PlayCanvas は、ブラウザで動く3Dの作品を作るためのエンジンと編集画面です。エンジンと編集画面はどちらも GitHub で公開されています。無料のプランがあり、公開の企画は数に制限なく作れます。非公開の企画を持つには月15ドルからの有料プランが要ります。
PlayCanvas のページの中身
PlayCanvas とは何か
PlayCanvas は、公式サイトが「どんな機材でもすぐ読み込める3Dのための、オープンソースのエンジンと共同作業のできる編集画面」と説明しているものです。作った作品はブラウザの中で動きます。
公式サイトは、作り方を1つに決めていないことを性格として挙げています。画面の上で組み立てる編集画面(Editor)を使う、npm から入れたエンジンをコードで直接使う、React で組み立てる、HTML の Web Components で組み立てる、の4つが並んでいます。
描画については、WebGPU(ブラウザで GPU を使うための新しい仕組み)に本格的に対応した最初期の3Dエンジンの1つであり、計算用のシェーダー(compute shader)も扱えること、あわせて WebGL2(ブラウザで3Dを描くための従来の仕組み)とも互換を保っていることが書かれています。3D Gaussian Splatting(写真から起こした点の集まりで風景を描く手法)の編集・最適化・描画も平台に組み込まれています。
PlayCanvas でなにが作れますか
公式サイトは、PlayCanvas が大小さまざまな制作会社に使われていて、軽いメッセンジャー向けのゲーム、オンライン対戦のゲーム、製品の仕様を選ぶ画面、建築の可視化などが作られていると書いています。
分野としては、ゲーム・AR(現実の映像に重ねる表示)・VR(頭にかぶる機材での表示)・製品の仕様を選ぶ画面・賭け事のゲーム・広告・教育の7つが挙げられています。AR と VR は、組み込みの WebXR(ブラウザで AR・VR を扱う仕組み)に加えて、8th Wall と Zappar との連携でも作れると書かれています。
公式サイトの Featured PlayCanvas Projects には、オンライン対戦のロボット戦闘 Robostorm、Polaris の車両の仕様を選ぶ画面、対戦型の三人称視点シューティング Venge.io、手続きで作られる持続するオンラインの世界 Aritelia が並んでいます。
始め方として公式サイトが示しているのは、端末で npm create playcanvas@latest を走らせる形です。
PlayCanvas の費用とライセンス
PlayCanvas は無料で、公式サイトは「平台のすべてが MIT ライセンス(著作権表示を残せば複製・改変・再配布を無償で認めるライセンス)のもとで GitHub に公開されている」と書いています。
有料のプランは、編集画面の追加の機能を開くためのものです。無料の Free でも、公開の企画は数に制限なく作れ、公開したものの置き場所(ホスティング)も無料です。非公開の企画を持てるのは Personal 以上です。
| プラン | 費用 | 保存できる量 | 公式の説明 |
|---|---|---|---|
| Free | 月0ドル | 1GB | 公開の企画は無制限。公開の共同作業者も無制限 |
| Personal | 月15ドル | 10GB | 個人向け。非公開の企画が無制限 |
| Organization | 1席あたり月50ドル | 50GB | 会社向け。非公開の企画が無制限、チームの管理あり |
契約は最短1か月で、いつでも解約できます。解約しても、公開済みの作品はそのまま動き続けます。ただし非公開の企画は開けなくなり、開くには再び加入するか、その企画を公開にする必要があります。
PlayCanvas を手に入れる場所
PlayCanvas は公式サイトから登録して使い始められます。登録は Google と GitHub のアカウントでも行えます。エンジンと編集画面のソースコードは GitHub にあります。
公式サイトには、製品ごとの入り口(Engine・Editor・SuperSplat・Model Viewer)と、学ぶための Learn、事例の一覧(Explore)が並んでいます。問い合わせ先は support@playcanvas.com です。
- PlayCanvas を手に入れるhttps://playcanvas.com/
- PlayCanvas|料金https://playcanvas.com/plans
このページの情報源
- PlayCanvas — 公式サイト(説明・作り方の選択肢・描画の対応・使われている分野・事例・始め方・ライセンス)https://playcanvas.com/確認日 2026-09-12
- Editor Plans — PlayCanvas(プランごとの費用・保存できる量・解約の扱い)https://playcanvas.com/plans確認日 2026-09-12