RPG in a Box とは|ボクセルで表現するRPGを作る有料のエンジン
RPG in a Box は、立方体のドット(ボクセル)でRPGなどを作れるツールです。プログラミングと模型作りの知識は要りません。Steam での価格は2,000円で、作ったゲームはロイヤリティもライセンス料もなしで売れます。無料の体験版があります。
- 分類
- ゲームエンジン・フレームワーク
- 日本語対応
- 日本語非対応
- 費用
- 有料
- 公式サイト
- https://www.rpginabox.com確認日 2026-09-05
RPG in a Box の概要
RPG in a Box は、公式サイトが「物語や思いつきを、ゲームやそのほかの触れる作品に変えるためのもの」と説明しているツールです。作っているのは Quercus Quag Software です。
名前のとおり、そのために要るものが1つの箱にまとまっている形で、プログラミングの知識も模型作りの知識も要らない作りにしてあります。それでいて、細かく作り替えられる余地は広く残してある、と公式サイトは書いています。
Steam での早期アクセスは2019年8月12日に始まり、2022年5月10日に正式版が出ました。
RPG in a Box の特徴
RPG in a Box が扱う 2D と 3D
土台は3Dです。立方体のドット(ボクセル)でタイル・物・登場人物を組み、升目の世界に並べます。Marching Cubes の設定でボクセルをならして、面の少ない見え方にもできます。スプライトを取り込めば、2Dと2.5Dのゲームも作れます。
RPG in a Box の使用言語
基本的にプログラム言語は使いません。ゲーム中の出来事は、節(ノード)をつないで組む画面で設定し、動作を引いて落として並べます。
コードを書く道も用意されています。Lua に似た独自の言語 Bauxite で「quick scripts」を書けます。公式サイトの FAQ は、Bauxite を RPG in a Box に深く結びつけるために作った簡単な言語だと説明しており、ほかの言語に対応する予定は今のところ無い、としています。
RPG in a Box に標準で入っている機能
| 部分 | 公式の説明 |
|---|---|
| Model Maker | 立方体のドット(ボクセル)でタイル・物・登場人物を組み、コマ送りの仕組みで動かします |
| Map Editor | 組んだタイルで升目の世界を作り、話しかけられる登場人物や物を置きます。升目ごとの移動と自由な移動を、マップ単位で切り替えられます |
| Scripting | ゲーム中の出来事を、節(ノード)をつないで組む画面で設定します |
| Dialogue | 登場人物の会話を、流れ図の形で書きます。選択肢と条件の判定で分岐します |
| Camera System | 標準・等角(アイソメトリック)・一人称の3つの設定から選ぶか、自分で調整します。カメラを台本で動かして場面を作れます |
| Combat Systems | 戦術的なターン制・リアルタイム・メニュー式のターン制から選べます |
| UI Editor | 持ち物・最初の画面・制作者一覧などの見た目を、テーマを作って整えます。ウィジェットの仕組みで独自の仕掛けも作れます |
| Item Editor | 入れ物から見つかる物や、仕事を終えてもらえる物を決めます。薬などの効果は台本で付けます |
| Sound FX Generator | Dr. Petter の SFXR を土台にした内蔵の仕組みで、昔ふうの効果音を作れます |
RPG in a Box が読み込める形式
| 素材 | 対応する形式 |
|---|---|
| ボクセル | MagicaVoxel(.vox)・Qubicle(.qb) |
| 3Dモデル | Blockbench(.bbmodel)・OBJ |
| 2Dの絵 | スプライト |
RPG in a Box の対応プラットフォーム
作ったゲームは単体で動く形に書き出せるので、遊ぶ人が RPG in a Box を持っていなくても遊べます。書き出せる先として公式サイトが挙げているのは Windows と macOS です。
| 書き出せる先 |
|---|
| Windows |
| macOS |
RPG in a Box の動作環境
Steam のストアページが示している最低の条件は次のとおりです。
| OS | 最低の条件 | グラフィック | 空き容量 |
|---|---|---|---|
| Windows | Windows 7 | OpenGL 3.3 以上 | 500 MB |
| macOS | Mac OS X 10.6 | OpenGL 3.3 以上 | 500 MB |
| Linux(SteamOS を含む) | ディストリビューションを問わない | OpenGL 3.3 以上 | 500 MB |
RPG in a Box の費用とライセンス
Steam での価格は 2,000円です。無料の体験版(Demo)が Steam から落とせます。
作ったゲームは自由に配って売れます。ロイヤリティ(売上に応じて別途払うライセンス料)は一切かかりません。作ったゲームと素材は作った人のものです。RPG in a Box を使ったと書き添えることは、求められてはいませんが歓迎されます。
RPG in a Box 自体はオープンソースではありません。公式サイトの FAQ は、公開する予定は今のところ無いと書いています。Godot で作られていますが、Godot のプラグインや派生ではなく、ゲームと同じやり方で作られた独立したソフトだと説明されています。
| 項目 | 公式の記述 |
|---|---|
| 本体(Steam) | 2,000円 |
| 体験版 | 無料 |
| 作ったゲームの販売 | できます(ロイヤリティもライセンス料もかかりません) |
| 作ったゲームと素材の権利 | 作った人のものです |
| ソースコード | 公開していません |
RPG in a Box は Steam で買えます。体験版も Steam から落とせます。
開発の様子を追ったり、質問・要望・不具合の報告をしたりする場として、公式のフォーラムが案内されています。公式のドキュメントも別に用意されています。
- RPG in a Box を手に入れるhttps://www.rpginabox.com
情報源
- RPG in a Box — 公式サイト(説明・機能・書き出せる先・読み込める形式)https://rpginabox.com/確認日 2026-09-17
- FAQ — RPG in a Box(販売の可否・ロイヤリティ・権利・ソースコードの扱い・Bauxite・Godot との関係)https://rpginabox.com/faq確認日 2026-09-17
- RPG in a Box — Steam(価格・体験版・発売日・機能の一覧・動作環境)https://store.steampowered.com/app/498310/RPG_in_a_Box/確認日 2026-09-17
- RPG in a Box Official Documentation(公式のドキュメント)https://rpginabox.com/docs/doku.php?id=welcome確認日 2026-09-17