Sprite Fusion とは|2Dのタイルマップを作れるブラウザのツール
Sprite Fusion は、ブラウザで2Dのタイルマップを作れるレベルエディタです。Web版は無料で、登録も要りません。Unity・Godot・Defold など9つのゲームエンジン向けの書き出しと、TMX・JSON・PNG での書き出しに対応しています。
- 分類
- 2Dグラフィック
- 日本語対応
- 日本語非対応
- 費用
- Web版は無料(商用利用可)。デスクトップ版は買い切り$14.99(期間限定価格、通常$19.99)
- 公式サイト
- https://www.spritefusion.com/確認日 2026-09-17
Sprite Fusion の概要
Sprite Fusion(スプライトフュージョン)は、2Dのタイルマップ(同じ大きさの絵を並べて地形を作る仕組み)を作るレベルエディタです。どのタイルセットでも使えるレベル設計のツールで、ブラウザの中でそのまま動きます。
Web版はブラウザで動くため、インストールは要りません。公式サイトは「ノートパソコンでもデスクトップでも、ブラウザから直接使える」と書いています。アカウントの作成も求められません。
Sprite Fusion の特徴
Sprite Fusion では、手持ちのタイルセットの画像を読み込み、タイルを並べてマップを組み立て、そのままゲームエンジンが読める形に書き出せます。
Sprite Fusion のタイルセットの読み込み
公式ドキュメントは、タイルセットの画像を取り込む道を3つ挙げています。タイルセットの欄に画像をドラッグする、クリップボードから貼り付ける、画像ファイルを選んで読み込む、の3つです。
読み込める画像には、寸法の決まりがあります。
| 決まり | 中身 |
|---|---|
| 寸法 | 画像の幅と高さが、どちらもそのときのタイルの大きさの倍数であること |
| 通る例 | タイルが16pxなら、256×256のタイルセットは読み込めます |
| 通らない例 | タイルが16pxなら、250×256のタイルセットは読み込めません |
| 通る例 | タイルが8pxなら、160×80のタイルセットは読み込めます |
| 差し替え | 差し替える画像は、いまの画像と縦横が同じで、プロジェクトのタイルの大きさに合っていること |
タイルの大きさは、プロジェクトの設定で決めます。
Sprite Fusion のレイヤーと当たり判定
レイヤー(重ね合わせる層)を分けてタイルを置けます。当たり判定は、レイヤーごとの印として持ちます。公式ドキュメントは「当たり判定の印はレイヤーごとに付くもので、タイルを1つずつ置くたびに付くものではない」と書いています。
書き出したときの扱いは、書き出し先によって変わります。
| 書き出し先 | 当たり判定の扱い |
|---|---|
| Unity・Godot 4 | 当たり判定の部品や物理の多角形が作られます |
| Bevy・Defold・TMX・JSON | 当たり判定の情報が、読み取れる形で残ります |
| GDevelop・Cocos | どのタイルが当たるかを示す値が書き出されます |
| Phaser・Love2D | 当たり判定の値は書き出され、組み立ては書き出し先のコードで行います |
| Godot 3 | 当たり判定の形は作られません |
隠したレイヤーは書き出しに含まれません。公式ドキュメントは「見えているレイヤーだけが書き出される」と書いています。
Sprite Fusion の書き出し
公式ドキュメントが挙げている書き出し先は次のとおりです。
| 書き出し先 | 何が出てくるか |
|---|---|
| Unity | .unitypackage |
| Godot 4 | Godot 4 のプロジェクトのひとまとまり |
| Godot 3 | Godot 3 のプロジェクトのひとまとまり |
| Defold | Defold のタイルマップとタイルソースのファイル |
| Bevy | Bevy 向けの map.json と spritesheet.png |
| Love2D | Love2D でそのまま使える Tiled の Lua のひとまとまり |
| GDevelop | GDevelop でそのまま使える Tiled の JSON のひとまとまり |
| Phaser | Phaser でそのまま使える Tiled の JSON のひとまとまり |
| Cocos | Cocos でそのまま使える TMX のひとまとまり |
| TMX | Tiled の TMX のひとまとまり |
| Sprite Fusion の JSON | map.json と spritesheet.png |
| PNG | 1枚に平らにした .png |
| UVTT | 卓上ゲーム向けの .uvtt のひとまとまり |
| GB Studio | GB Studio が読める画像 |
ブラウザからの書き出しには5MBの上限があります。
Sprite Fusion の費用とライセンス
Sprite Fusion は無料で、使うためにアカウントを作る必要もありません。あわせて、買い切りのデスクトップ版が用意されています。
| 版 | 費用 | 登録 |
|---|---|---|
| Web版(ブラウザ) | 無料 | 要りません |
| デスクトップ版 | 14.99ドル(通常19.99ドルからの引き下げ) | — |
- Sprite Fusion を手に入れるhttps://www.spritefusion.com/
情報源
- Sprite Fusion — 公式サイト(何をするツールか・ブラウザで動くこと・費用)https://www.spritefusion.com/確認日 2026-09-17
- Sprite Fusion — タイルセットの読み込み(公式ドキュメント)https://www.spritefusion.com/docs/tilemap-editor/editor/importing-tilesets確認日 2026-09-17
- Sprite Fusion — レイヤーと当たり判定(公式ドキュメント)https://www.spritefusion.com/docs/tilemap-editor/editor/layers-and-collisions確認日 2026-09-17
- Sprite Fusion — 書き出しの一覧(公式ドキュメント)https://www.spritefusion.com/docs/tilemap-editor/exporting-maps/export-overview確認日 2026-09-17