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レベル:入門

Viscuit とは|「メガネ」でアニメーションとゲームを作れる無料のエンジン

公開 2026-09-12更新 2026-09-12Viscuit(ビスケット)

Viscuit(ビスケット)は、「メガネ」という書き換えの仕組み1つだけでプログラムを組むビジュアルプログラミング言語です。アニメーション・ゲーム・絵本を作れます。ブラウザとスマートフォンのアプリで動き、小・中学校と特別支援学校向けの「教育版ビスケット」は無料で使えます。

分類
ゲームエンジン・フレームワーク
日本語対応
日本語対応
費用
無料
公式サイト
https://www.viscuit.com/確認日 2026-09-05
このページの目次
  1. Viscuit の概要
  2. Viscuit の特徴
  3. Viscuit の費用とライセンス
  4. 情報源

Viscuit の概要

Viscuit(ビスケット)は、公式サイトが「とても簡単なプログラミング言語」と説明しているものです。仕組みは「メガネ」1つだけで、単純なプログラムからとても複雑なプログラムまで、その組み合わせ方だけで作ります。

作ったのは、プログラミング言語の研究者である原田ハカセです。公式サイトによれば、ビスケットが生まれたのは2003年です。運営は合同会社デジタルポケットです。

公式サイトの解説は、「メガネ」が専門用語でいう「書き換えルール」であること、書き換え型の言語は書き換える順序を人が指定せず、コンピュータが決めることを説明しています。たとえば「2と1が並んでいたら1と2に入れ替える」というメガネを数の組み合わせのぶんだけ作れば、順序の決め方を書かなくても数が小さい順に並びます。

Viscuit の特徴

Viscuit で作れるもの

公式サイトが挙げているのは、アニメーション・ゲーム・絵本の3つです。仕組みは「メガネ」1つだけで、単純なプログラムから複雑なプログラムまで、その組み合わせ方だけで作ります。

Viscuit の使用言語

**基本的にプログラム言語は使いません。**絵を描き、その絵をメガネに置いていく操作だけで組みます。

公式サイトの解説は、メガネが専門用語でいう「書き換えルール」であることを説明しています。書き換え型の言語では、書き換える順序を人が指定せず、コンピュータが決めます。たとえば「2と1が並んでいたら1と2に入れ替える」というメガネを数の組み合わせのぶんだけ作れば、順序の決め方を書かなくても数が小さい順に並びます。

Viscuit が「何をさせるか」だけを書く言語である理由

公式サイトの解説は、ビスケットが「書き換え型」という考え方に立っていることを、計算の例で説明しています。

挙げられているのは、1から10までの合計を求める場面です。足し算の装置が1つしかなければ、1に2を足し、その答えに3を足し、という順番に計算するしかありません。いっぽう、同時に4つの足し算ができるコンピュータなら、1と2、3と4、5と6、7と8を同時に計算し、次にその答え同士を足す、という詰め込み方ができます。

解説は、計算の手順を人が書いたプログラムのほうが、この詰め込みを自動でやるのが難しくなること、「1から10までの合計が欲しい」とだけ伝えたほうが自動化しやすいことを書いています。そのうえで、プログラミングで問われる点が「コンピュータをどう動かすか」から「コンピュータに何をさせるか」へ移ってきた、としています。

Viscuit の動きの指定のしかた

絵の動く向きは、数値ではなく「元の絵」と「後の絵」の2枚の置き方のずれで指定します。公式サイトの解説は、だいたいの向きに置けばコンピュータがそこから厳密な数値を取り出し、そのずれと正確に一致した動きを続ける、と書いています。

この作り方にした理由も説明されています。表現力を落とさずに単純にするという設計のこだわりがあり、向きをメガネで指定する方法はその1つだとしています。

Viscuit の色の選び方

お絵かきの色も、同じ考え方で作られています。公式サイトの解説は、多くの子ども向けアプリが選ばせる色の数を減らしているのに対して、ビスケットではコンピュータが表現できるすべての色を対等に直感的に選べるように設計していると書いています。

Viscuit の対応プラットフォーム

パソコンでは、ブラウザからそのまま使えます。スマートフォンとタブレットで初めて使う場合は、公式のアプリを入れる形です。

使う機材 入れ方
パソコン ブラウザからそのまま使えます
スマートフォン・タブレット 公式のアプリを入れます
Google Play を扱えないタブレット 公式サイトから直接アプリを落とします(入れ方の説明が別にあります)

公式サイトには「あたらしいビスケット」のほかに、前の版と、さらに前の版(緊急用)の入り口も置かれています。

Viscuit の作品の共有

作品は公式のアプリで集めて遊べます。アプリでは、作品のメガネ(プログラム)の中身も見られます。公式サイトには、これまでの作品募集の作品をたどる入り口も置かれています。

Viscuit の費用とライセンス

小・中学校・特別支援学校でビスケットを無料で使える「教育版ビスケット」は、2026年度版があります。申し込みは自治体の担当者から行う形です。

放課後等デイサービス向けには、「ビスケットチャレンジ」という別の教材が提供されています。公式サイトは、これが週1回15分から始められ、プログラミングの知識がない職員でも取り組める教材だと案内しています。

指導者向けには、毎月1回オンラインで開く「ビスケットファシリテータ講習」と、会員制の「ビスケットユーザー会」があります。

対象 公式の記述
小・中学校・特別支援学校 「教育版ビスケット」を無料で利用できます(申し込みは自治体の担当者から)
放課後等デイサービス 「ビスケットチャレンジ」が提供されています
指導者 ファシリテータ講習(毎月1回オンライン)とユーザー会があります

ビスケットは、パソコンではブラウザからそのまま使えます。スマートフォンとタブレットで初めて使う場合は、公式のアプリを入れる形です。Google Play を扱えないタブレット向けには、公式サイトから直接アプリを落とす道と、その入れ方の説明(PDF)が用意されています。

あそび方の説明、開発室のブログ、入門書「ビスケットであそぼう」の紹介、ワークショップとイベントの案内もあります。

ワークショップやイベントを開きたい企業・団体向けの案内も、公式サイトに置かれています。

情報源

Viscuit のページに出た言葉

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