TexturePacker とは|複数の画像を1枚のスプライトシートにまとめる買い切りのソフト
TexturePacker は、複数の画像を1枚のスプライトシートにまとめるソフトです。詰め方を4種類から選べ、透明な余白の切り詰め・同じ絵の共有・複数枚への振り分け・PNG の圧縮・GPU 向けの圧縮に対応します。48以上のゲームエンジン向けの書き出しがあり、49.99ドルの買い切りです。
- 分類
- 2Dグラフィック
- 日本語対応
- 日本語非対応
- 費用
- 無料と有料
- 公式サイト
- https://www.codeandweb.com/texturepacker確認日 2026-09-17
TexturePacker の概要
TexturePacker(テクスチャパッカー)は、CodeAndWeb GmbH が開発する、スプライトシート(複数の絵を1枚にまとめた画像)を作るソフトです。手元の絵をまとめ、ゲームで使う形に整えます。公式サイトが配っているのは 8.3.0 で、Windows・macOS・Linux 版があります。
使い方は3とおりあります。画面で操作する方法、コマンドラインから呼ぶ方法、CI(変更のたびに自動で組み立てる仕組み)の中で走らせる方法です。画面で作った設定はプロジェクトのファイルとして保存でき、そのままコマンドラインの雛形として使えます。
絵の入ったフォルダーを画面に引いて落とすと、スプライトシートができます。フォルダーの中身が変わったこと(追加・改名・削除)を見つけると、まとめ直しが自動で始まります。
TexturePacker の特徴
TexturePacker の詰め方
詰め方は4種類です。
| 詰め方 | 内容 |
|---|---|
| Grid | 等間隔の格子に並べます。ゲームエンジンが配置の情報のファイルを読めない場合に使います |
| Basic | 上から下へ順に詰めます。いちばん速い代わりに、空きが多くなります |
| MaxRects | 絵と絵のすきまに置いて、シートの大きさを小さくします。配置の情報のファイルを読めるゲームエンジンが要ります |
| Polygon | 透明な部分を取り除いて、さらに詰めます。多角形のスプライトを扱えるゲームエンジン(Unity・cocos2d-x など)が要ります |
TexturePacker の切り詰めと共有
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 切り詰め(Trimming/Crop) | 絵のまわりの透明な部分を取り除き、詰めて置けるようにします。取り除いた範囲は配置の情報のファイルに残るので、ゲームの中での見え方は変わりません |
| 同じ絵の見分け | 同じ絵が何度も使われている場合、シートには1つだけ置き、残りはそれを指す形にします |
| Multipack | すべての絵を一度に詰め、必要な枚数がいちばん少なくなるように分けます |
| フィルター | どの絵をどのシートに置くかを決められます |
TexturePacker の書き出しと圧縮
| 区分 | 対応しているもの |
|---|---|
| 大きさの自動調整 | 高解像度の絵だけを用意すれば、機器ごとの大きさに縮めて書き出せます |
| PNG の圧縮 | pngquant(画質を保ったまま容量を減らす方式)と、Google の Zopfli を同梱しています |
| GPU 向けの圧縮 | ETC1・ETC2・PVRTC1・PVRTC2・DXT1・DXT5・ASTC・Basis Universal(ETC1S と UASTC) |
| 出力の形式 | PKM・DDS・PVR・KTX・ATF・ASTC・BASIS・KTX2 |
| 画素の形式 | RGBA8888・RGB888・RGB565・RGBA4444 など |
| ゲームエンジン | 48以上に対応します(Unity・Unreal Engine・Godot・Phaser・PixiJS・cocos2d-x・LibGDX・MonoGame・Spine・SpriteKit など)。そのほかは汎用の JSON と XML で受け渡します |
TexturePacker の編集の機能
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 9分割の編集 | 縁と中身を別々に伸ばす9分割(9-patch)の区切りを、専用の画面で決められます。大きさの変わるダイアログ・ボタン・入力欄に使います |
| 基準点の編集 | 絵の基準点(ピボット)を画面で決められます |
| 動きの下見 | 並べた絵の動きをその場で再生できます。基準点を直している間も動き続けます |
| シートの分解 | 既にあるスプライトシートから、絵を1つずつ取り出せます |
TexturePacker の費用とライセンス
TexturePacker は49.99ドルの買い切りで、定額の契約ではありません。ライセンスの鍵は1人につき1つで、複数人で分け合うことは認められていません。複数人で使う場合は Volume License、サーバで走らせる場合は Docker/CI のライセンスがあります。
| 品目 | 費用 | 内容 |
|---|---|---|
| TexturePacker | 49.99ドル | 1人用。更新は1年ぶん |
| TexturePacker + PhysicsEditor | 59.99ドル(定価 74.98ドル) | 2点の組 |
| TexturePacker + SpriteIlluminator | 69.99ドル(定価 99.98ドル) | 2点の組 |
| 2D GameDev Bundle | 79.99ドル(定価 124.97ドル) | 4点の組 |
更新の範囲は「1年」と「無期限」から選べます。1年を選んだ場合、その期間に出た最後の版を、期間が過ぎたあとも使い続けられます。それより新しい版を使うときは、ライセンスを更新します。
年間収益が10万ドル未満の個人の開発者・絵描きには割引があります。会社に所属している場合や、年間収益がそれを超える場合は対象外です。
- TexturePacker の公式サイトhttps://www.codeandweb.com/texturepacker
情報源
- TexturePacker — 公式サイト(詰め方・切り詰め・圧縮・対応するゲームエンジン・使い方・配っている版)https://www.codeandweb.com/texturepacker確認日 2026-09-26
- Buy TexturePacker Pro(公式の購入ページ。価格・ライセンスの種類・更新の範囲・割引の条件)https://www.codeandweb.com/store/texturepacker-single確認日 2026-09-17
- TexturePacker Documentation(公式ドキュメントの入口)https://www.codeandweb.com/texturepacker/documentation確認日 2026-09-17
- TexturePacker のダウンロード頁(版番号と公開日の一覧)https://www.codeandweb.com/texturepacker/download確認日 2026-09-26