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レベル:実践

Steam の売上を受け取れる日本の銀行口座・金融機関

公開 2026-09-16更新 2026-10-14Steam(Steamworks Partner Program / Steam Direct)

Steam は売上を米ドルで、海外送金(SWIFT)で振り込みます。振込先は本人名義の口座1つだけです。海外からの送金を受け取れる条件は、銀行・金融機関ごとに違います。とくに、事業の売上を個人の口座で受け取れるかは、銀行・金融機関によって扱いが分かれます。

このページの目次
  1. Steam が振込先の口座に求めていること
  2. 日本の銀行・金融機関のサイトに書いてあること【抜粋】
  3. 情報源

Steam が振込先の口座に求めていること

Steam は、売上の支払いを銀行間の電子送金で行います。米国内は ACH、米国外は米ドルの SWIFT 電信送金です。現在は、ほかの支払い方法には対応していません。

そのため、受け取る側の口座には次の条件が付きます。

Steam の支払い先の口座と支払いの条件

項目内容
通貨米ドルだけ。自国の通貨では受け取れない
送金の形米ドル建ての SWIFT 電信送金を受け付けられること
名義登録のときに提供した名前と一致していること
口座の形FFB(for further benefit)・FFC(for further credit)の口座情報は入力できない
口座の数1つ。1つのパートナーに対して複数の口座に支払いを分けることはできない
出す情報ルーティング番号・口座番号・銀行の住所など
最低額支払金額が100ドルに達するまで支払いが保留される
表1

銀行から支払いの目的についての追加書類を求められた場合は、登録のときに署名した Steam 配信規約(SDA)を銀行への収入証明に使えます。

振込の時期と報告書の見方はSteam の売上はいつ、いくらから、どの通貨で振り込まれるのかに、登録の順番はSteam に出すと決めたら最初にすることにまとめています。

日本の銀行・金融機関のサイトに書いてあること【抜粋】

銀行・金融機関ごとに、ここに並べた項目が違います。

次の表は、外貨の受け取りの通貨・手数料・事業の売上の受け取りを並べた4行です。表のあとに、口座の条件や送金人に伝える情報を、銀行・金融機関ごとに続けます。

銀行ごとの外貨の受け取りの通貨・手数料・事業の売上の受け取り

銀行・口座受け取れる通貨受取手数料事業の売上の受け取り
楽天銀行(個人のお客さま)米ドル・ユーロ・豪ドル・英ポンド・NZドル・南アランド・日本円2,450円事業目的の資金の受け取りには利用できない
楽天銀行(個人ビジネス口座)米ドル・ユーロ・豪ドル・英ポンド・NZドル・南アランド・日本円2,450円事業目的の資金の受け取りのみ利用できる
SBI新生銀行(総合口座パワーフレックス)13通貨円普通預金から引き落とす場合は一律2,000円記載なし
ドコモSMTBネット銀行(外貨送金受取サービス)10通貨1回の入金額が5万通貨以上(香港ドル・南アランドは50万通貨以上)なら無料。日本円は1回3,500円記載なし
表2

楽天銀行

楽天銀行の海外送金・外貨送金の受取は、個人のお客さま向けと個人事業主のお客さま向けに分かれています。事業目的の資金の受け取りの扱いは、この2つで正反対です。

個人のお客さま向けの受取は、事業目的の資金の受け取りには使えません。

個人事業主のお客さま向け(個人ビジネス口座)の受取は、事業目的の資金の受け取りにのみ使えます。

どちらの受取でも、被仕向送金で扱う通貨は米ドル・ユーロ・豪ドル・英ポンド・NZドル・南アランド・日本円です。これ以外の通貨で到着した送金は送金人に返金されます。受取手数料は2,450円です。海外送金の利用にはマイナンバー(個人番号)の提供が必要です。

SBI新生銀行

総合口座パワーフレックスで受け取れる通貨は13通貨(円・米ドル・ユーロ・豪ドル・NZドル・カナダドル・英ポンド・香港ドル・シンガポールドル・南アフリカランド・ノルウェークローネ・トルコリラ・人民元)です。人民元は日本国内からの送金だけ、ブラジルレアルは受け取れません。

受取手数料は、円普通預金から引き落とす場合は受取通貨にかかわらず一律2,000円です。外貨建ての受取手数料は、円換算額が2,000円相当になるよう SBI新生銀行が設定し、為替相場の変動にあわせて定期的に見直します。

海外からの送金を総合口座パワーフレックスで受け取る場合は、個人番号(マイナンバー)の届出が必要です。外貨のまま受け取りたい場合は、送金元の銀行に外貨のまま送金するよう指示します。

ドコモSMTBネット銀行(旧 住信SBIネット銀行)

外貨送金受取サービスで扱う通貨は10通貨(米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・南アランド・スイスフラン・香港ドル・日本円)です。

このサービスを使えるのは、外貨預金口座を開設済みの人だけです。入金先は代表口座の外貨普通預金です。海外からの円建ての送金もこのサービスの扱いになり、その場合は代表口座の円普通預金に入金され、外貨普通預金口座の開設は要りません。

受取手数料は、1回あたりの入金額が5万通貨以上(香港ドル・南アランドは50万通貨以上)なら無料です。日本円は入金額にかかわらず1回あたり3,500円かかります。

法人口座を持っていない人は、法人口座の開設後に外貨送金・外貨受取サービスを申し込めます。

三菱UFJ銀行

外国送金の受け取りについて、送金人に伝える情報は次のとおりです。SWIFT コードは国内全店共通で BOTKJPJT の8桁、11桁を求められた場合は下3桁に X を加えた BOTKJPJTXXX です。受取人口座番号は、店番3桁と口座番号7桁をハイフンでつないだ形です。日本では IBAN や ABA(ルーティングナンバー)は採用されていません。

外貨のまま受け取る場合は、送金通貨と同じ通貨の外貨普通預金か外貨当座預金を受取人口座に指定します。円預金口座が指定されている場合は、同行所定のレートで換算した円貨額が入金されます。

外国送金の取引には、法令により個人番号(マイナンバー)または法人番号の届出が必要です。輸出入貨物代金以外で3,000万円相当額を超える支払・受取には、日本銀行宛の「支払又は支払の受領に関する報告書」の提出が必要になります(一部、報告免除あり)。

GMOあおぞらネット銀行

個人事業主口座の開設で出す書類は、4つの区分に分かれています。

GMOあおぞらネット銀行の個人事業主口座の開設で出す書類の区分と内容

区分内容
個人事業主の確認書類(いずれか1点)個人事業開業届出書/事業開始等申告書/確定申告書(第一表)/各行政機関発行の許認可証
事業内容確認書類(1点以上・最大10点)事業内容がわかるホームページ/請求書・発注書・受注書・納品書/締結・調印済みの各種契約書/提案書/会社案内・パンフレット・チラシ/事業計画書
外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に係る確認書米国納税義務がある場合
特定取引を行う者の届出書日本と米国以外の国への納税義務(居住地国)がある場合
表3

事業内容確認書類としてホームページを出す場合、屋号または氏名が確認できること、事業または取扱商品の具体的な内容が確認できること、集客目的での運営実績が3カ月以上あることが条件です。

Wise(ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社)

Wise は銀行ではなく資金移動業者です。ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社の登録内容は次のとおりです。

ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社の登録内容

項目内容
会社名ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社
事業内容第一種及び第二種資金移動業者
登録番号関東財務局長 第00040号
加入協会一般社団法人 日本資金決済業協会
設立2014年
表4

資金の保全について、Wise は、日本の規制当局に登録されている信託口座で利用者の資金を保管し、Wise の事業資金とは別に保有しています。アカウントが日本の住所で登録されている場合、または日本への住所変更が受理されている場合、利用者の資金はワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社の日本での規制上の義務により保全されます。Wise は毎営業日に負債を計算し、対象の商品における日本円での現金相当額の100%を、日証金信託銀行株式会社または株式会社三井住友銀行で保有されている信託口座に入金します。対象は、通貨にかかわらずすべてのアカウントにある資金、未完了の送金資金、加盟店で未精算のデビットカードの取引、誤って送金され返金手続き中の資金です。

アカウントの種類について、Wise がサポートする法人種別には「個人事業主またはフリーランサー」「有限会社や公開会社」「パートナーシップ」などがあります。Wise は、仮想通貨・タバコ・アダルトコンテンツなどに関与する法人と、無記名株を保有する法人をサポートしていません。

情報源

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