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レベル:実践

Jenkins とは|自分の環境に置いて使う無料の自動化ツール

公開 2026-09-13更新 2026-09-18Jenkins

Jenkins は、ビルド・配信・自動化を行うオープンソースの自動化サーバーです。無料で使え、改変と再配布も認められています。Java で書かれた単体で動くプログラムで、Windows・Linux・macOS ほかの環境向けのパッケージが配布されています。

分類
ビルド・配信・ストア提出の補助
日本語対応
日本語非対応
費用
無料
公式サイト
https://www.jenkins.io/確認日 2026-09-18
このページの目次
  1. Jenkins の概要
  2. Jenkins の特徴
  3. Jenkins の費用とライセンス
  4. 情報源

Jenkins の概要

Jenkins は、オープンソースの自動化サーバーです。あらゆるプロジェクトのビルド・デプロイ・自動化を支えるために、数百のプラグインを備えています。

Java で書かれた単体で動くプログラムで、そのまま起動できます。Windows・Linux・macOS ほかの Unix 系の環境向けにパッケージが用意されています。

設定はウェブの画面から行います。入力のその場での誤りの確認と、画面に組み込まれたヘルプが備わっています。

配布の形は、WAR ファイル・各環境向けのネイティブパッケージ・インストーラー・Docker イメージです。

Jenkins の特徴

Jenkins は、単純な CI(コードの変更を自動でまとめて確かめる進め方)のサーバーとしても、継続的デリバリー(確かめた成果物をそのまま配信まで運ぶ進め方)の中心としても使えます。

プラグインは Update Center にまとまっています。数百のプラグインによって、継続的インテグレーションと継続的デリバリーの道筋にあるほぼすべてのツールと連携できます。プラグインの仕組みそのものを使って Jenkins 自身を拡張することもできます。

作業を複数の機械に分散させることもできます。これによってビルド・テスト・デプロイを複数の環境で速く進められます。

Jenkins Pipeline の考え方

Jenkins Pipeline は、継続的デリバリーの道筋を Jenkins に組み込むためのプラグインの集まりです。道筋は Pipeline の専用の記法で書き、Jenkinsfile という名前のテキストのファイルに入れて、企画のソース管理に置きます。公式ドキュメントは、これを「Pipeline as code」(道筋そのものをコードとして扱う考え方)と呼んでいます。

Jenkinsfile をソース管理に入れると、次のことができます。

  • すべてのブランチとプルリクエストに対して、自動でビルドの道筋を作る
  • 道筋そのものを、残りのソースコードと同じようにレビューして直す
  • 道筋の変更の記録が残る
  • 道筋の正本が1つになり、複数の人が見て直せる

Pipeline の中心になる言葉は4つです。

言葉 中身
Pipeline 継続的デリバリーの道筋そのもの。ビルド・テスト・配信の段を含む
Node Jenkins の環境の一部で、Pipeline を実行できる機械
Stage 道筋の中で、考え方の上で区切られる作業のまとまり(Build・Test・Deploy など)
Step 1つの作業。ある時点で Jenkins に何をさせるかを示す

Jenkinsfile の記法は Declarative と Scripted の2つです。Declarative は pipeline のブロックで全体を書き、Scripted は1つ以上の node のブロックで書きます。Stage と Step は、どちらの記法にも共通する要素です。

公式ドキュメントは、Pipeline の性質として、コードであること、Jenkins のコントローラーの再起動をまたいで残ること、人の入力や承認を待って止められること、分岐・合流・繰り返し・並列の作業を書けること、独自の拡張を足せることを挙げています。

Pipeline の章では、このほかに、Jenkinsfile の組み立て方、ブランチとプルリクエストの扱い、Jenkinsfile から Docker のコンテナを呼ぶ使い方、共有ライブラリによる拡張が扱われています。

Jenkins の費用とライセンス

Jenkins は無料です。MIT ライセンス(著作権表示を残せば、改変も商用利用も自由にできるライセンス)で公開されており、ライセンス文には、ソフトウェアの使用・複製・改変・結合・公開・配布・サブライセンス・販売を無償で行える旨が書かれています。

条件は、著作権表示とライセンス表示を、複製物または重要な部分に含めることです。ソフトウェアは現状のまま提供され、いかなる保証も付きません。

項目 内容
費用 無料
ライセンス MIT
商用利用 できる
改変・再配布 できる(著作権表示とライセンス表示を残す)

Jenkins は公式サイトのダウンロードのページから入手します。

配布の系統は2つあります。Stable(LTS)は、12週ごとに通常の版から基準となる版が選ばれ、4週ごとに不具合と安全上の修正を取り込んだ版が出ます。Weekly は、不具合の修正と新しい機能を毎週の間隔で届ける系統です。

ダウンロードのページでは、LTS の版として 2.568.3 が案内されています。Generic Java package(.war)のほか、Docker・Kubernetes・Ubuntu/Debian・Red Hat Enterprise Linux とその派生・Fedora・Windows・openSUSE 向けの入手方法が並んでいます。

情報源

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