jMonkeyEngine とは|Java で書く無料の3Dゲームエンジン
jMonkeyEngine は、Java でゲームを書くための3Dのゲームエンジンです。2004年から続くオープンソースで、BSD 3-Clause ライセンスのもと無料で使えます。Windows・macOS・Linux・Android・iOS に書き出せます。
- 分類
- ゲームエンジン・フレームワーク
- 日本語対応
- 日本語非対応
- 費用
- 無料
- 公式サイト
- https://jmonkeyengine.org/
jMonkeyEngine の概要
jMonkeyEngine(ジェイモンキーエンジン)は、Java の開発者のための3Dのゲームエンジンです。コードを書いて作る形のエンジンです。
2004年から続いていて、21年を超える開発と各国のコミュニティによって、BSD ライセンスの中心のまわりにモジュール・ライブラリ・プラグイン・例・コミュニティのプロジェクトが育ってきました。
権利は jMonkeyEngine(2004年から2026年)にあり、BSD 3-Clause ライセンスで公開されています。
jMonkeyEngine の特徴
jMonkeyEngine が扱う 3D
3Dのゲームエンジンで、エンジン自体も Java で書かれています。
jMonkeyEngine の使用言語
Java です。対応する Java の版は Java 11 から 21 です。Gradle での組み立てと JVM のツールが使え、Java のライブラリはアプリの中でそのまま使えます。
jMonkeyEngine の対応プラットフォーム
Windows・macOS・Linux・Android・iOS に向けて、Java のゲームを作れます。対象は近年の x86_64 と ARM64 の機械です。
対象には Raspberry も含まれます。
jMonkeyEngine に標準で入っている機能
| 機能 | 中身 |
|---|---|
| 通信 | TCP・UDP・RPC と、同期の型 |
| 物理演算 | 剛体・柔らかい体・車両のシミュレーション(Bullet・Box2D・Jolt Physics のいずれかとの接続) |
| 画面の部品 | HUD・メニュー・デバッグの画面・エディタの画面。内蔵の仕組みか Nifty GUI などのコミュニティのツール |
| シェーダーと後処理 | PBR、独自の材質とシェーダー、bloom・FXAA・SSAO・トーンマッピングなどの後処理 |
| 音 | 位置に応じて聞こえ方が変わる音。聞き手からの相対、減衰、空間の場面への組み込み |
| 地形と世界 | ハイトマップの地形、区切って読み込む世界、ボクセルの環境、等値面の手法、手続きによる生成を、シーングラフの上に作れる |
| パーティクル | 内蔵の放出器と、独自のパーティクル・コミュニティの拡張 |
| 組み立ての型 | シーングラフの control、AppState、ECS 風の仕組みなど。1つの型に縛りません |
jMonkeyEngine が読み込める形式
glTF の素材を取り込めます。取り込みの流れは Blender とそろうことを目指したもので、材質・ライティングの選択・場面の組み方が、予測できる形でエンジンに移ります。
jMonkeyEngine の拡張
公式の SDK は NetBeans をもとにした統合開発環境で、場面のエディタ(SceneExplorer。場面を見ながら位置を直し、control と AppState を足して保存します)、材質のエディタ、フィルタのエディタ、各プラットフォームごとに同梱された JDK などを持っています。SDK はエンジン本体と切り離されているので、同梱された版とは別のエンジンの版でも作業できます。
技術の構成は、NetBeans から派生した、ウィンドウで動く複数のプラットフォーム向けの統合開発環境、画面の部品・通信・物理演算・効果音・地形・素材の取り込みなどのためのライブラリ、シーングラフ・アニメーション・描画・数学などのためのプラットフォームに依存しない中心のライブラリ、LWJGL v2/v3(GLFW・OpenAL・OpenGL・OpenVR を呼ぶため)または Android または iOS、そして Java 仮想マシンです。
VR と XR については、頭に着ける機器の操作・手の入力・没入型のアプリの組み方を扱うコミュニティのツールで広げられます。
HUDとは
ヘッドアップディスプレイのことです。ゲームの画面に重ねて出す、体力や残弾などの表示を指します。
jMonkeyEngine の費用とライセンス
無料です。jMonkeyEngine はオープンソースで、BSD 3-Clause ライセンスで公開されています。
BSD-3 は許容型のライセンスです。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 費用 | 無料です |
| ライセンス | BSD 3-Clause ライセンスです |
| 始まった年 | 2004年です |
| 対応する Java | Java 11 から 21 です |
| 組み立て | Gradle を使えます |
| 書き出せる先 | Windows・macOS・Linux・Android・iOS(近年の x86_64 と ARM64) |
jMonkeyEngine には、コード・資料・テスト・直接の支援のどれかの形で参加できます。
公式サイト jmonkeyengine.org から入手します。SDK は GitHub のリリースのページに置かれています。ライセンスの文(BSD-3)も同じサイトに置かれています。
- jMonkeyEngine の公式サイトhttps://jmonkeyengine.org/
情報源
- jMonkeyEngine — 公式サイト(名乗り・続いてきた年数・ライセンス・書き出せる先・Java の版・通信・物理演算・画面の部品・地形・パーティクル・glTF)https://jmonkeyengine.org/確認日 2026-10-18
- GitHub — jMonkeyEngine/jmonkeyengine(README:3Dエンジンの名乗り・技術の構成・SDK の置き場・BSD 3-Clause)https://github.com/jMonkeyEngine/jmonkeyengine確認日 2026-10-18
- GitHub — jMonkeyEngine/sdk(README:SDK の中身・エンジンと切り離されていること・入手の仕方)https://github.com/jMonkeyEngine/sdk確認日 2026-10-18