Vite とは|開発中の待ち時間を減らすWeb向けの組み立てツール
Vite は、Web のアプリを組み立てるためのツールです。開発中に使うサーバーと、公開用に1つにまとめる命令の2つからできていて、日本語の公式ドキュメントがあります。
- 分類
- プログラミング補助
- 制作の流れ
- 制作
- 日本語対応
- 日本語一部対応
- 費用
- 無料(MIT ライセンス)
- 公式サイト
- https://vite.dev/確認日 2026-09-18
このページの目次
Vite の概要
Vite(ヴィート)は、Web のアプリを組み立てるためのツールです。公式ドキュメントは、名前がフランス語で「速い」を意味し /viːt/ と読むこと、現代の Web の企画に、より速く軽い開発の経験をもたらすことを目指した組み立てのツールであることを書いています。
公式サイトは、掲げる一文を「The Build Tool for the Web(Web のための組み立てのツール)」とし、日本語の版では「Vite は次世代のウェブアプリケーションを支える、超高速フロントエンドビルドツールです。」としています。
権利の表示は「© 2019-present VoidZero Inc. and Vite contributors.」です。
Vite の特徴
Vite はゲームを描く機能を持ちません
Vite が受け持つのは、書いたコードを開発中に配り、公開用に1つにまとめる部分です。絵や音を扱う機能は持ちません。
Vite の2つの部分
Vite は大きく2つからできています。
| 部分 | 何をするか |
|---|---|
| 開発中のサーバー | ブラウザに元から備わるモジュールの仕組み(ES モジュール)の上に機能を足して配ります。書き換えた分だけをその場で差し替える仕組み(HMR)を備えています |
| 組み立ての命令 | Rolldown でコードを1つにまとめます。公開用に最適化した静的なファイルを出す設定が、あらかじめ入っています |
公式サイトは、Vite の利点として4つを並べています。すぐに立ち上がるサーバー、規模によらず速い差し替え、最初から使える機能(TypeScript・JSX・CSS・Workers・WebAssembly など)、そして Rolldown による、使わないコードの切り落とし・組み込みの圧縮・まとまりの細かい制御です。
WebAssembly とは
WebAssembly は、ブラウザの中で機械に近い形のプログラムを動かすための形式です。C や Rust など、ブラウザでそのままは動かない言語で書いたものを、この形に変換して動かします。
Vite の土台としての性質
公式サイトは、Vite を土台にして作るための性質を4つ挙げています。
| 性質 | 中身 |
|---|---|
| 差し込みの仕組み | Rollup の拡張の作り方に、Vite 独自の指定をいくつか足した形です |
| 型のそろった API | この上に作ることを前提に設計されています |
| サーバー側での描画への対応 | 独自の仕組みを組むことも、自分で枠組みを作ることもできます |
| 周りとのつながりの確認 | 自動の試験が、Vite の変更をそれを使う側の企画に対して続けて当てています |
Vite の始め方
npm create vite@latest を実行して、出てくる問いに答えます。yarn・pnpm・Bun・Deno のそれぞれに対応する命令も並んでいます。企画の名前と雛形を、命令の指定として直に渡すこともできます。
雛形は JavaScript と TypeScript の組で用意されていて、vanilla・vue・react・preact・lit・svelte・solid・qwik があります。入れずに試す場では、vite.new/{雛形の名前} を開く形も案内されています。
Vite が必要とする Node.js の版は、20.19 以上か 22.12 以上です。雛形によっては、さらに新しい版が要ります。
Vite が想定するブラウザ
開発中は、新しいブラウザが使われている前提で動きます。変換の当て先は esnext で、書き方を古い形へ落とさず、もとのコードに近いまま配ります。
公開用の組み立てでは、大きな版ごとに決められた日付の時点で広く使えるようになっているブラウザの版を当て先にします。この大きな版では、2023年の半ばごろに出たブラウザの版がそれにあたります。当て先は設定で下げられ、古いブラウザには公式の @vitejs/plugin-legacy で対応します。
Vite の日本語のドキュメント
公式サイトには日本語の版(ja.vite.dev)があります。掲げる一文も、4つの利点の説明も日本語で書かれていて、Vite 2 から Vite 7 までの版ごとの資料と、未公開の版の資料を日本語で読めます。
Vite の費用とライセンス
Vite は無料です。公式サイトは「Vite is MIT Licensed and will always be free and open source.(Vite は MIT ライセンスで、これからもずっと無料でオープンソースです)」と書いています。
MIT ライセンスとは
MIT ライセンス(MIT License)は、著作権の表示とライセンス文を残せば、商用も含めて自由に使ってよいとする短い決まりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 無料 |
| ライセンス | MIT ライセンス |
| 版 | v8.3.0 |
| 前提 | Node.js の版が 20.19 以上か 22.12 以上 |
| 入手の方法 | npm create vite@latest(yarn・pnpm・Bun・Deno にも対応) |
| 権利の表示 | © 2019-present VoidZero Inc. and Vite contributors. |
公式サイトには支援の入口があります。無料とオープンソースでいられるのは貢献者と支援する企業のおかげだとしています。
- Vite|公式サイトhttps://vite.dev/
情報源
- Vite — 公式サイト(掲げている一文・4つの利点・土台としての4つの性質・ライセンスの言明・版と権利の表示)https://vite.dev/確認日 2026-09-18
- Getting Started — Vite 公式ドキュメント(名前の読みと由来・2つの部分・始め方と雛形・必要な Node.js の版・想定するブラウザ)https://vite.dev/guide/確認日 2026-09-18
- Vite — 公式サイトの日本語の版(日本語で掲げている一文・日本語の案内の欄と版ごとの資料)https://ja.vite.dev/確認日 2026-09-18
- vitejs/vite — 公式リポジトリ(ライセンスの表示・企画の置き場)https://github.com/vitejs/vite確認日 2026-09-18