Stencyl とは|ノーコードで2Dゲームを作るエンジン
Stencyl は、ブロックを組み合わせてノーコードでゲームを作るツールです。Starter は無料で Web に出せます。デスクトップにも出す Indie は年99ドル、iOS と Android にも出す Studio は年199ドルです。ロイヤリティはかかりません。
- 分類
- ゲームエンジン・フレームワーク
- 日本語対応
- 日本語非対応
- 費用
- 無料と有料
- 公式サイト
- https://www.stencyl.com/確認日 2026-09-17
Stencyl の概要
Stencyl は、モバイル・Web・デスクトップ向けのゲームを、コードなしで作るためのツールです。
作り方はブロックを組み合わせる形です。
料金は年ごとの購読で、ロイヤリティはかかりません。
ロイヤリティとは
ソフトを使って作った作品の売上から、ソフトの提供元へ支払う割合のことです。Stencyl はこれを取りません。
Stencyl の特徴
Stencyl の使用言語
**コードを書く必要はありません。**ゲームのロジックは、ドラッグ&ドロップの画面でブロックを組み立てて作ります。この画面は MIT の Scratch プロジェクトの流れを汲んでいて、Scratch のブロックをつなげる仕組みに、新しい機能と、そのまま使えるブロックを数百足しています。
**コードを書きたいときは、書くこともできます。**パワーユーザーは、自分のブロックを作って共有すること、コードでエンジンを拡張すること、ライブラリを取り込むこと、ブロックで組んだ Behaviors(振る舞い)とそのままつながる独自のクラスを書くことができます。
Stencyl の対応プラットフォーム
Stencyl が現在対応しているプラットフォームは、iOS(iPhone・iPad)・Android・Windows・Mac・Linux・HTML5 です。
ただし、実際に公開できる先は加入している段階で変わります。段階ごとの公開できる先は次のとおりです。
| 段階 | 公開できる先 |
|---|---|
| Starter | Web |
| Indie | Web とデスクトップ(Windows・Mac・Linux) |
| Studio | iOS・Android・Web・デスクトップ |
Starter でも、有料の対象の環境(iOS・Android・Mac・Windows・Linux)で自分のゲームを試すことはできます。試せますが、そこへ公開することはできません。
Stencyl の段階ごとに付くもの
Indie と Studio に共通して付くものは次のとおりです。
| 付くもの | 中身 |
|---|---|
| 最新の版への早期の接続 | 先に新しい版を使えます |
| 公開できる先 | Web・Windows・Mac・Linux |
| パブリッシャーを通した公開 | Steam のようなパブリッシャー経由で出せます |
| 表示 | 透かしや強制の Stencyl の表示が入りません |
| 相談の場 | 顧客だけが入れるフォーラム |
Studio には、さらに次のものが付きます。
| 付くもの | 中身 |
|---|---|
| 公開できる先 | iOS と Android |
| 広告 | iAd・AdMob ほかに対応します |
| 順位表 | iOS と Android のリーダーボード |
| 課金 | iOS と Android のアプリ内課金 |
| 拡張 | 機能を足す第三者のプラグイン |
Stencyl が標準で使える機能
作る画面には、次のようなものがあります。
| 画面 | 何をするか |
|---|---|
| Scene Designer(場面の設計) | Actor(アクター)・タイル・地形から世界を組み立てます。選択のツール、拡大、格子への吸着、塗りつぶしなどの機能があります |
| Actor Editor(Actor の編集) | コンピューターから絵をドロップして Actor を作り、見た目・振る舞いと物理の性質を調整します |
Stencyl の広告の対応
広告については、モバイル向けのゲームは Studio で iAd と AdMob に対応していて、Web 向けのゲームは Newgrounds を使えます。広告の仲介を含む、より多くの種類の広告のネットワークは、拡張(extensions)を通して対応されています。
Stencyl で作ったゲームの収益の形
ゲームで収益を得る形には、次のようなものがあります。
Stencyl の費用とライセンス
Starter は無料です。Indie は年99ドル、Studio は年199ドルです。年ごとの購読で、ロイヤリティはありません。
Starter は、個人の私的な利用に対して許諾されています。教室の中で Stencyl を使うつもりの学校・教育の事業者・教師(個人として使う場合ではない)は、無料のプランをソフトの評価にのみ使えます。
Starter では、Web/HTML5 のゲームを無料で公開できます。ゲームの前に、Stencyl のブランド表示がスプラッシュ画面として出ます。
| 段階 | 年あたりの費用 | 公開できる先 |
|---|---|---|
| Starter | 無料 | Web(ゲームの前に Stencyl の表示が入ります) |
| Indie | 99ドル | Web とデスクトップ |
| Studio | 199ドル | iOS・Android・Web・デスクトップ |
受け付けている支払いは、クレジットカード、デビットカード、PayPal です。Studio ライセンスを購入したい個人の学生・教師向けの割引があります。Indie から Studio へは、多くの場合アップグレードできます。
公式サイトの「Download Stencyl」から入手できます。Indie と Studio は、料金のページの「BUY NOW」から購入できます。
公式サイトには、Stencylpedia、Blocks Guide(ブロックの手引き)、Sample Games(サンプルゲーム)、Developer Center(デベロッパーセンター)へのリンクがあります。
- Stencyl の公式サイトhttps://www.stencyl.com/
情報源
- Stencyl — 公式サイト(何をするツールかの説明・メニューのリンク・入手の場所)https://www.stencyl.com/確認日 2026-10-20
- Pricing — Stencyl 公式(3つの段階と年あたりの費用・公開できる先・無料の段階の条件・支払いの手段・割引)https://www.stencyl.com/pricing確認日 2026-10-20
- About Us — Stencyl 公式(何をするツールかの説明)https://www.stencyl.com/about確認日 2026-10-20
- Features — Stencyl 公式(対応するプラットフォーム・ブロックで組む形・コードを書く場合・作る画面・広告と収益の形)https://www.stencyl.com/features/確認日 2026-10-20