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レベル:実践

子ども向けゲームの出し方|広告・個人情報・課金のストア条件

公開 2026-10-22更新 2026-10-22

Google Play では、ターゲット ユーザーに子供が含まれるアプリはファミリー ポリシーの要件を満たす必要があり、満たしていなければ削除や公開停止の対象となることがあります。App Store では、App Review ガイドライン 1.3 の「子ども向け」カテゴリのアプリに、サードパーティ製の分析機能や広告を組み込むことができず、例外として、特定のケースに限り分析機能が、限られたケースではコンテンツ連動型広告が許可される場合もあります。

このページの目次
  1. 広告・個人情報・課金などのストア条件
  2. 対象年齢の申告・ソーシャル機能・法令の条件
  3. 確かめる手順
  4. 書き出したものの行き先
  5. 期限や審査の注意
  6. 次に読む
  7. 情報源

広告・個人情報・課金などのストア条件

広告の種類・広告の見せ方・個人情報と識別子・位置情報・課金・外部リンク・サードパーティの SDK について、Google Play と App Store の条件を並べます。

項目 Google Play ファミリー ポリシー App Review ガイドライン 1.3 出典のページ
広告の種類 子供や年齢不明のユーザーに広告を出す場合、使える SDK は Google Play ファミリー向け自己認定広告 SDK だけです。たとえば、インタレスト ベース広告(ブラウジング行動をもとに、特徴を持つ個々のユーザーを狙う広告)とリマーケティング(過去のアプリやサイトでの操作をもとに、個々のユーザーを狙う広告)は、これらのユーザーに表示されないことが要件です。広告が子供に適した内容であることも、要件の1つです。ターゲットが子供と大人の両方の場合は、年齢詐称を予防する年齢確認などの手段でユーザーを年齢層ごとに分けたうえで、子供への広告は Google Play 自己認定広告 SDK バージョンのものだけにする必要があります。 「子ども向け」カテゴリのアプリには、サードパーティ製の広告を組み込めません。限られたケースでは、サードパーティのコンテンツ連動型広告が許可される場合もあります。条件は、そのサービスが「子ども向け」カテゴリのアプリ向けの手法とポリシーの文書を公開していて、その手法やポリシーに、広告素材が年齢に応じて適切かを人が審査することが含まれていることです。 ファミリー ポリシー/ガイドライン 1.3
広告の見せ方 対象は、子供のみをターゲットとするアプリと、子供と大人の両方がターゲットで子供または年齢不明のユーザーに広告を出すアプリです。禁止されているものには、たとえば次があります。通常の使用やゲームのプレイを妨げ、5 秒たっても閉じられない収益化要素や広告(リワード広告やオプトイン広告も含む)。アプリの起動の直後にインタースティシャル広告などを出して収益化すること。1 ページに複数の広告を配置すること。ただし、動画コンテンツに組み込まれた広告など、通常の使用やゲームのプレイの妨げにならない収益化要素や広告は、5 秒以上表示できます。 — ファミリー ポリシー/ガイドライン 1.3
個人情報と識別子 子供の個人情報や機密情報を収集する場合は、収集することを開示する必要があります。子供の機密情報には、認証情報、Android ID、広告使用状況データなどが含まれます。子供のみを対象とするアプリは、Android 広告 ID(AAID)、SIM のシリアル、IMEI などを送信してはなりません。子供と大人の両方を対象とするアプリでは、子供または年齢が不明なユーザーについて、同じ種類の識別子の送信を行ってはなりません。また、子供のみを対象とし、Android API 33 以上をターゲットとするアプリは、AD_ID 権限をリクエストすべきではありません。 「子ども向け」カテゴリのアプリは、個人を特定できる情報またはデバイス情報をサードパーティに送信できません。 ファミリー ポリシー/ガイドライン 1.3
位置情報 子供だけを対象とするアプリは、位置情報の利用許可をリクエストすることも、正確な位置情報を収集・使用・送信することもしてはなりません。 サードパーティ製の分析機能が許可される特定のケースでは、そのサービスが位置情報を収集または送信しないことが条件です。 ファミリー ポリシー/ガイドライン 1.3
課金 アプリ内の収益化要素と広告(相互プロモーション・アプリ内購入用クーポン・その他営利目的のコンテンツ(有料プロダクト プレースメントなど)も含む)は、虚偽的なコンテンツを含まず、子供のユーザーが誤ってクリックしないようにデザインされている必要があります。また、広告の見せ方の行と同じ対象のアプリでは、アプリ内購入で仮想のゲームコインの使用と実際のお金の使用を明確に区別しないことが禁止されています。 保護者の承認が必要な部分を除き、「子ども向け」カテゴリのアプリに課金要素を含めることはできません。 ファミリー ポリシー/ガイドライン 1.3
外部リンク Google Play のデベロッパー プログラム ポリシーに違反する内容を表示するウェブサイトへのリンクを含むアプリは、違反の例に挙がっています。ウェブサイトの所有者または管理者の許可なく、そのサイトのウェブ表示機能だけを出すアプリや、特定のサイトへのアフィリエイト トラフィックの誘導が主な目的のアプリは認められません。 保護者の承認が必要な部分を除き、「子ども向け」カテゴリのアプリにアプリ外へのリンクを含めることはできません。 ファミリー ポリシー/ガイドライン 1.3
サードパーティの分析・SDK 子供だけを対象とするアプリでは、使用が子供向けサービスで承認されていない API や SDK は使えません。子供と大人の両方を対象とするアプリでは、それらの実装は、年齢詐称を予防する年齢確認と併用するか、子供からデータを収集しない形にする場合を除き、できません。 「子ども向け」カテゴリのアプリには、サードパーティ製の分析機能を組み込めません。特定のケースに限り許可される場合があり、そのサービスが、IDFA または子どもを特定できる情報(名前や生年月日など)と、位置情報・デバイス情報を、収集または送信しないことが条件です。この条件の情報には、それだけで、またはほかの情報と組み合わせてユーザーやそのデバイスを特定できる、デバイス情報、ネットワーク情報、その他の情報が入ります。 ファミリー ポリシー/ガイドライン 1.3

対象年齢の申告・ソーシャル機能・法令の条件

対象年齢の申告・子供と大人の両方が対象のアプリ・ソーシャル機能・法令について、条件を並べます。

項目 条件 出典のページ
対象年齢の申告(Google Play) アプリの公開前に、ターゲット ユーザーを Google Play Console の [ターゲット ユーザーおよびコンテンツ] で指定する必要があります。Console での指定とは別に、子供向けと考えられる画像や言葉がアプリ内にあると、Google Play によるターゲット ユーザーの審査に影響する場合があります。 ファミリー ポリシー
子供と大人の両方が対象(Google Play) 複数の年齢層を選べるのは、選んだ各年齢層向けに設計され、その層に適したアプリであることが確実な場合に限られます。大人と子供の両方を含む年齢層を選べるのは、全年齢が対象のアプリの場合に限ります。たとえば、[5 歳以下] を選べるのは、乳児、幼児、就学前の子供が対象のアプリの場合に限ります。ターゲット ユーザーが 21 歳未満の場合は、地域の法律で子供と見なされるかどうかを考慮する必要があります。 ファミリー ポリシー/ターゲット ユーザーとアプリのコンテンツの設定を管理する
申告の更新(Google Play) [ターゲット ユーザーおよびコンテンツ] の内容はいつでも更新できますが、Google Play ストアに反映させるにはアプリのアップデートが必要です。この項目を変更した時点で、アップデートの送信前でも、ポリシーを守っているかの審査を受ける場合があります。 ファミリー ポリシー
Play Console 内の不実表示(Google Play) Play Console 内のアプリの情報([ターゲット ユーザーおよびコンテンツ] を含む)に不実表示があると、アプリの削除や公開停止の措置がとられることがあります。 ファミリー ポリシー
ソーシャル機能(Google Play) ユーザーが情報を共有したり交換したりできるアプリは、その機能をコンテンツ レーティング質問票で正確に開示する必要があります。ターゲット ユーザーに子供を含みソーシャル機能があるアプリには、次の要件があります。自由形式のメディアや情報を子供が交換できる状態にする前に、オンラインの安全に関するリマインダーをアプリ内に出すこと。子供が使うソーシャル機能を大人が管理する方法を用意すること。子供が個人情報を交換できる機能を有効にする前に、大人による操作を挟むこと。 ファミリー ポリシー
知らない人や匿名のチャット(Google Play) 知らない人とのチャットや匿名でのチャットが主な目的のソーシャル アプリは、ターゲット ユーザーに子供を含められません。チャット ルーレット形式のアプリや出会い系アプリなどが該当します。 ファミリー ポリシー
法令(Google Play) COPPA(米国の児童オンライン プライバシー保護法)や GDPR(EU の一般データ保護規則)、その他適用されるすべての法規制の遵守が、アプリ内で呼び出すまたは使用するすべての API と SDK を含めて必要です。 ファミリー ポリシー
子どもの個人データ(App Store) 子どもの個人データを扱うアプリに関わる法律には、COPPA(児童オンラインプライバシー保護法)や GDPR(EU 一般データ保護規則)などがあります。「子ども向け」カテゴリのアプリまたは未成年の個人情報(名前、住所、メールアドレス、位置情報など)を収集・送信・共有する機能を持つアプリには、プライバシーポリシーの設定と、子どものプライバシー保護法に関するすべての適用法への準拠が必要です。「子ども向け」カテゴリのペアレンタルゲートは、プライバシー保護法に基づく個人データ収集への保護者の同意と、通常同じではありません。 ガイドライン 5.1.4

確かめる手順

  1. ゲームに入れている広告・課金・外部リンクと、個人情報や識別子の送信先を、画面ごとに書き出します。SDK は1つずつ書きます。
  2. 書き出したものを、広告・個人情報・課金などの表の行と見比べ、Google Play の列と App Store の列それぞれで、当てはまる行に印を付けます。
  3. Google Play Console の [ターゲット ユーザーおよびコンテンツ] と [データ セーフティ] に回答します。[ターゲット ユーザーおよびコンテンツ] に入力する前には、アプリに広告が含まれるかの申告、アプリへのアクセス手順の提供、プライバシー ポリシーの追加が必要です。IARC のレーティング質問票への回答の手順は、ゲームの年齢区分(レーティング)の取り方にあります。プライバシーポリシーに関わる決まりは、ゲームのプライバシーポリシー|法律とストアが求める項目にあります。
  4. App Store の「子ども向け」カテゴリに入れる場合は、アプリ外へのリンク、課金要素、その他子どもに不向きなコンテンツを、アクセスに保護者の承認が必要な部分を除いて含めない形にします。
  5. アップデートで広告や課金を足すときは、1 から 4 をやり直します。Google Play では、アプリを新しく作るときと、既存のアプリのアップデートを公開するときに、対象年齢層の申告が必要です。

書き出したものの行き先

広告・課金・個人情報の送信先から、Google Play と App Store の行への流れ

広告・課金・個人情報の送信先から、Google Play と App Store の行への流れ1書き出す広告・課金・外部リンク・個人情報の送信先を、画面ごとに、SDK も1つずつ2Google Play の行と見比べるターゲット ユーザーに子供が含まれる場合の、広告・個人情報と識別子・位置情報・課金・外部リンク・SDK の行3App Review ガイドライン 1.3 の行と見比べる「子ども向け」カテゴリに入れる場合の、広告・課金・外部リンク・個人情報の送信先の行4回答と確かめGoogle Play Console の回答と、App Store の「子ども向け」カテゴリに含めないものの確かめ
図1

期限や審査の注意

  • Google Play:対象年齢層を変えたときや、広告・アプリ内購入を使い始めたときに、既存のユーザーへ知らせる方法として、ストア掲載情報ページの [新機能] とアプリ内通知があります。
  • Google Play:[ターゲット ユーザーおよびコンテンツ] を保存すると、Google が審査します。詳細な審査が必要となる場合(特定のデベロッパー アカウントや一部カテゴリのアプリなど)は、時間が延びる可能性があり、最長で 7 日程度、例外的にさらにかかる場合があります。
  • App Store:「子ども向け」カテゴリのアプリが、アップデートでそのカテゴリから外れる場合も、要件を満たしているとユーザーは期待するため、引き続きそのカテゴリのガイドラインに従う必要があります。
  • App Review ガイドラインの最終更新日は 2026年6月8日 です(2026年10月22日に公式サイトで確認)。

次に読む

「子ども向け」カテゴリを選ぶ画面と IARC の質問票の手順は、ゲームの年齢区分(レーティング)の取り方にあります。

情報源

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