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レベル:開発者向け

raylib とは|外部の依存が無く、C 言語でゲームを書く無料のライブラリ

公開 2026-09-10更新 2026-09-17raylib

raylib は、C 言語でゲームを書くためのライブラリです。zlib ライセンスで、費用はかかりません。必要なライブラリは全部同梱されているので、外部の依存はありません。画面を作るツールや目で見て編集する仕組みは付いておらず、コードだけで進めます。

分類
ゲームエンジン・フレームワーク
日本語対応
日本語非対応
費用
無料・オープンソース
公式サイト
https://www.raylib.com/確認日 2026-09-05
このページの目次
  1. raylib の概要
  2. raylib の特徴
  3. raylib の費用とライセンス
  4. 情報源

raylib の概要

raylib(レイリブ)は、ゲームを書くためのライブラリです。公式サイトは自らを「ゲームのプログラミングを楽しむための、単純で使いやすいライブラリ」と説明しています。

目を引く画面も、目で見て置いていく補助も、デバッグのボタンも無く、ただコードを書いていく形です。同じ説明は、試作・ツール作り・図を扱うアプリ・組み込みの機器・教育に向くとしています。

raylib の特徴

公式のソースコードの説明が挙げている用途は5つです。試作、ツール作り、図を扱うアプリ、組み込みの機器、そして教育です。

raylib が扱う 2D と 3D

どちらも扱えます。公式の機能の一覧には「Full 3D support」として、3Dの図形・モデル・ビルボード・ハイトマップが並んでいます。骨組みによるアニメーションの付いた3Dモデルにも対応します。素材の設定は、古くからある各種のマップと PBR のマップの両方を扱えます。2Dの側では、スプライトのフォントとテクスチャを扱います。

raylib の使用言語

本体は plain C(C99)で書かれています。記法は PascalCase と camelCase です。公式の一覧は、70を超える言語の橋渡し(バインディング)が公開されていることも挙げています。

raylib の対応プラットフォーム

公式のソースコードの説明が挙げている対応先と、公式が組み立て済みの配布を出している先は次のとおりです。

書き出せる先 組み立て済みの配布
Windows あり
Linux あり
macOS あり
Raspberry Pi —
Android あり
HTML5(ブラウザ) あり

公式の説明は、C 言語と OpenGL(またはそれに近いもの)が動くプラットフォームなら動かせる、あるいは移植しやすいとしています。パッケージ管理の仕組みからも入れられます。

raylib に標準で入っている機能

機能 中身
外部の依存が無い 必要なライブラリは全部 raylib に含まれています
OpenGL による加速 対応する版は 1.1・2.1・3.3・4.3・ES 2.0・ES 3.0 です
rlgl OpenGL を包んだ層で、この部分だけを取り出して使えます
rlsw OpenGL を使わずに描くソフトウェアの描画です
素材の仕組み 古くからある各種のマップと PBR のマップを扱います
3Dモデルのアニメーション 骨組みによるアニメーションに対応します
シェーダー モデルのシェーダーと、描いたあとに処理を足すシェーダーに対応します
raymath ベクトル・行列・四元数の計算をまとめた部分です
音 読み込みと再生に加えて、少しずつ読みながら鳴らす形に対応します
VR 頭に着ける機器の値を設定して、左右の目に分けて描けます
実例 140を超えるコードの実例が付いています

raylib が読み込める形式

素材 対応する形式
フォント TTF・OTF・FNT・BDF・スプライトのフォント
テクスチャ 圧縮した形式(DXT・ETC・ASTC)を含む複数の形式
3Dモデル(アニメーション付き) IQM・M3D・glTF
音 WAV・QOA・OGG・MP3・FLAC・XM・MOD

raylib の拡張

公式サイトは、raylib と組み合わせて使う追加のライブラリを挙げています。一部は raylib の内部ですでに使われており、残りは利用者が組み込む形です。多くは1ファイルのヘッダーだけで完結し、外部の依存を持ちません。公式サイトが挙げる raylib technologies のツール群も、raylib と raygui を土台に作られています。

よくある形の API のドキュメントや大量の入門記事は用意していません。代わりに、必要な機能を1枚にまとめた cheatsheet と、大量の実例のコードから学ぶ形になっています。構造と Makefile が用意された raylib-game-template も公式サイトから使えます。

raylib の作りの上での制限

公式のソースコードの説明は、単純さのために設けている制限を挙げています。既定では1つのウィンドウと1つの OpenGL のコンテキストだけで、複数のウィンドウには対応しません。ウィンドウの大きさを変えたり動かしたりすると、その間は描画の繰り返しが止まります。RenderTexture は OpenGL の都合で上下が逆になるので、画面へ描くときは利用者が反転させます。文字の描画は右から左に書く言語・合字・絵文字に対応しません。

raylib の費用とライセンス

raylib は無料です。公式のソースコードの置き場は、zlib ライセンスで公開されていると示しています。寄付による支援と、企業向けのスポンサーの仕組みも公式サイトに用意されています。

項目 費用 ライセンス
本体 無料 zlib
寄付・スポンサー 任意 —

raylib は公式サイトからダウンロードでき、Windows では導入用の実行ファイルも配られています。ソースコードは GitHub で公開されています。

情報源

raylib のページに出た言葉

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