PICO-8 とは|128×128・16色の制限の中でゲームを作るエンジン
PICO-8 は、小さなゲームやプログラムを作り、共有し、遊ぶためのファンタジーコンソールです。画面は128×128の16色、カートリッジの大きさは32kに決められていて、価格は14.99ドルです。
- 分類
- ゲームエンジン・フレームワーク
- 日本語対応
- 日本語非対応
- 費用
- 約$15(買い切り)
- 公式サイト
- https://www.lexaloffle.com/pico-8.php確認日 2026-09-05
PICO-8 の概要
PICO-8 は、小さなゲームやそのほかのコンピュータプログラムを作り、共有し、遊ぶためのファンタジーコンソールです。実物のゲーム機のように感じられるが、動くのは Windows・Mac・Linux の上です。
起動すると、コマンドライン、カートリッジを作るための一式のツール、そして SPLORE というオンラインのカートリッジブラウザが立ち上がります。
公式のよくある質問は、ファンタジーコンソールを「実物の機械という不便の無いゲーム機」と説明しています。機械の仕様と画面の形式、開発のツール、設計の文化、配布の場、集まりと遊び手という、ゲーム機を構成するそれ以外のものは全部そろっている、という位置づけです。
PICO-8 の特徴
PICO-8 の仕様
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 画面 | 128×128・16色 |
| カートリッジの大きさ | 32k |
| 音 | 4チャンネル |
| コード | P8 Lua |
| CPU | 毎秒400万仮想マシン命令 |
| スプライト | 8×8 を256枚 |
| マップ | 128×32 タイル |
PICO-8 の使用言語
P8 Lua です。公式のマニュアルは、コードの上限を8192トークンと定めています。組み込みの編集画面のほかに、外の文字エディタも使えます。.p8 の形式はテキストなので、CTRL-R でカートリッジを走らせると、そのファイルが自動で読み直されます。プレーンテキストの .lua のファイルを #include で取り込むこともでき、そのときは走らせるたびに中身が差し込まれます。
PICO-8 に標準で入っている機能
| 機能 | 中身 |
|---|---|
| コードの編集画面 | Lua のプログラムを書きます |
| スプライトの編集画面 | 8×8のドット絵を描きます |
| マップの編集画面 | スプライトを並べて地形を作ります |
| 効果音(SFX)の編集画面 | 64個まで定義できる音を作ります |
| 音楽の編集画面 | パターンを並べて曲を組みます |
| コマンドライン | 保存・読み込み・書き出しを文字の命令で行います |
| SPLORE | オンラインの集まりからカートを探し、お気に入りに入れます |
| KEYCONFIG | 既定の操作キーを変えます |
公式のマニュアルが章立てしている API の区分は、システム・グラフィック・表の関数・入力・音・マップ・メモリ・数学・独自のメニュー項目・文字列と型の変換・カートリッジのデータ・GPIO・マウスとキーボードの入力です。
PICO-8 の対応プラットフォーム
公式のよくある質問が挙げている配布の形は次のとおりです。
| 動かす先 | 版 |
|---|---|
| Windows | 32ビット・64ビット |
| Mac | あり |
| Linux | 32ビット・64ビット |
| Raspberry Pi | 32ビット・64ビット |
| PocketCHIP | あり |
| ブラウザ(Web 版) | 無料。編集画面一式と .p8.png の作成はできるが、書き出しと恒久の保存は無い |
作ったカートリッジは EXPORT の命令で、単体で動く HTML5・Windows・Mac・Linux のアプリに書き出せます。
PICO-8 が読み書きできる形式
EXPORT の命令は、拡張子から出力の形式を決めます。
| 素材 | 形式 |
|---|---|
| スプライトシート・ラベル | PNG(読み込みは128×128で、PICO-8 のパレットに色を合わせます) |
| 効果音・音楽 | WAV |
| マップ | .map.png(1024×512) |
| ソースコード | .lua.png |
| カートリッジ | .p8・.p8.png・.p8.rom |
| Web のアプリ | .html・.js |
| 単体で動くアプリ | .bin |
PICO-8 の動作環境
公式サイトは、Windows・Mac・Linux(i386/amd64)、または 700MHz ほどの CPU を持つ Raspberry Pi のいずれかが要る、としています。
PICO-8 のカートリッジの配り方
カートリッジは特別な .png の形式で保存でき、ほかの利用者へ直接送る、ウェブのカート再生機で誰にでも共有する、のどちらもできます。書き出したカートリッジは PICO-8 でまた開けるので、中のコード・グラフィック・音を見て、直したり調べたりできます。公式のマニュアルは、カートリッジの作者と寄与した人の許諾があるかぎり、書き出したカートリッジとデータを自由に配ってよいとしています。itch.io への掲載の手順も、マニュアルに章が立っています。
PICO-8 の費用とライセンス
公式サイトの価格は14.99ドルです。Windows・Mac・Linux・Raspberry Pi 版が含まれます。購入すると、以後の更新もすべて使えます。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| PICO-8 | 14.99ドル |
| Web 版 | 無料(書き出しと恒久の保存は無し) |
公式サイトの Get PICO-8 から購入とダウンロードができます。
- PICO-8 を手に入れるhttps://www.lexaloffle.com/pico-8.php
情報源
- PICO-8 Fantasy Console(公式サイト・仕様・価格・動作環境・カートリッジの配り方)https://www.lexaloffle.com/pico-8.php確認日 2026-09-17
- PICO-8 FAQ(ファンタジーコンソールの説明・対応プラットフォーム・外の文字エディタ)https://www.lexaloffle.com/pico-8.php?page=faq確認日 2026-09-17
- PICO-8 Manual(仕様・API の区分・編集画面・書き出しと読み込みの形式)https://www.lexaloffle.com/dl/docs/pico-8_manual.html確認日 2026-09-17