アカウントに紐付けます。ほかのデベロッパーが先にその名前を使っている場合、Google Play Console には、別の名前を選ぶよう求めるメッセージが出ます。Play アプリ署名を使っている場合、Google は、所有権を安全に特定する情報を持っていて、対象のアプリは自動登録の流れに含まれます。
アプリごとのパッケージ登録ステータスは、Google Play Console の「Android デベロッパーの確認」ページで、アプリの隣に並んで表示されます。Android Developer Console には、パッケージの一覧と現在のステータス(登録済み・未登録・下書きなど)が表示されます。Google の API を使うと、デベロッパーの確認やパッケージ登録を自動化することもできます。Android Developer ID Status API を使うと、パッケージ名が登録済みかどうかと、登録の資格を調べられます。Android Developer Console API を使うと、開発環境か CI/CD パイプラインの中で、パッケージ名と鍵を直接登録・管理できます。Google Play のレビューで止められたときの対応は、ストアの審査で止められたときにあります。
失敗を避ける注意
期限は、2026年9月30日です。その日までに身元確認とアプリの登録をしなかった場合、一部の地域では、対象ストアを通じて、認定済み Android デバイスにアプリを入れられなくなります(2026年10月23日に公式サイトで確認)。
署名鍵をなくすと、そのパッケージは登録できなくなります。1 つのパッケージには、署名鍵を複数追加して確認できます(Android Developer Console の場合)。限定配信アカウントからフルアカウントへ切り替える移行はサポートされますが、フルアカウントから戻す移行はサポートされません。ADB でインストールしたアプリは、確認が要りません。ADB を使うデベロッパーは、検証を受けずにアプリをインストールできます。
同じパッケージ名を複数のデベロッパーが使っているときは、パッケージ名の登録ルールで、登録する権利が決まります。このルールは、既知のインストール数の合計のうち 50% 以上を占める署名鍵のデベロッパーへ、パッケージ名を割り当てることを目的としています。
- 1 人のデベロッパーの鍵が、インストール数全体の 50% 以上を占める場合は、そのデベロッパーに登録の優先権があります。
- 1 つの鍵がインストール数の 50% 以上を占めていない場合は、インストール数 50 件以上の「大規模なクラスタ」があるデベロッパーは、誰でもパッケージ名を登録できます。
- 大規模なクラスタがない場合は、既知の鍵を持つデベロッパーが、先着順でパッケージ名を登録できます。
パッケージ名がすでに使われている場合は、その名前を直接取得する資格がないことを示すメッセージが出ることがあります。パッケージ名の登録をリクエストすることはできますが、追加の審査が必要になり、ほかのデベロッパーがその名前を使っている可能性もあります。
確認されていないデベロッパーのアプリを入れたいパワーユーザー向けに、Android は高度なフローを導入します。リスクを理解したうえで、そうしたアプリをインストールするための、一度限りのセットアップです。流れは次のとおりです。
- システム設定で、デベロッパー モードを有効にします。
- 簡単なチェックを受けて、セキュリティをオフにするよう誰かに言われているのではないことを確かめます。
- スマートフォンを再起動して、再認証します。
- 保護のための待機期間が終わったら、もう一度アクセスして確認します。1 日間の待機期間のあとは、生体認証(指紋認証または顔認証)かデバイスの PIN を使い、変更しているのがご本人であることを確認できます。
- リスクを理解したと確認したあとは、未確認のデベロッパーのアプリを入れられます。この設定の有効期間は、7 日間か無期限のどちらかから選びます。このアプリは未確認のデベロッパーのものだという警告は出ますが、「インストール」をタップすると、インストールを進められます。
待機期間は、ADB でのインストールには適用されません。
登録していないアプリを入れたり更新したりできるのは、端末で高度なフローを有効にしたときか、ADB を使って入れるときだけです。高度なフローを有効にしていない端末では、登録していないアプリの新しい版を入れようとしても失敗します。
公式のページの更新日
公式のページの最終更新日は、ガイドのページとフル配信のページが 2026-09-11、よくある質問・Android Developer Console・限定公開・Google Play Console のページが 2026-09-30 です。
次に読む
Google Play Console と App Store の登録から審査までの段は、スマホにゲームを出す手順にあります。
情報源
- Android デベロッパーの確認 — Android developer verification(概要)https://developer.android.com/developer-verification確認日 2026-10-23
- Android デベロッパーの確認 — ガイドhttps://developer.android.com/developer-verification/guides確認日 2026-10-23
- Android developer verification — よくある質問https://developer.android.com/developer-verification/guides/faq確認日 2026-10-23
- Android Developer Console に登録するhttps://developer.android.com/developer-verification/guides/android-developer-console?hl=ja確認日 2026-10-23
- フル配信に登録するhttps://developer.android.com/developer-verification/guides/full-distribution?hl=ja確認日 2026-10-23
- Android デバイスでの限定公開に登録するhttps://developer.android.com/developer-verification/guides/limited-distribution?hl=ja確認日 2026-10-23
- Google Play Console に登録するhttps://developer.android.com/developer-verification/guides/google-play-console?hl=ja確認日 2026-10-23